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憲法改正 / かぶと
山伏さん、お返事どうもありがとうございます。とりあえず納得しました。
No.702 - 2017/05/06(Sat) 14:27:26 [sp1-75-214-2.msb.spmode.ne.jp]
憲法改正 / かぶと
結論を先に言わせていただきますと、私は憲法9条を改正して名実共に正式な軍隊を日本はもつべきだと思います。

ただし自民党その他の保守派の人たちの自主憲法論とは一線を画したいと思います。たしかに現行憲法は法律に無知の外国人(GHQ)が草案を書きました。しかしそれは国会の審議で激論にさらされ、当初の草案に無かった25条が挿入されました。だから現行憲法は日本人の血となり、肉となっています。

それではなぜ私は9条の改正に賛成するのかというと、日本を取り巻く国際情勢が変化したからです。

中国と北朝鮮の脅威が高まり、アメリカの力が衰えてきているのです。これに対抗するには日本は敵基地攻撃能力を持つ必要があります。そのためには9条の改正が必要です。  

No.696 - 2017/05/04(Thu) 00:59:09 [sp49-98-146-250.msd.spmode.ne.jp]

Re: 憲法改正 / 山伏
かぶとさん、はじめまして。山伏と申します。

私は、自主憲法論の立場をとっているものですが、最も大切なのは今の憲法の深刻な欠陥を改正によって是正することであり、特定の憲法観を強調する必要はないと思っています。
条文が肝心なのです。日本国憲法の核心は、前文と9条2項において、他国に自国の命運を委ね、自らの国を守る手段を放棄していることにあり、これこそを一刻も早く撤廃すべきです。
憲法9条は、日本を弱体化し、極東委員会からの天皇制廃止要求及び天皇の戦犯としての処罰要求を回避するために存在したものであり、平和主義を体現したものではありません。
改正し、よりよい憲法に創り上げていくことで自主憲法になるのです。

敗戦し、占領され、主権を失った時に制定された憲法に本来、正統性はありませんが、その憲法に基づいて戦後、法令運用が為されてきた歴史を踏まえれば、法的安定性について配慮する必要があります。もっとも、自主憲法論といっても、ほとんどの論者は現憲法の個別の条文については全否定しませんし、憲法破棄についても現実的に不可能なことは理解しており、それを主張する論者は極少数です。

しかしながら、自主憲法論の問題を除いても以前、国軍保持には険しい道のりが続くことを理解しなければなりません。

No.697 - 2017/05/04(Thu) 03:56:02 [14-133-64-195.dz.commufa.jp]

Re: 憲法改正 / かぶと
山伏さん初めまして。

保守派の憲法改正論は、アメリカに現行憲法を押しつけられたものだとずっと反発してきたのではありませんか?まさに特定の憲法観に基づいていたのではありませんか?

No.699 - 2017/05/05(Fri) 16:29:23 [sp49-98-146-250.msd.spmode.ne.jp]

Re: 憲法改正 / 山伏
お返事ありがとうございます。

私の考えは、特定の憲法観をそれぞれ持つのはいいが、それを憲法改正の議論において取り立てて持ち出す必要はないというものです。その憲法観の衝突がイデオロギー対立を招き、これまで建設的な議論を阻害してきました。特に55年体制における自民党の社会党の党派的な対立が典型例です。

条文を良いものにできるのであれば、その前提となる考えにこだわり過ぎる必要はありません。

私は現憲法を、占領基本法(押し付け憲法)だと考えていますし、自民党もそうでしょうが、憲法の問題点はそこだけではありません。
自衛隊と憲法の矛盾をはじめ、運用面で実際に弊害が出ているのです。それをまず、解消することが先決です。

最近行われた憲法審査会においても、自民党は押し付け憲法論を強調せず、これまでの法的な積み重ねを踏まえた見解を述べました。
こうした柔軟な姿勢が大切で、憲法施行から70年を迎えた今、いつまでも「平和憲法」だとか「押し付け憲法」だとか言い合うのは時間の無駄です。

No.700 - 2017/05/06(Sat) 00:24:19 [14-133-216-50.shizuoka1.commufa.jp]

Re: 憲法改正 / 山伏
追記

憲法論議の対立と混迷の責任については、東西冷戦や占領の記憶の生々しさなど、考慮すべき事情はありますが、対立した双方に原因があります。

自民党は、幅広い合意形成を怠っていましたし、岸内閣の退陣以降は、経済優先で憲法論議を避け解釈改憲に頼ってきました。

護憲派は、空想的平和主義から硬直した思考に陥り、9条と現実の矛盾から目を背けてきました。自民党と同様に、憲法論議についても警戒し否定的でした。

こうした状況を打破する必要があります。

No.701 - 2017/05/06(Sat) 01:23:11 [14-133-216-50.shizuoka1.commufa.jp]
安倍首相の改憲戦略をどう見るか / 山伏
憲法記念日の5月3日に、読売新聞一面トップで安倍首相の単独インタビューが掲載され注目を集めています。

そのインタビュー内では核として、「自衛隊の条文明記」、「2020年の新憲法施行」などが示されました。
最も論議を呼びそうなのが憲法9条改正を明言したことです。
これは、9条の1項、2項を維持した上で、さらに3項を設け自衛隊の存在を明記するというもので、いわゆる「加憲」です。
幅広く賛同を得られるよう合意形成を優先した形で、9条の改正案としては最も穏健なものです。いわば、「自衛隊の存在」という現実を憲法に認めさせるということです。
賛同をより得られるよう従来の自民党の主張から後退させ、さらに期限を区切り、勝負に打って出たということでしょう。

