中国を利しているのはアーミテージ氏
「週刊朝日」(2014年3月14日号)は、「綱わたりの安倍外交 アーミテージら親日派まで靖国批判」という見出しで、次のように報じていました。〈週刊朝日〉 ------------------------------------------------------------------------------------ 日本外交の要であるはずの日米関係が、いま、悪化の一途を辿っている。 2月27日、米国のアーミテージ元国務副長官が、ワシントン市内での講演で、 「安倍首相の靖国参拝は過去の首相より政治的な色彩を帯びていた」 「参拝が中国を喜ばせたことは間違いない。中国は各国外務省に『日本はポツダム宣言に基づく国際秩序を順守しない国』『言った通りだろう』と言うだけでよかった。中国の外交を後押しすることになった。これが私の参拝への反対理由だ」 と、苦言を呈した。 アーミテージ氏は米政府関係者の中でも随一の知日家として知られ、安倍首相とも親交がある人物。米政府から「失望」を表明されただけでなく、旧知の“友人”にまで懸念を表明される事態は、何を意味するのか。ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏が解説する。 「米国の東アジア戦略は、台頭する中国に対抗するため、日・米・韓が緊密に連携していくことが基本。参拝により日韓の亀裂が深まり、『東アジアの平和は日本が乱している』と宣伝したい中国は喜ぶ。米国は、そうした事態を心配しているのです」 米国のいらだちは、2月20日付で公表された米議会調査局による日米関係の報告書にも如実に表れていた。 38ページに及ぶ報告書の冒頭の見出しは、ズバリ「靖国神社参拝が北東アジアの緊張を高める」だ。 <安倍首相の参拝への反応は、日本国外では一律にネガティブなものだった> <安倍首相が米国の助言を無視して突然、参拝したという事実は、両国の信頼関係を一定程度、損ねた> と、かなり厳しい見方を示している。 また、<安倍首相と歴史問題>という項目では、以下のように記されていた。 <安倍首相は大日本帝国による侵略とアジア諸国の犠牲を拒否する、歴史修正主義者の視点を持っている> <安倍首相の内閣にはナショナリストとして有名な政治家が多く選ばれており、いくつかの事例では、大日本帝国時代の行動をたたえるような、超国家主義的な主張があらわれている> 安倍首相の右傾化路線を露骨にけん制しているのだ。 ※週刊朝日 2014年3月14日号 --------------------------------------------------------------------------------------- 靖国に関して論じるのであれば、当然総理大臣の靖国神社参拝の是非そのものを論じなければなりません。中・韓2国が主張している「戦犯云々」などについてです。それを論じないで中国を利するとか、北東アジアの緊張を高める云々して靖国参拝を論じるのは、本末転倒の議論と言うべきです。
アメリカ人はなぜ言わないのでしょうか。それは突き詰めた議論をすれば中・韓の主張に理がなく、安倍総理への非難は言いがかりに過ぎないことが明らかだからだと思います。
アーミテージ氏は、中国を利すると言って、安倍総理を批判していますが、今のこのタイミングでのこのような発言は、安倍総理自身の発言以上に中国を利する発言であることは明らかです。アーミテージ氏の発言は結果的には「安倍総理は靖国神社を参拝すべきではなかった」と、中国と同じ主張をしているのであり、中国を利し、日本に打撃を与えることは明らかです。
「週刊朝日」はアーミテージ氏を、「親日派」、「友人」と表現していますが、中国を利し、日本に打撃を与えることが明らかな発言を公然とする人物が,「親日派」、「友人」であるはずがありません。
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No.310 - 2014/03/06(Thu) 21:35:44 [pon218-252.kcn.ne.jp]
| ☆ Re: 中国を利しているのはアーミテージ氏 / Henry | | | 安藤さんへ
仮にアーミテージ氏が「親日派」で「友人」であっても所詮「アメリカ人」で「他の国(家と例えればより解りやすいと思います)の人」です。
なので彼がアメリカの事を第一に考えるのは当たり前です。
