朝日新聞がアピールするのは、文字の大きさと教育記事と景品の提供しかないのか
6月20日、読売新聞を購読しているわが家に、添付のような朝日新聞のチラシがポストに入っていました。よくある新聞勧誘のチラシです。それをみてまず気づくことがあります。 このチラシには、朝日新聞の政治的な立場、各政党に対する主張、その他の政治問題に対して自らのスタンス、記事の特徴を一切明らかにしていません。無色透明を装っています。なぜでしょうか、これらは消費者が新聞を選択するに当たって重視する点であると思います。
通常自由競争の市場では、広告宣伝とは競合する他社の製品と比較して自らの優位を宣伝するものです。他社との比較、違いを明らかにすることのない広告は意味がありません。朝日新聞がアピールするのは、文字の大きさと教育記事と景品の提供しかないのでしょうか。それ以外の新聞記事はどれを読んでも他紙と同じなのでしょうか。もし、そうだとしたらそれは言論の自由とは似てもにつかない社会ではないのでしょうか。
朝日新聞は読者にとって重要なことを隠していると思います。朝日新聞に限らず、日本の新聞はすべて、読者にとって重要なことを隠して営業しています。なぜでしょうか。自由競争を拒んでいるとしか考えられません。新聞業界に自由競争原理が実現し、読者・国民の多数意見が商品(紙面)に反映するのを拒んでいるとしか考えられません。
このような市場環境の下で、新聞紙面に書かれている新聞社の意見が、たとえそれが巨大部数を誇る新聞社のものであったとしても、それが読者の多数意見を反映していると言う根拠は全くありません。それはあくまで新聞社の意見であり、国民・読者の多数意見とは無縁のものです。
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No.90 - 2012/06/24(Sun) 21:05:42 [pon218-252.kcn.ne.jp]
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