この改憲案だと、「自衛隊は軍隊であるかないか」という大きな論点については未解決のままになりますが、「自衛隊は合憲か違憲か」というもう一つの論点については解決されることになります。
日本は軍事アレルギーが以前根強く、9条改正についても、賛成派が僅かに上回った共同通信調査以外の多くの世論調査で反対派が賛成派の二倍以上を占めていますから、9条については、現状ではこれしか現実的な案はないでしょう。
この「自衛隊の存在明記」という改憲案については、潮匡人氏が9条改正を避けずに真正面から訴えるべきという論旨で従来から主張していました。確かにこれならば「おためし改憲」「改憲ありき」といったような批判や不信感を招きにくいでしょう。

こうなると、野党やハト派も含めた合意形成に努める必要があります。「自衛隊の存在明記」について賛成していた主な人物としては私の知る限り、上述の潮氏以外にも、朝日新聞紙上の引退記事において述べた若宮啓文元主筆、古賀誠氏、枝野幸男氏、前原誠司氏など左派から野党系まで幅広くいます。

ただし、維新やこころ以外の野党は既に党派的な反対論を唱えています。朝日新聞も社説で「政治的エネルギーの無駄」として反対しました。朝日新聞の主張は「自衛隊の存在明記」そのものへの反対ではありませんが、元主筆の遺徳を継がなかったようです。

憲法改正について問う国民投票については、既に国政選挙と同時実施か単独実施かといったことも取り沙汰されていますが、そこまで辿り着くのが大変です。
それでも、9条改正の実現可能性が現実的にある以上、やってみる価値はあります。

No.698 - 2017/05/05(Fri) 11:50:42 [14-133-216-50.shizuoka1.commufa.jp]
記者会見のあり方 / 安 藤
記者会見のあり方

 4月3日の今村復興相の“激昂事件”の様子を改めて動画(
)で見ました。記者会見のあり方に問題があると思います。

 記者は質問の形を取って発言していますが、時間の大部分は記者が長々と自分の意見などを述べています。質問の形を取ってはいますが、記者は自分の意見を述べ、会見者と議論をしようとしているのであって、記者の質問に答えるという形を取って、会見者が見解を述べるという本来の記者会見の趣旨から逸脱しています。会見の進行係は制止すべきでした。

 記者は国民の代表でも、読者の代表でも、新聞社の代表でもありません。今回の記者はフリーのジャーナリストであると報じられていますので、只の一個人に過ぎません。
 記者会見は記者が意見を述べたり、会見者と議論をする場ではないと言うことを徹底すべきだと思います。
 このような記者に勲章を与える結果になったことは大変遺憾なことだと思います。

 日本もアメリカの「報道官」制度を真似して、新たな専門の役職を作り、この手の記者の相手をするのはそれらのものに任せ、国務大臣がこのような記者の相手をするのは止めたら良いと思います。閣僚は議会で議員の質問に答えていれば十分だと思います。

(A185記者会見のあり方、記者に発言の権利があるのか −トランプ次期大統領会見 記者の質問さえぎり応酬の一幕も−) (http://www.kcn.ne.jp/~ca001/A185.html)

No.692 - 2017/04/28(Fri) 17:36:32 [pon218-252.kcn.ne.jp]

Re: 記者会見のあり方 / 山伏
記者会見の政治利用なのは明らかだったのですから、すぐに「質問」を打ち切って他の記者を指名すべきでした。
芸能人の記者会見などを見ていると、その辺りの対応が徹底しているなといつも感じるのですが、なぜそれが政府にできないのか。しかも、大臣の記者会見なのにです。
今村前大臣が何度も説明しているにも関わらず「国の責任だ」の一点張りで、質問にも追及にもなっていない。

フリージャーナリストへの取材開放については、記者クラブ制度に対する批判の中でも論点になっているわけですが、このように記者会見を政治闘争の場にしてしまう記者がいる中では、開放には政府も及び腰になるでしょうね。これでは、記者会見が成り立たない。

大臣の国会答弁についても、もっと副大臣が代わりに答弁できるよう与野党で国会改革を行うべきです。大臣は議会に拘束され過ぎており、他国の閣僚に比べて外遊の機会も少ない。首相と外務大臣だけでは、訪問にも限界がある。
重要な答弁のみを大臣が行い、他の誰にでもできる形式的な答弁は副大臣以下に任せるべきです。その方が大臣も行政運営に注力できるし、副大臣などの鍛練にもなる。
以前も与野党が協力すべき課題として、党首討論の定例開催とともに課題に上っていた問題なのですが、結局どうなってしまったのか。やはり、追及の機会が減る野党側が躊躇しているのか。

No.694 - 2017/05/01(Mon) 14:43:59 [14-133-64-195.dz.commufa.jp]

Re: 記者会見のあり方 / 安 藤
山伏 様

ご意見ありがとうございます。

> 以前も与野党が協力すべき課題として、党首討論の定例開催とともに課題に上っていた問題なのですが、結局どうなってしまったのか。やはり、追及の機会が減る野党側が躊躇しているのか。

 以前にも書きましたが、国会の議論を一方通行にせず、与党(自民党)議員から、野党(民進党、共産党)党首への質問(攻撃)を是非実現すべきです。蓮舫国籍問題はもちろん、共産党などは、言っていることと今までしてきたことの矛盾点が山ほどあると思います。見所、聞き所満載の国会中継になると思います。

No.695 - 2017/05/03(Wed) 10:35:12 [pon218-252.kcn.ne.jp]
今村復興相の「東北のほうでよかった」発言事件は、ポピュリズム(大衆迎合(扇動))政治の典型 / 安 藤
今村復興相の「東北のほうでよかった」発言事件は、ポピュリズム(大衆迎合(扇動))政治の典型

