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記事No.1034に関するスレッドです

外相に起用された林芳正議員が日中友好議員連盟の会長を務める親中派であることは、読者・視聴者に知らせるべき / 安 藤
外相に起用された林芳正議員が日中友好議員連盟の会長を務める親中派であることは、読者・視聴者に知らせるべき

 11月6日の読売新聞と、NHKのテレビニュースは、それぞれ林芳正議員の外務大臣起用について、次の様に報じていました。
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外相に林芳正氏起用へ…岸田派ナンバー2の政策通
2021/11/06 07:08 読売

 岸田首相は5日、自らが兼務している外相について、林芳正・元文部科学相(60)を起用する意向を固め、与党幹部に伝えた。10日の第2次岸田内閣の発足に合わせて任命する。首相は、外相を務めていた茂木敏充氏が自民党幹事長に就任した4日から外相を兼務している。

林芳正氏
 林氏は、米ハーバード大大学院を卒業後、1995年の参院選で初当選し、5回の当選を重ねた。防衛相や農相、文部科学相などを歴任した。

 今年8月に参院議員を辞職後、10月の衆院選に山口3区からくら替え出馬し、初当選した。首相が率いる岸田派では、ナンバー2の座長を務めている。2012年の自民党総裁選に出馬した経験がある。

 中国は尖閣諸島(沖縄県)周辺海域で海警船による挑発行為をエスカレートさせており、北朝鮮は弾道ミサイルの発射実験などを繰り返している。ロシア、韓国などとも外交課題は山積している。

 米国とは、22年度以降の在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)を巡る交渉が近く本格化する見通しだ。首相は側近で政策通の林氏の起用で、態勢を強化する狙いがあるとみられる。
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林芳正氏を外相に起用へ 岸田首相 意向固める
2021年11月6日 11時57分  NHK

岸田総理大臣は、今月10日にも発足させる第2次岸田内閣の外務大臣に、林芳正 元文部科学大臣を起用する意向を固めました。

先の衆議院選挙で、小選挙区で敗れた甘利前幹事長が辞任したことを受けて、岸田総理大臣は、後任に外務大臣を務めていた茂木幹事長を起用し、第2次岸田内閣を発足させるまでの間は、みずからが外務大臣を兼務しています。

こうした中、岸田総理大臣は、今月10日にも発足させる第2次岸田内閣の外務大臣について人選を進めた結果、林芳正 元文部科学大臣を起用する意向を固めました。

林氏は、60歳。参議院山口選挙区で5回当選したあと、先の衆議院選挙に山口3区から立候補して初当選しました。

父親の林義郎 元大蔵大臣の秘書官を経て、平成7年の参議院選挙で初当選し、これまでに防衛大臣や農林水産大臣、文部科学大臣などを歴任しました。また、岸田派で座長を務めています。

岸田総理大臣としては、みずからが率いる派閥の幹部を務めるなど信任の厚い林氏を外務大臣に起用することで、日米同盟の強化をはじめとする外交政策を着実に進めたいというねらいがあるものとみられます。
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 読売は“中国と尖閣諸島”在日米軍駐留経費について、NHKは“日米同盟強化”について触れていますが、どちらも彼が「日中友好議員連盟の会長を務めるきっての親中派(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E8%8A%B3%E6%AD%A3)と見られている人物である事には、全く触れていません。これでいいのでしょうか。

 読売新聞は世論調査をする度に、「インターネットでフェイクニュースが氾濫する中で、宅配紙新聞の記事は信頼できる」と、自画自賛することが常です。

 確かに新聞・テレビはすぐバレるような嘘は報じないようですが、今回の報道で、林議員が日中友好議員連盟の会長を務める親中派であることは、読者・視聴者に知らせるべき事であり、それにも拘わらず報じないのは、隠していると言うべき事態であり、それは“嘘をついている”のと同じです。

 これは、自民党総裁選挙の最中に、河野太郎ワクチン担当相とその一族が株式を保有し、中国に子会社を持つファミリー企業「日本端子」から6,700万円の政治献金を受け取っていることが、暴露されましたが、新聞・テレビは全く報じることがなかったのと、同じケースです。

 日本国民の言論の自由は、中国の前に風前の灯火状態ではないのでしょうか。

No.1034 - 2021/11/06(Sat) 22:29:15 [pknn018-223.kcn.ne.jp]