| 月刊誌「WiLL9月号」と「Hanada9月号」の広告を見て、評価できる部分と評価できない部分 --------------------------------------------------------- 7月26日の読売新聞に、月刊誌「WiLL9月号」と「Hanada9月号」の、下記広告が掲載されていて、その中の「Hanada」の「自衛隊は便利屋か 元最高幹部が問題提起」と、「WiLL」の広告の中の、「モノ言う株主 実はハゲタカが狙う東芝切り売り」という部分に注目しました。
この二つのテーマは、私が、H126 「自衛隊員は無料で使える“便利屋”ではない −災害時の緊急対応に姿を見せない公務員−」と、掲示板 No.1005 - 2021/06/26 「“モノ言う株主”とは何か」で考えた視点(問題意識)と一致したからです。
この二つはいずれも大事な問題と考えますが、新聞・テレビではそういう問題意識は見られません。
一方で両誌共に、コロナ対応とオリンピックの開催に関して、「無観客」主張者を批判し、菅総理を「それに反対した」として称賛しています。
緊急事態等の宣言と終了を何度も繰り返し、感染の拡大と長期化と、国民の「“緊急”疲れ」を招来したことは,トップ(総理)の判断が甘かったことが大きいと言わざるを得ません。
また、両誌の広告では、何と菅総理の“笑顔”の写真が掲載されていますが、これは限りなく“歪曲”に近い報道と言うべきです。菅総理がこのような笑顔を見せることは皆無です。少なくとも、会見・演説などで国民の前に現れる時にこのような表情は絶対ありません。
彼の表情は無表情で無愛想です。目は完全に死んでいます。話す言葉は毎回「しっかり」、「万全」、「努力する」などの意味の無い、具体性の無い言葉を連発するだけで、ひとかけらの誠実さも熱意も感じることが出来ません。人格の欠陥を表していると思います。
しかも、国民に負担を掛けるあらゆる対策は、「知事の要請」を待って、それを受けて「専門家」に諮り了承を得てから実行するパターンばかりで、率先して、リーダーシップを発揮する姿勢が全くありません。考えているのは、責任の回避だけで、率先するのはお金をばらまく時だけです(黒い雨裁判)。
このような「姿勢」で、「死んだ目」で国民に語りかけても、誰も頑張ろうという気にならないのは当然です。
|
No.1009 - 2021/08/01(Sun) 18:04:11 [pknn018-223.kcn.ne.jp]
|