 4月26日のNHKのテレビニュースでは、今村雅弘前復興相の「東北でよかった」発言事件は、下記の通りNHKニュースで大事件として報じられました。今日の夜7時から30分のテレビニュースでは、冒頭の10分を使って報じられていました。
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今村復興相 震災復興に関連し「東北のほうでよかった」と発言
4月25日 20時25分 NHK

 今村復興大臣は25日夜、自民党の派閥のパーティーで講演し、東日本大震災の復興に関連して、「まだ東北のほうだったからよかった」などと述べました。その後、今村大臣は、誤解を招きかねない発言だとして撤回し、謝罪しました。

 今村復興大臣は25日夜、所属する自民党二階派のパーティーで講演し、東日本大震災の復興に関連して、「社会資本などの毀損も、いろんな勘定のしかたがあるが25兆円という数字もある。これは、まだ東北のほうだったからよかったが、もっと首都圏に近かったりするとばく大な額になる」と述べました。

 このあと、今村大臣はみずからの発言について、記者団に対し、「東北でもあれだけのひどい災害だったので、これが首都圏に近いほうだったら、もっととんでもない災害になっているという意味で言った。決して東北のほうでよかったという趣旨ではない。取り消させていただく」と述べ、撤回しました。

 そのうえで今村大臣は、「ご心配いただいたことについては、改めてしっかりとおわびを申し上げる」と述べ、謝罪しました。

(以下略)
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 今村復興相が「社会資本などの毀損も、いろんな勘定のしかたがあるが25兆円という数字もある。これは、まだ東北のほうだったからよかったが、もっと首都圏に近かったりするとばく大な額になる」と発言したことが大きく取り上げられ、彼は責任を取って復興相を辞任しましたが、彼の発言の趣旨は「不幸中の幸いであった」であり、「幸いであった」と言っているわけではありません。何ら間違いではありません。マスコミの報道は事実を歪曲していると言わざるを得ません。また彼の発言の様子から見ても、何ら東北の人たちに対する悪意に基づくものではないと思います。

 言葉足らずと言うことはあると思いますが、その点を謝罪すれば十分理解を得られ、何ら問題は無いと思います。NHK他のマスコミの取り上げ方はまさに「揚げ足取り」に他ならず、侮辱ではないものを侮辱だと言って、東北の人たち(大衆)を扇動して政権攻撃の材料にしているだけです。
 これ以上のポピュリズム(大衆迎合(扇動))はないと思います。

No.689 - 2017/04/26(Wed) 22:30:12 [pon218-252.kcn.ne.jp]

Re: 今村復興相の「東北のほうでよかった」発言事件は、ポピュリズム(大衆迎合(扇動))政治の典型 / 山伏
私も、この発言のみならば辞任はやりすぎだと思います。
文脈をみれば、彼の言いたかったことは、首都圏であればもっと大変なことになっていただろうということであり、それに比べれば東北の被害はこれでもまだましだということです。
二階幹事長も言っていましたが、発言の一行だけを取り上げるのは不公平で、言葉尻を捉えて「東北でよかった」という意味だと批判するというのは、もはや捏造です。

また、「失言はその人の本音を表す」というよくある批判もあまりに決め付けが過ぎます。時には本音が現れるということもありますが、自分の気持ちとは裏腹な発言になってしまうというのは日常生活でもよくあることです。こういった批判をする人達はそういった経験もなく、常に完璧な発言をしているのでしょうか。
政治家の発言は一般人よりも重いものですが、言葉尻を捉えた揚げ足取りは本質論からの逃亡に他なりません。

しかし、今回の辞任劇は一言で表せば「合わせ技一本」です。
今村復興相は、この発言の前にもゴロツキ記者の挑発に乗って、激高会見という醜態を晒してしまいました。
このような批判を浴びている時ならば、原稿を棒読みするくらい発言には気を使うべきです。このような繰返し問題になる大臣を政権に抱えることはリスクです。
ましてや、安倍首相も出席していた会合ですから、首相が挨拶の冒頭で「極めて不適切」と厳しく批判したのは当然です。でなければ、首相本人にも更なる非難が殺到したことでしょう。

第一次政権の反省もあり、この内閣は危機管理がしっかりした内閣で、小渕優子氏の問題の時も松島みどり氏とのW辞任という離れ技をやってのけました。
松島氏のうちわ問題はそれ自体は辞任に値しませんが、彼女の不安定な国会答弁も相まって、危機管理上の理由で更迭されました。
今回もそれと同じことで、これ以上庇えば「東北の復興」という内閣の最重要課題の一つへの姿勢に対する信頼が失われ続けるという危機感からの更迭だったのだろうと思われます。

No.690 - 2017/04/28(Fri) 04:13:52 [14-133-123-119.nagoya1.commufa.jp]

Re: 今村復興相の「東北のほうでよかった」発言事件は、ポピュリズム(大衆迎合(扇動))政治の典型 / 安 藤
山伏 様

ご意見ありがとうございます。

 確かに今回の件は、単独事件ではなく伏線があったことはおっしゃるとおりだと思います。記者達と今村議員の問題で、東北の有権者を巻き込んだのはいかがなものかというところでしょうか。

 このような揚げ足取りにポイントを与えると揚げ足取りが横行し、政治家が萎縮し、話がつまらなくなり、政治家と有権者の距離が開く恐れがあります。多分世の中にはそれを望んでいる人がいるのでしょう。
(A52議論を封じるマスコミの揚げ足取り http://www.kcn.ne.jp/~ca001/A52.htm )

