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記事No.912に関するスレッドです

プロの大相撲とアマチュアの高校野球で、開催・中止の対応が別れた理由 / 安 藤
プロの大相撲とアマチュアの高校野球で、開催・中止の対応が別れた理由

 NHKのテレビは毎日無観客の大相撲大阪場所を放映しています。力士達にはご苦労様とねぎらいの声を掛けたい気がしてきます。
 一方で選抜高校野球は中止になりました。

 スポーツにはアマチュアスポーツとプロスポーツズが有りますが、それぞれの相違を言えば、アマチュアは選手のためのスポーツで、プロは観客のためのスポーツと言えると思います。
 その中で、高校野球はアマチュアスポーツの代表格であり、大相撲はプロスポーツの代表格と言って良いと思います。

 この両者が同じように「新型コロナ」脅威に遭遇して、プロスポーツの大相撲は無観客相撲で対応し、センバツの方は無観客も検討はしたものの、結局中止を選びました。
 上記のプロとアマの立場を考えれば、これは本来とは逆であるように思います。

 高校野球の選手にとって“夢の甲子園”は一生に一度のチャンスであり、出来ることなら無観客でも大会を開催すべきであったでしょう。広大な甲子園球場で選手の感染リスクが高いとは思えません。
 但し、熱心な応援団が主体の観客席のリスクは高いと考えなければなりませんので、無観客と言う事になるでしょう。

 一方で大相撲は年に6場所有る興業であり、1場所中止しても、選手(力士)に与えるダメージはほとんど無いでしょう。しかし、大阪の観客にとっては年に一度の本場所が見られなくなるのを残念と思うファンはいるかも知れません。
 リスクはどうかと考えると、相撲は力士が裸で汗まみれで組み合う格闘技であり、感染リスクはあると思います。観客席も桟敷席などは他人と接触があり得るので、感染リスクは高いと思います。 こう考えると大阪場所は「中止」でもやむを得なかったと思います。

 大相撲と高校野球という、プロ・アマの代表的スポーツ大会で、伝染病の蔓延に対して開催・中止の判断が、あるべき姿と異なったのは、何か別の理由があるような気がします。

No.912 - 2020/03/19(Thu) 17:30:25 [pknn018-223.kcn.ne.jp]