先生ご無沙汰しておりました。いつもご回答ありがとうございます。 ご質問がありますのでこの度も宜しくお願いします。
SSRIでセロトニンやSNRIでノルアドレナリンを賦活して意欲を 出そうと思って使用した場合に依存症にはならないでしょうか?ドパミンを賦活するものは依存性があり危険だと思いますが、ノルアドレナリンを賦活しつづけても依存症にならないか心配でご質問させていただきました。
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No.2839 - 2020/10/04(Sun) 01:22:11
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / デス見沢 | | | No.2846 - 2020/10/04(Sun) 16:32:50 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / 研ちゃん | | | ご回答ありがとうございます。一般的に躁転・躁状態になるのはドパミンが流れる時だと思いますが、セロトニンとノルアドレナリンが賦活されても躁転するのでしょうか。躁状態はどの神経伝達物質が関係しているのでしょうか?
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No.2856 - 2020/10/04(Sun) 18:05:16 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / デス見沢 | | | No.2861 - 2020/10/05(Mon) 17:38:45 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / 研ちゃん | | | 先生ご回答ありがとうございます。あと一点だけ双極性障害についてのご質問ですが、躁状態にある人は労働の成果が上がったり、芸能人や芸術家等は躁状態によって創作の才能が非常に発揮されているように見えたりする事があります。世間的に非常に高く評価されている事が多いですが、
躁状態をメリットのあるものとして評価しても良いものなのでしょうか? 素晴らしいと評価されると同時にそれが病気であるという二重の評価にどこか変なものを感じてしまいます。。
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No.2866 - 2020/10/06(Tue) 00:48:18 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / よこ | | | 躁状態の人と仕事を複数回したことがありますが、労働の成果が上がる、創作の才能が発揮されるというのは当たらないように思います。文字を扱う仕事や事務仕事などでは、大変大量の仕事を処理されますが、たいてい結果がめちゃくちゃでそのまま使えず、全部やり直しになります。創作も、雑な思いつき程度のものが量産されるだけで使い物にならないことがほとんどです。本人だけがすごい仕事をしたと満足されています。
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No.2867 - 2020/10/06(Tue) 13:54:00 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / 別のよこ | | | 私も躁を経験しましたが、そのときはすごい量の本を読んだ気がしますが、頭にはなにも残っていない。
>芸能人や芸術家等は躁状態によって創作の才能が非常に発揮されている
話が逆で、評価されたものが残っていて、で、それが躁状態のときのものだった、ということ。「評価されていない躁状態」が歴史に残ることはないでしょ。
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No.2871 - 2020/10/06(Tue) 17:01:32 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / デス見沢 | | | 治療が必要なほどの躁鬱で有名な人ったら北杜夫くらいしか知らないんだが それでも躁の時は仕事になってないぞ 躁鬱だったとしても仕事をしてるのは「躁でもウツでもない時」だろ
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No.2872 - 2020/10/06(Tue) 17:04:36 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / 研ちゃん | | | 双極性障害の芸能人、作家、音楽家でもロベルトシューマンという人の作曲数が躁状態の時に大量の楽曲が出来たようです。評価される時は躁状態が多く躁状態・双極性障害に罹患していなければ無かったのではないかというような事が多いとおもいます。三島由紀夫などの小説家も双極性障害であったといわれているようです。
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No.2875 - 2020/10/06(Tue) 18:27:25 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / 研ちゃん | | | これらの歴史的に評価されている芸術家・芸能人・作家・音楽家は双極性障害が功を奏したかのように言われる事があって、その才能を認めている精神科医もいるようです。そのような双極性障害の患者はよく「天才」という評価がされているように思います。その点で双極性障害には長所、お得な見方をしているかのように聞こえる事があって、長所・お得であれば治療しなくてもいいのではないかとさえ感想を抱いてしまいました。
そこで疑問ですが、治療によって才能が発揮できなくなるのでしょうか?治療によって創作活動がピタっと止まってしまったりアイデアが急に枯渇してしまったり・・・。 それとも「双極性障害の天才」という話自体が嘘なのでしょうか?
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No.2876 - 2020/10/06(Tue) 18:30:37 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / よこよこ | | | スタートダッシュでは躁状態でも物事完成させるには理性的な状態を持続させねばなりません。 躁状態のままなら投げっぱなしとなることが9割強だと思います。多分創作を趣味にしている双極性の人はみんな心当たりがあると思うけど躁状態でつっぱしって作ったり書いたりしたものは手直ししないとどうしようもないものが多い。 第一躁状態でやらかすことと言ったら一生後悔するようなことや一生謝っても謝り切れない大迷惑やらでもし医者が躁の人間は天才的創作能力があるから今日から治療しません、と宣言したら土下座して治療してくださいって頼みますよ。
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No.2881 - 2020/10/07(Wed) 17:07:20 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / よこ | | | 双極性障害の方々とお付き合いして思いますが、長所であるとかお得であるとかは全く感じません。 躁状態では、人間関係、信頼関係が完全に破壊されてしまうことが往々にしてあります。たとえ血縁であってもです。 金銭的にも破滅まっしぐらという行動をとってしまいがちです。 1日でロールスロイス5台購入してしまうとかですよ。 本人は(躁状態の間は)それでいいかもしれませんが、周囲の人間としては、できることなら治療して欲しいと思わざるを得ません。 病者の芸術活動を支援するという立場のお医者さんも、儲けられればそれでいいのかと色眼鏡で見てしまいます。
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No.2882 - 2020/10/07(Wed) 17:36:07 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / デス見沢 | | | まず「才能がある」ということと「双極性障害である」ということは全く関 連のない別の事柄である、ということは理解できる?