 私はいつも思うのですが、日本の政治家は与野党共になぜこうもレベルが低いのでしょうか。日本国民はノーベル賞の受賞者数を挙げるまでもなく、優秀な科学者(ただし理系のみ)を多数輩出しています。企業経営者も概ね優秀です。しかるに政治家のみが極端に低レベルです。

 民主主義国家で選挙も公正に行われているのに、なぜ選挙を繰り返してもクズみたいな政治家ばかりが当選するのでしょうか。

 民主主義が有効に機能せず、マスコミの世論操作が幅をきかせる世の中にはしたくないものです。
(A68選挙の争点 http://www.kcn.ne.jp/~ca001//A68.htm )

No.691 - 2017/04/28(Fri) 15:04:28 [pon218-252.kcn.ne.jp]

Re: 今村復興相の「東北のほうでよかった」発言事件は、ポピュリズム(大衆迎合(扇動))政治の典型 / 山伏
お返事ありがとうこざいます。

結局のところ、国民の意識の問題でしょう。
マスコミ情報に流され揚げ足取りを許しているのも、政治家の質の問題も。
マスコミの影響力が圧倒的な現状では、政治家は言葉使いに一層気を使い、巧みに喋らなければなりません。
萎縮することは絶対にあってはなりませんが、揚げ足取りすら許さないような巧妙さが必要です。
もっとも、マスコミの思惑通りには必ずしもいっておらず、安倍政権は高支持率を安定して維持しています。

日本の政治家は、先進国の中でも汚職が少ないなど良いところもありますが、国家観がはっきりしていない議員が多いと思います。大半の有権者は生活に直結することにしか感心を示しませんから、政治家もそれに引っ張られる。
また、有権者の政治意識の低さは深刻で、寄付文化もありません。それが組織票の影響力を大きくしている。今や、自民党は創価票無しではやっていけません。

選挙でもなんとなく投票するだけですから、政治家個人を吟味しない。ましてや、日常から政治家を個人的に支援する人なんてほとんどいないでしょう。
政党の候補者選定の制度も曖昧です。一回、予備選でもやってみたらいいかもしれません。
政治家を選ぶ側の責任は重大です。草の根から意識を高めていかなければなりません。

No.693 - 2017/04/30(Sun) 13:15:58 [14-133-123-119.nagoya1.commufa.jp]
NHKは、ルペン候補を「極右」と言うならば、メランション候補は「極左」と言うべきではないのか / 安 藤
NHKは、ルペン候補を「極右」と言うならば、メランション候補は「極左」と言うべきではないのか

 4月24日のNHKニュースは、「フランス大統領選 きょう投票 テロ受け厳戒態勢下で」と言うタイトルで次のように報じていました。
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フランス大統領選 きょう投票 テロ受け厳戒態勢下で
4月23日 11時51分 NHK

 フランス大統領選挙は、まもなく1回目の投票が始まる予定です。直前に首都パリで、警察官が殺傷される銃撃事件が起きたことなどを受けて、5万人余りの警察官らが投票所などでテロの警戒に当たるなど、厳重な警戒態勢が敷かれることになっています。

 フランス大統領選挙は23日、日本時間の23日午後3時におよそ6万7000か所の投票所で投票が始まり、過半数の票を得る候補がいなければ、来月7日、上位2人による決選投票が行われます。

 選挙戦では、中道で無所属のマクロン前経済相、極右政党・国民戦線のルペン党首、中道右派の共和党のフィヨン元首相、それに急進左派の左派党のメランション元共同党首など11人の候補者が、EUとの関わりや治安対策などを争点に激しい論戦を繰り広げてきました。

(以下略)
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 映像は下記のような画面でしたが、この「中道」、「極右」、「中道右派」、「急進左派」と言うレッテル貼りに大きな違和感を感じました。単純な右、左という色分けもさることながら、なぜルペン候補だけ他の三人とは違う扱いなのかと言う点です。

 メランション候補が「急進左派」ならば、ルペン候補は「急進右派」ではないのでしょうか。あるいはメランション候補を「極左」と言うべきではないのでしょうか。
 「急進」と「極」はどう違うのか。「右」と「右派」はどう違うのか、それを明らかにしないでルペン候補だけ特別扱いするのは公平・公正さに欠けると思います。

No.686 - 2017/04/24(Mon) 22:57:45 [pon218-252.kcn.ne.jp]

Re: NHKは、ルペン候補を「極右」と言うならば、メランション候補は「極左」と言うべきではないのか / 山伏
私も、非常に違和感があります。
メディアによっても表現が異なっていて、朝日新聞はルペン候補を「右翼」メランション候補を「左翼」と呼称しています。
「急進左派」と「左翼」は似たようなものでしょうが、「極右」と「右翼」はかなり意味が異なります。
欧米では「極右」というと、ネオナチやKKKのような殺人などの凶悪犯罪を行う集団に使われることが多く、今回の選挙では国民戦線に対しても使用されていますが、日本においては、「極右」というと「極左暴力集団」と同じく、公安調査庁などによって物理的暴力を伴う集団に対して使用されます。
読者としては、表記のブレは団体の正確を把握する上で、混乱を招きます。

さらにいえば、国民戦線と同じような主張をしているドイツのための選択肢(AfD)の呼称は「右派政党」、五つ星運動は「反EU政党」だったりします。少し前まではこれらの勢力は「EU懐疑派」と呼ばれていました。この呼称の違いはいったいどういう基準なのか。

