| 存在する価値がない文科省(相) −各地の教育委員会に100%丸投げ−
8月20日のNHKテレビニュースは、「新学期の全国一斉臨時休校『要請の考えはない』 文科相」と言うタイトルで、次の様に報じていました。 ---------------------------------------------------------- 新学期の全国一斉臨時休校「要請の考えはない」 文科相 2021年8月20日 12時56分 NHK
20日から緊急事態宣言などの対象地域が拡大される中、萩生田文部科学大臣は、学校が担う役割の重要性は感染が拡大している中でも変わらないなどとして、夏休み明けの新学期について全国一斉の臨時休校を要請する考えはないという認識を示しました。
新型コロナウイルス対策で、20日から緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の対象地域が拡大され、期限はいずれも来月12日までとなります。
萩生田文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で「学校は学習機会と学力の保障だけではなく、子どもたちの居場所やセーフティーネットとして健康を保障する福祉的な役割を担い、その重要性は感染症が拡大している中でも変わらない」と述べました。
そのうえで、夏休み明けの新学期の対応について「国から全国一斉の臨時休校を要請することは考えていない。地域一斉の臨時休校については、学びの保障や心身への影響などを考慮し、慎重な検討が必要だ」と述べました。
一方、学校での感染拡大の予防策として「感染状況は地域で異なり、自治体で劇的に増えたり、医療体制など考慮する指標がある。保健所などと相談し、学級や学年の単位など必要な範囲で臨時休校を行うことは考えられる」と述べました。
また、教員へのワクチン接種について「教員の安全を確保し、児童生徒への感染を防ぐことが不可欠だ」と述べ、希望者にはできるだけ早く接種を済ませるよう呼びかけるとともに、接種を行う自治体などに対して協力を求めました。 ----------------------------------------------------------- これは文科省が自ら、文科省は不要であると言っているに等しいと思います。学校の重要性を強調していますが、児童・生徒の生命・健康もそれ以上に大事です。
各地の実情を考慮することは必要であるとしても、一定の裁量の余地を与えることが有益であるにしても、100%丸投げはあり得ません。 学校の役割として「居場所」と言っているのは、共働き家庭への配慮でしょうか。
考え方、判断の基準を示さなければ、丸投げされた方も困惑するし、各地の教育委員会等がバラバラにすれば、とんでもない事を始める教育委員会が出てくることが考えられるし、中には教師の都合最優先で決定するところが出てくるかもしれません。
更に、全国知事会とか、日教組が意見を述べ基準を作る事態も考えられます。
G47 「コロナの緊急事態に際して、何もしない何も考えない、存在感が希薄な萩生田文科相(文科省)」でも述べましたが、本当に萩生田大臣はお粗末です。“教師の働き方改革(手抜き)”以外に関心は無いのでしょうか。
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No.1010 - 2021/08/20(Fri) 17:27:22 [pknn018-223.kcn.ne.jp]
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