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No.2887 - 2020/10/07(Wed) 18:14:17 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / 研ちゃん | | | ご回答ありがとうございます。やはり別のものなんですね。 双極性障害だから=才能がある・能力が高い・天才という結び付けは誤りという事ですか。
双極性障害を語るときに、芸能人に多いとか、 天才ネタがセットで語られる機会が多いのでついつい双極性障害の躁状態が才能を発揮しているように思えていました。
躁状態が才能を発揮するモードになっているわけではなく、 能力が高まっているわけでもなく、ただの病気であり何の 得もないと考えるのが正しい認識でしょうか。
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No.2888 - 2020/10/07(Wed) 19:49:59 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / 双極 | | | 病気の特性として才能がある、というのは誤りだと思います。
しかし、 双極に限らず、例えば発達障害でも同様の語られ方をされることがあります。 例)アインシュタインはそうだった、など。
病気症状の一般向け啓蒙HPや病院での説明パンフなどにもこうした記事はよくあります。
これは、病気へのネガティブな見方を減らし、ポジティブな見方に置き換えたいという気持ちの表れかとは思うのですが、かねがね誤解を誘う表現だとは思っていました。
冷静に考えてみたいのですが、例えば、それぞれの病気や障害の集団の中に一握りの天才がいるとして、それは一般人集団の中における天才の出現率に比べて高いのか?というとどこにもそうした記事はありません。
また、たしかにそうした天才の存在は事実だとしても、それ以外の大多数の患者は、そうした類まれな才能は持ち合わせてはいないのが現実でしょう。
かといって、障害のハンデばかりを強調すると、話が暗くなってしまうので、やや牽強付会的に天才の類例を持ち出すことが濫用されている、ということかと思います。
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No.2889 - 2020/10/07(Wed) 21:34:53 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / 研ちゃん | | | なるほど。 そういう意味において天才ネタが使われている事はおおいにありそうですね。 双極性障害は天才ネタとセットで語られる事が多すぎるように思います。ネットでちょっと検索すると歴史上の有名人や天才の名前が出てきますよね。
ドイツの文豪ゲーテやら画家のゴッホやら小説家の三島由紀夫・太宰治やらマライアキャリーまで芸能人を入れるとかなりの人数になるとおもいます。
天才の秘訣が躁状態・双極性障害にありという判断を医療が認めているのかと思っていました。
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No.2890 - 2020/10/07(Wed) 22:12:40 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / デス見沢 | | | そもそも「自分でコントロール出来る」なら躁ではない。
中島らもが「ガダラの豚」書いたあとで「あの時は躁だった」みた いなこと言ってたが、あの作品は綿密な伏線がいたるところに張り 巡らされた高度に計算されたもので、とうてい躁状態で書けるもの ではない。 じゃなんでそんなこと言ったのかと言うと、ドグラマグラと同じく 「狂人が書いた」テイにすれば「売れるから」。
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No.2896 - 2020/10/08(Thu) 17:16:33 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / よこ | | | 身内にもともと芸術家であり、途中で双極性障害を発症したものがおりましたが、発症してからはまともな作品は作れず(衝動に駆られて何かを作ろうとはするが完結させることができないため)、ゴミを量産することしかできなくなっていました。
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No.2901 - 2020/10/08(Thu) 17:29:50 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / 研ちゃん | | | なるほどなるほど、 作家に躁状態の狂人エピソードがあれば読み手は作家と作品に対する好奇心がより高まるという事ですね。たしかに芸能人はテレビで自身の狂人変人エピソードを語る事が多いですが、それによって関心を集め注目度を高める事ができるだろうという事でやってるわけですね。神格化のために凡人とちがう狂人エピソードがウケるネタになってるわけですね。
そうすると結論は躁状態で物事をする=支離滅裂・メチャクチャというのが正しい認識ですね。
今回も納得・理解できました。
どうもありがとうございました。
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No.2902 - 2020/10/08(Thu) 18:48:27 |
| ☆ Re: SSRI SNRIの使用法 / 教育 | | | こういうのが教育版に行けばいいと思う あそこだと議論もできるしね 今の教育版は議論さえ出来ないよね そんでもうこれも長いし。
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No.2904 - 2020/10/09(Fri) 08:05:25 |
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