過去の国民戦線は、ルペン氏の父親の過激な言動が度々問題になっていましたが、この父親は反ユダヤ発言を理由にルペン氏により追放され、ルペン氏自身は親イスラエル的な姿勢をとっています。
また、人種差別発言を行った党員の追放も行っています。
他にも、フランスの理念を守るイスラム教徒は容認するなど政策的にはかなり変化しています。
移民政策などにいたっては、中道右派のフィヨン氏と大して変わらないという指摘もあります。反EUの主張もメランション氏やイギリス労働党のコービン党首と同様です。
国民戦線の支持層には左派も多い。
それでも根っこは変わらないという思いがメディア側にはあるのでしょうが、国民戦線に対する感情的な反発も感じます。

結局、メディア側の感情の問題でしょう。
自民党の場合は「派閥」、民主党の場合は「グループ」と使い分けていたのと同じです。

No.688 - 2017/04/26(Wed) 08:56:21 [14-133-123-119.nagoya1.commufa.jp]
Re: 渡部昇一さん逝去 / 安 藤
> はじめまして。山伏と申します。ホームページ興味深く拝見しております。

山伏 様

書き込みありがとうございます。
レスが遅れ、大変失礼いたしました。

> 先日、渡部昇一さんが亡くなられました。享年八十六歳でした。

また、大事な人を失ったという思いがします。

私は渡部さんというと、まずロッキード事件を思い浮かべます。
この事件の訴訟手続きは、渡部さんが指摘するとおり極めて異常であり、その背景に何があったのかと今も考えます。渡部さんの指摘は極めて重要だったと思います。

> 渡部さんをはじめとした言論人の活躍もあり、日本の言論状況も変わってきていると感じています。
> もちろん、以前変わらぬものも多いですが、朝日新聞の虚偽記事取消しなど、僅かながらですが、「閉ざされた言語空間」からの脱出が進んでいると感じます。


是非そうであって欲しいと思いますが、日常NHKのニュースを見る度に、ストレスが溜まる毎日です。

> 渡部昇一さんのご冥福を感謝も込めてお祈りします。どうかやすらかにこれからも日本を見守ってください。

私も同じ思いです。
今後ともよろしくお願いいたします。

No.685 - 2017/04/24(Mon) 20:41:31 [pon218-252.kcn.ne.jp]

Re: 渡部昇一さん逝去 / 山伏
> 書き込みありがとうございます。
> レスが遅れ、大変失礼いたしました。


お返事ありがとうございます。

自分は、掲示板というのは本来、伝言板のようなもので、すぐに反応が得られるといった類いのものではないと理解しているので、特に気にしていません。すぐに反応が欲しいのならば、チャットなりSNSなりを利用すればいいと思っています。ゆったり利用できるのが掲示板の本来の魅力です。

> この事件の訴訟手続きは、渡部さんが指摘するとおり極めて異常であり、その背景に何があったのかと今も考えます。渡部さんの指摘は極めて重要だったと思います。

立花隆氏による文藝春秋の告発記事に真っ先に反論したのが渡部さんでした。
最近では、当時議員だった石原慎太郎氏、石井一氏が田中角栄元首相の冤罪を訴える著書を出版して話題になりました。

立花氏の告発記事の内容については、以前から新聞記者達の間では知られていたものの、あえて記事にする記者がおらず、当時の記者達の間では「何を今さら」という冷めた反応だったという話もあります。

自分は、田中元首相の金権政治を考えると、金銭の受け渡しがあったとしても驚きませんが、いずれにしてもアメリカ政府などの圧力によって強引に裁判が進められたのは間違いありません。
日本への内政干渉であり、当時の裁判官は歴史の審判を受けなければなりません。

> 是非そうであって欲しいと思いますが、日常NHKのニュースを見る度に、ストレスが溜まる毎日です。
私も、報道番組をはじめ時事問題を扱った番組はなるべく多く見るようにしていますが、大半は不平を抱かざるを得ない内容ですね。
NHKニュース7は沖縄関連の報道の偏向がひどいですね。

ただ、切り口の異なる番組もあって、私としては、プライムニュース、新報道2001、そこまで言って委員会NP、ニュース女子、正義のミカタ、深層NEWS、WBS、日経プラス10あたりがいいと思っています。特に、プライムニュースは一つのテーマをじっくり二時間やるのがいいですね。
櫻井よしこ氏などの保守系の人達の出演も多いです。亡くなった渡部昇一さんも、石原慎太郎氏、堺屋太一氏と三人で共同出演するのが恒例になっていました。

BS放送はいい番組が結構あります。ただし、BS-TBSのニュース系番組は偏向がひどいですね。特に週刊報道LIFEは最悪です。

> 私も同じ思いです。
> 今後ともよろしくお願いいたします。


こちらこそよろしくお願いいたします。

No.687 - 2017/04/26(Wed) 08:02:59 [14-133-123-119.nagoya1.commufa.jp]
渡部昇一さん逝去 / 山伏
はじめまして。山伏と申します。ホームページ興味深く拝見しております。

先日、渡部昇一さんが亡くなられました。享年八十六歳でした。

渡部さんといえば、朝日新聞をはじめとしたマスメディアと闘い続けた人で、渡部さんによれば、朝日新聞との闘いは四十年にも及ぶそうです。
最近では、日本国民の名誉を傷付けたとして朝日新聞への訴訟も行っていました。対象の「日本国民」というのは範囲が広く、名誉毀損が認められる可能性は低いと思いますが、日本人全体の名誉を回復したい、守りたいという渡部さんの思いなのでしょう。

渡部さんをはじめとした言論人の活躍もあり、日本の言論状況も変わってきていると感じています。
もちろん、以前変わらぬものも多いですが、朝日新聞の虚偽記事取消しなど、僅かながらですが、「閉ざされた言語空間」からの脱出が進んでいると感じます。

