| 判断能力と責任感、決断力に欠ける安倍総理
4月4日のNHKのテレビニュースは、「新型コロナ 感染拡大で医療機関の受け入れがひっ迫」と言うタイトルで、次のように報じていました。 -------------------------------------------------- 新型コロナ 感染拡大で医療機関の受け入れがひっ迫 2020年4月4日 6時24分新型コロナウイルス NHK
新型コロナウイルスの感染拡大で、政府は、東京や大阪といった感染者が急増している地域の医療機関の受け入れがひっ迫していることから、病床の確保など医療体制の維持に全力を挙げることにしています。
東京都で連日100人近い患者が確認されるなど、新型コロナウイルスの感染は都市部を中心に急速に拡大していて、西村経済再生担当大臣は、法律に基づく「緊急事態宣言」を行うかどうか、「瀬戸際の瀬戸際が続いている状況だ」と述べました。
一方で、政府内では、「宣言を行わなくても各自治体の判断で多くのことが実施できる」という指摘や、「宣言を行えば、人、モノ、カネの流れがすべて止まる」などと、慎重な対応を求める意見も出ています。
政府は、東京都などで感染者が増えたことについて、先月20日からの3連休に、行楽地で多くの人出があったことなどが影響していると見ていて、引き続き、感染動向の変化などの把握に努めることにしています。
また、東京や大阪といった感染者が急増している地域の医療機関は、患者の受け入れがひっ迫していることから、政府は、軽症の人は自宅などで療養してもらうことで、病床の確保に努めるほか、都内では、受け入れ先として、オリンピックの警備にあたる警察官のために準備していた宿舎の活用も検討するなどして、医療体制の維持に全力を挙げることにしています。 ----------------------------------------------------- 感染者が毎日急増している東京都知事などは、法律に基づく「緊急事態宣言」を待望していますが、それに対して政府は、「瀬戸際の瀬戸際が続いている状況だ」、「宣言を行えば、人、モノ、カネの流れがすべて止まる」、「宣言を行わなくても各自治体の判断で多くのことが実施できる」などと言い続けて、宣言を出しません。 宣言を出さずに終息させることが出来る、回避できるという見込み・確信があるのでしょうか。
出さずに済めばそれに越したことはありませんが、それでは済まず、出すのが遅れれば被害は比較にならないほど拡大することが容易に予想できます。 「出さなくても出来る」か否か、ではなく、「出さない方が良い」か「出した方がいい」かのどちらかを判断すべきです。
どうせ出さざるを得なくなるなら、早いに越したことはありません。出さずに終息させることが出来るという確信が無ければ、先手必勝、後手必敗です。待つ必要もメリットも何もありません。先延ばしは単に決断力の無い人間のすることでしか有りません。後になって宣言をするまでも無かったと思われる結果となっても、それで良しと考えるほか有りません。
政府の対応で出てくることが「病床の確保」とか、「軽症者は自宅で」とか末梢的なことばかりで、大局を見ているか少し気になります。
こんなことは無いと思いますが、日頃、大都市住民のために何かをしようという意識が薄い安倍総理は、「地方創生」が頭にちらついていることはないでしょうね。少し気になります。
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No.922 - 2020/04/04(Sat) 11:28:43 [pknn018-223.kcn.ne.jp]
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