| 約束を破った記者の実名と社名と顔写真はなぜ公表しない
2月4日の朝日新聞は、「差別発言が出たオフレコ取材とは 意義大きい場合は交渉し実名報道も」と言う見出しで、次の様に報じていました。 ----------------------------------------------------------------------------------- 差別発言が出たオフレコ取材とは 意義大きい場合は交渉し実名報道も 朝日新聞社 - 昨日 2138
岸田文雄首相は4日、性的少数者や同性婚をめぐって「隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」などと差別発言をした荒井勝喜・首相秘書官を更迭した。
荒井秘書官の差別発言とその後の釈明 © 朝日新聞社 問題になったのは、荒井氏が3日夜、官邸でオフレコを前提にした取材に答えた発言だった。
複数のメディアによると、荒井氏は性的少数者や同性婚について、「見るのも嫌だ」「秘書官室もみんな反対する」「同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」といった趣旨の発言をした。
こうした発言が問題視され、実名で報じられると荒井氏は3日深夜、改めて記者団の取材に応じ、「見るのも嫌とは言っていない」と一部は否定したものの、報じられた発言の内容はおおむね認め、「完全に撤回させていただく」とした。
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取材の現場では、政権運営や政策決定の背景などを把握するため、記者会見など公式の取材機会とは別に、実名での引用を前提としないオフレコ(オフ・ザ・レコード)取材を行っている。
首相秘書官をはじめ政府高官らが官邸に出入りする際などに、記者団がオフレコ取材をする。取材した内容は、発言者を特定せず、記事で引用することがある。ただ、実名で報道する社会的意義が大きいと判断したときは、取材相手と交渉するなどして、オフレコを解除し、発言を報じる。
荒井勝喜・首相秘書官は3日、記者団のオフレコ取材に対し、差別発言をした。複数のメディアが実名で報道し、その後、荒井氏が実名報道を前提にしたオンレコの取材に応じ、発言を釈明した。朝日新聞は、荒井氏が差別発言をしたオフレコ取材の場にはいなかったが、発言を釈明したオンレコ取材などを通して、その内容を報じた。 ------------------------------------------------------------------
約束を破られた“被害者”の氏名は公表し、約束を破った“加害者”の氏名・社名は,同業者は隠し、本人も名乗り出ないとはどういうことか、マスコミ業界関係者の身勝手・モラルの低さを物語って余り有る。 オフレコ質問は誘導尋問ではなかったのか。 「引用を前提としないオフレコ(オフ・ザ・レコード)取材」という説明は誤りで、本来は「引用しないことを前提とする」と言うべきではないのか。
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No.1076 - 2023/02/05(Sun) 07:48:08 [pknn018-223.kcn.ne.jp]
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