渡部昇一さんのご冥福を感謝も込めてお祈りします。どうかやすらかにこれからも日本を見守ってください。

No.683 - 2017/04/20(Thu) 10:32:43 [118-104-32-84.aichiwest1.commufa.jp]
Re: 敵の生態 / 安 藤
かぶと 様

ご意見ありがとうございます。

> しかし「敵」の考え方、生態などは正確に認識しておく必要があると思います。もちろん管理人様の許しがあれば、の話ですが。
>      連投失礼しました。


 共産党に限らず、野党に対する批判は非常に重要と考えており、大歓迎いたします。

 私は日頃から、NHKの国会テレビ中継などを見ていて、非常に疑問に感じることがあります。

 それは国会の討論とは、野党から政府に対する質問(攻撃)のみの、一方通行の議論である事です。もちろん与党から政府等対する質問もありますが、あまり必要の無いことです。必要なのは、与党から野党(野党党首)に対する質問(攻撃)です。

 今の現状は野球で言えば、攻撃のチームは攻撃のみ、守備のチームは守備のみでチェンジがない試合のようです。そんな試合は当然面白く(有意義では)ありません。
 それから、ほとんどの質問に総理大臣が一人で答えていることです。質問の中には閣僚以下各省庁の幹部に答弁させた方がいい内容の質問があります。

 国会審議で、与党自民党の議員が、民進党、共産党などの野党の党首を質問攻めにするようになれば、国会審議はより充実したものになると思います。

No.682 - 2017/04/13(Thu) 13:58:30 [pon218-252.kcn.ne.jp]
敵の生態 / かぶと
こちらの掲示板では、共産党の事など鼻から眼中にないと思っている方が多いのではないでしょうか。

しかし「敵」の考え方、生態などは正確に認識しておく必要があると思います。もちろん管理人様の許しがあれば、の話ですが。
     連投失礼しました。

No.681 - 2017/04/12(Wed) 15:21:28 [sp49-98-169-15.msd.spmode.ne.jp]
共産党小論 / かぶと
 どういう立場であれ、また、良きにつけ悪しきにつけ、共産党は政策がぶれない、頑固だと思っている人は少なくないでしょう。
 
 しかし注意深く観察すると、共産党は稀に政策を変える事があります。現在進行形の実例として、民進党への接近が挙げられます。反安保条約、反天皇制を党是としてきた共産党がこの両者については現状維持にすると(少なくとも表向きは)言い出しました。

 少し以前だと防衛費の半減を挙げる事ができます。共産党は色々な政策を提案して、その財源はどうするのかという話になると、ある時期までは、大企業に対する課税強化と防衛費の半そして減でまかなうと言っていました。

 しかしある時期から、防衛費の半減は言わなくなりました。その代わりに富裕層の応能の負担を訴え出しました。

 それでは、ある時期とはいつでしょうか。東日本大震災からです。この時、自衛隊が献身的に被災者を救助し、瓦礫を撤去しました。そして自衛隊が震災に対応している間、韓国が竹島に、中国が尖閣諸島に異常に接近しました。

 この一連の事態で、日本人の間で自衛隊に対する感謝と尊敬と信頼の機運が非常に高まったのです。こんな状況で防衛費の半減など、到底口にする事などできません。
それで、共産党は防衛費の半減を訴えなくなったのです。

No.680 - 2017/04/12(Wed) 10:44:43 [sp49-98-169-15.msd.spmode.ne.jp]
安倍昭恵夫人に狙いが絞られている森友学園問題 / 安 藤
安倍昭恵夫人に狙いが絞られている森友学園問題

 森友学園の問題は、きっかけとなった国有地の格安販売から、安倍夫人の“口利き・介入”、“虚偽説明”に的が絞られようとしている印象を受けます。当初から狙いはそこにあったのではないでしょうか。

 安倍夫人の軽率は否めないとしても、国有地の払い下げの実態は日常国民が知らされる機会がほとんど無い問題なので、マスコミ(新聞社)は国民が誤解することのないよう、「国有地の払い下げとは・・・その実態」とでも題して、かつての自社の本社社屋の敷地の払い下げ入手価格・経緯を踏まえて、政治家との関わりをまじえて、詳細な解説記事を掲載する必要があると思います。

 政治家の関与(口利き)などの現状が良いこととは思いませんが、現状の実態を伏せて、安倍夫人の経緯だけを“異例”であるかのごとく取り上げるのは、公平で客観的な報道とは言えません。限りなく虚偽報道に近い情報操作だと思います。

No.679 - 2017/03/24(Fri) 10:07:32 [pon218-252.kcn.ne.jp]
Re: 死刑制度 / 安 藤
かぶと 様

ご意見ありがとうございます。

>  今日(2月26日)のテーマは、冤罪でした。そして死刑制度にも話が及びました。

>
> ・・・そして被害者の遺族団が死刑を執行すべきかを決めるのです。遺族団で議論し、採決します。もし過半数が賛成なら死刑を執行することにします。過半数に達しなければ、終身刑か無期懲役にします。
>
>  被害者の遺族の思いに配慮した裁判を実現するにはこれしかないと思います。



 冤罪を理由とした死刑廃止論と、かぶと様の被害者遺族の意向尊重とは、若干論点が異なるような気がします。

 しかし、冤罪を理由とした死刑廃止論はいかがなものかと思います。神ならぬ人間が裁判を行う以上冤罪を完全にゼロにすることは不可能でしょう。死刑を廃止して終身刑にしたところで、冤罪により終身刑に処せられた人が、数十年間の服役の後に再審で無罪を勝ち取っても、取り返しのつかない回復不能の被害を受けたことに変わりは無いと思います。誤判が取り返しのつかない悲劇である問題は、死刑制度の是非とは本質的に別問題と言うべきだと思います。

 司法関係者は裁判を「正義の実現」が目的であるかのように考え、被害者の存在を軽視する傾向がありますが、それは間違いだと思います。最大限被害者の精神的救済を考えるべきだと思います。
 極論すれば被害者の遺族が希望すれば、被害者の遺族を「死刑執行の臨時職員」に採用して、遺族による死刑執行という考え方もあると思います。

No.678 - 2017/02/27(Mon) 22:13:39 [pon218-252.kcn.ne.jp]
失礼しました / かぶと
操作を間違って二重投稿してしまいました。どちらか一方を削除かして下さい。
No.677 - 2017/02/27(Mon) 03:05:48 [sp49-98-142-159.msd.spmode.ne.jp]
死刑制度 / かぶと
 皆さんは「そこまで言って委員会NP」というテレビ番組をご存じですか?大変過激な討論バラエティ番組で、毎週日曜日の午後1時半から3時まで放送されています。ただし、東京では放送されていないそうです。

 今日(2月26日)のテーマは、冤罪でした。そして死刑制度にも話が及びました。私は原則として死刑制度には賛成ですが、条件があります。

 もし裁判で死刑判決を下す場合、裁判官は「死刑」ではなく「死刑相当」と言い渡すのです。そして被害者の遺族団が死刑を執行すべきかを決めるのです。遺族団で議論し、採決します。もし過半数が賛成なら死刑を執行することにします。過半数に達しなければ、終身刑か無期懲役にします。

 実際にこのような制度を導入するならば、詰めなくてはならない点はたくさんあるでしょうが、被害者の遺族の思いに配慮した裁判を実現するにはこれしかないと思います。

No.676 - 2017/02/27(Mon) 02:53:26 [sp49-98-142-159.msd.spmode.ne.jp]
Re: 日米首脳会談を終えて / 安 藤
かぶと 様

ご意見ありがとうございます。

 尖閣問題に対する「言いたくない発言」も、中国に対する、「一つの中国否定発言」も、共通するものがありますね。結局元の通りに戻っただけなのに、なぜか日本も、中国もありがたがる雰囲気が漂っていますね。

 今になって考えるとこれがトランプ流なのかも知れませんが、その代わり同じ手は何度も使えませんね。

 ただし、対メキシコと、対イスラムに対する強硬発言は本物のようですから、すべてを甘く見ると痛い目に遭いそうですね。

No.674 - 2017/02/14(Tue) 17:05:38 [pon218-252.kcn.ne.jp]
日米首脳会談を終えて / かぶと
 安倍首相とトランプ大統領の会談は一応成功したようです。
 
 大統領選挙戦で、尖閣諸島がもし中国から攻められたらアメリカはどうするのかとマスメディアから問われた時、トランプ氏は、「答えたくない」と言っていました。
しかし今回アメリカ側は、尖閣諸島は日米安保条約の適応範囲内だと明言しました。
トランプ大統領は選挙戦の時と大統領になってからとで立場を修正しているんですね。尖閣諸島に関しては、先代のオバマ大統領が、日米安保条約の適応範囲内だと言っていました。

 つまりトランプ政権は尖閣諸島に関しては先代の政権の立場を継承しただけなんですね。それがこんなに大きく取り上げられるのは、これまでの発言との間のギャップが大きいからです。 

 最初にドカーンと強硬な態度をとって、そこから譲歩して話がまとまれば、交渉相手は、多少の満足感を得られます。
 
 トランプ政権と交渉する時は、バザールの商人との間でくたびれる値引き合戦をするのだと心得ておいた方がいいでしょうね。
 
 

No.673 - 2017/02/14(Tue) 16:51:06 [sp49-106-204-200.msf.spmode.ne.jp]
Re: 建国記念日に思う / 安 藤
かぶと 様

ご意見ありがとうございます。

 文字も紙も無かった古代のことですから、現代に残され伝わる伝承が正確さを欠き、その一部に矛盾する点があり、伝承の一部が「神話」である可能性は否定出来ませんが、だからすべてが捏造だというのは間違った解釈だと思います。

 何もないところに作り話をしたとは思えません。神話に近い史実があった可能性は十分あります。

 伝承と神話に基づいて古代を偲び、日本の建国を祝うことに何の不都合もないと思います。

No.672 - 2017/02/12(Sun) 15:46:07 [pon218-252.kcn.ne.jp]
建国記念日に思う / かぶと
 今日は建国記念日です。神武天皇が即位した日とされています。しかし本当に神武天皇って実在したのしょうか。イデオロギーがかっていない真っ当な歴史学者の間では、9代の開化天皇までの神代の天皇は実在が多いに疑われています。
 にもかかわらずこれらの天皇陵は宮内庁が定めています。
 私は、古代天皇陵は発掘調査すべきだと思います。科学の光を当てて事実を明らかにすべきでしょう。
 それが未だにできないのは、やはり菊のタブーがあるからでしょうか。

No.671 - 2017/02/11(Sat) 16:02:39 [sp49-98-148-126.msd.spmode.ne.jp]
産経新聞の「iRONNA」に寄稿しました / 安 藤
産経新聞の「iRONNA」に寄稿しました。


iRONNA 編集部 御中

下記の通り寄稿いたします。


少子化対策の破綻と今すぐなすべきこと

 産経新聞の1月4日の「【主張】出生数100万割れ 首相は『非常事態』宣言を」読みました。かかる「人口危機」に対して危機感を募らせております。

 この危機に際して、次のように主張します。ぜひiRONNAで議論を展開していただきたいと思います。

1.今までの「少子化対策」が全くの誤りであり、何の効果もなく、貴重な予算と時間を空費し、今日の人口危機を招来した。この点をまず明確にすべきです。

2.この人口危機について、長年にわたり何の効果もない偽りの少子化対策を主導した厚生労働省の官僚の責任は重大です。

3.今すぐに、従来の少子化対策の延長線上ではなく、即効性のある対策が急務である事。その対策として、「第三子の出産」を高額の育児給付金付きで奨励することが有効。

4.必要な財源については、無駄に終わった従来の少子化対策(保育所の増設、有給の育児休暇など)の内、低所得者対策として必要なもの以外は廃止して、その財源を充てるべき。

5.今後の少子化対策は一部の女性任せにしないこと

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【主張】出生数100万割れ 首相は「非常事態」宣言を
2017年01月04日 産経新聞 東京朝刊 総合・内政面


 ■人口減に耐える社会目指せ

 日本の人口減少はすでに加速し始めた。安倍晋三首相はいまこそ「非常事態」を宣言し、早急に少子化対策の強化に乗り出すときである。

 昨年の年間出生数が100万人の大台を割り込む見通しとなり、少子化は一層厳しい状況に追い込まれた。今後、子供を産むことができる年齢層の女性が激減するため、出生数はさらなる落ち込みが予想される。

 次世代が生まれなければ、社会は機能しない。国家が成り立たなくなるのだ。人口減少に耐えうる社会への作り替えも同時に急がなければならない。今年は「対策元年」と位置付けるべきだ。

 ≪少子化はより一層深刻≫

 厚生労働省が昨年末に公表した推計によれば、昨年の年間出生数は98万1千人にとどまる。ピークの昭和24年には270万人を数えた。わずか70年弱で3分の1というのは、あまりにもペースが速い。危機感を共有したい。

 少子化はこの先、一段と深刻化する。これまでの少子化の影響で「未来の母親」となる女児の数が減っているからだ。

 少子化がさらなる少子化を呼び起こす悪循環に日本は陥っている。出生数減少に歯止めがかかるには、相当に長い年月を要することを覚悟しなければならない。

 100万人を割った年間出生数は今後40年ほどで50万人を割り、100年後には25万人にすら届かなくなると予想されている。本当にこんなペースで減り続ければ、社会の混乱は避けられない。

 少子化は経済の縮小や社会保障の制度破綻といった社会の大枠にあたる事柄だけでなく、あらゆる面で国力の衰退を招く。

 たとえば「若い力」を必要とする自衛隊や警察、消防といった職種も人材不足となる。このままでは国防や治安も揺らぐ。

 農業や建設業、物流を支えるトラック運転手などの後継者不足の広がりも国民生活に直結する。過疎化が進む地方で伝統や文化の継承を難しくするばかりか、地域社会そのものが崩壊しかねない。「国難」と呼ばれるゆえんだ。

 極めて厳しい状況に置かれているが、悲嘆に暮れてばかりもいられない。少子化の克服は一朝一夕にはならないとしても、官民を問わず、できるところから着手していくしかない。

 今、取り組むべきことは2つある。第1は、言うまでもなく少子化対策の強化だ。国民の多くが結婚を望み、子供を持ちたいと考えているところに希望はある。

 結婚や出産を願っていても実現できないのには、さまざまな理由がある。政府には、国民のニーズにしっかりと耳を傾け、これまで以上にきめ細かな対策を講じていくよう求めたい。

 とりわけ急がれるのが、男性の雇用や収入の安定だ。各種世論調査によれば、異性との付き合い方が分からない若者も増えている。企業や自治体には、出会いの場や雰囲気づくりが期待される。かつてのような縁談を勧める「世話焼き」の輪も広げていきたい。

 ≪未来への希望持たせて≫

 第2は、出生数が減り続けることを前提とした社会づくりだ。昨年の人口減少幅は31万5千人と過去最多を更新する。毎年100万人ずつ減る時代も到来する。これを外国人で「穴埋め」する考えもあるが、非現実的である。

 国を挙げてロボットや人工知能(AI)開発を推進しなければならない。一方、高齢人材の活用や24時間営業の見直しなど、企業側も個別の事情に応じて取り組めることはあるはずだ。

 高齢者の激増と同時に、人口が極端に少なくなる地域も増える。若者が少数でも社会を機能させていくには、「コンパクトな町作り」という視点が欠かせない。

 人口減少に耐え得る仕組みを構築しつつ、長期的視座を持って出生数回復を待つ。それが日本の置かれた姿である。

 少子化社会を乗り越える上で重要となるのは「未来への希望」である。将来不安が強すぎては、結婚や出産の機運は芽生えず、社会の活力もそがれる。

 生まれてくる子供たちを迎える未来の日本はどんな社会なのか。日本を発展させ、豊かな暮らしを実現する方策について、首相にはより具体的に語ってほしい。

 多くの人々が家庭を築き、子孫をつなぐ喜びを再認識してこそ、少子化の流れは変わり始める。
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No.668 - 2017/01/10(Tue) 16:02:58 [pon218-252.kcn.ne.jp]

Re: 産経新聞の「iRONNA」に寄稿しました / 暇人
既存マスコミに投稿するよりも、ここに投稿してみたらいかがですか?
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/

No.669 - 2017/01/17(Tue) 22:31:45 [61-23-124-232.rev.home.ne.jp]

Re: 産経新聞の「iRONNA」に寄稿しました / 安 藤
 暇人 様

ご意見ありがとうございます。

出来るだけ多くの人に見ていただきたいと思っているので、今後も「iRONNA」への投稿は続けたいと思っています。

No.670 - 2017/01/18(Wed) 11:03:59 [pon218-252.kcn.ne.jp]
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