彼がアメリカの対中戦略として日本を一つのコマとして 考えいなくても止むを得ません。 アメリカ議会はアメリカ政府とは別離しており、それこそ色々な法案が提出されています。慰安婦の件もアメリカ議会に上がっているか上がるはずです。 一方的に日本が悪いという議案が出ていても不思議ではありませんし、仮にその法案が可決しても大統領が拒否権を行使する事ができます。そこで大統領が拒否権を行使しないか、行使しても議会が3分の2以上の議決で再度可決した場合には法案が可決し、アメリカという国の意思になります。
我々は日本人です。他国人と協力しなければならないのは 当然ですし、特にアメリカとは軍事同盟をしております。 がそれ以前に大前提として我々日本人が 主体的に国家戦略を作成するのが当然です。
ですからオバマが靖国参拝を不快と思っているのならば、 説得すべく工作をするべきですし、場合によっては一時的にも日米同盟に傷がついてもやむを得ない行動を行うべきなのです。
そういう事態に陥っても日本が存続するためにも 特に軍事・エネルギー・食料面での自立をする準備を 常に行うべきですし、最終的には核兵器の所持もするべきだと 私は思っております。
今でも変わりませんが日本にとっての最大の反日国はアメリカ なのだと私は思っております。 乱文失礼致しました。
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No.311 - 2014/03/08(Sat) 17:42:40 [KD027087209083.ppp-bb.dion.ne.jp] |
| ☆ Re: 中国を利しているのはアーミテージ氏 / 安 藤 | | | > 安藤さんへ > > 仮にアーミテージ氏が「親日派」で「友人」であっても所詮「アメリカ人」で「他の国(家と例えればより解りやすいと思います)の人」です。 > > なので彼がアメリカの事を第一に考えるのは当たり前です。 > (中略) > > 今でも変わりませんが日本にとっての最大の反日国はアメリカ > なのだと私は思っております。 > 乱文失礼致しました。
Henry さんへ ご意見ありがとうございます。「最大の反日国家はアメリカ」という点、同感です。
アメリカは中・韓アホバカ2国の反日を煽り、日本の周囲を敵だらけにして孤立させ、日本をして対米依存のやむなきに至らしめ、在日米軍基地を維持するというのが基本戦略だと思います。
日本が周辺諸国と良好な関係を維持すれば、必ずや安保不要論,米軍基地撤退論が出てきます。それを回避するためには、日本の周囲には、戦争に至らない程度の適度な緊張関係が望ましいのです。 アメリカにとって、在日米軍基地(日本及び日本国民ではない)は非常に重要な地位を占めます。在日米軍基地を維持するのが、日米安保条約の目的で有り、日本国・日本国民を守るために米軍が日本に駐留していてるのではないのです。
竹島問題、尖閣諸島問題はいずれもアメリカの占領下、施政権下に発生した問題です。問題の発生そのものにアメリカが関与した疑いが濃厚です。少なくとも、当事者として問題発生を回避しようとした形跡は全くありません。小さな島が大きな領土問題に育っていくのを見守っていました。
戦後46年後に突然発生した“従軍慰安婦”問題の真の震源地は何処なのでしょうか。宮沢首相訪韓の直前に発生したこの問題の震源地が韓国でないことだけは明らかです。表面的には震源地は日本の朝日新聞と言うことになっていますが、その後ろに誰かがいたのではないでしょうか。
アメリカはこの問題に非常に熱心です。2007年アメリカの下院は「従軍慰安婦問題の対日謝罪要求決議」を可決しました。決議案が提出された以降、日本の政府、政治家はアメリカの誤解を解くべく、説明を重ねましたが、アメリカ人は全く聞く耳を持たず、説明をすればするほどアメリカ人の“誤解”は強固になっていきました。また、2012年にはアメリカのクリントン国務長官が“慰安婦”と言う言葉を“性奴隷”と改めるように指示したと大きく報じられ、真偽が追及されましたが、国務省はこれを否定も肯定もしませんでした。
“慰安婦”、“東海”、“靖国”などに関して多くのアメリカ人議員が関与していますが、これらとアメリカ政府の関係は全くないと言えるでしょうか。これらの動きに対して、アメリカ政府は賛成も反対もせず沈黙していますし、これらの動きに対して批判的な議員の存在も見えてきません。これらの議員はアメリカ政府が表だって出来ないことを、政府に代わってしているという一面はないのでしようか。
韓国の反日とアメリカ政府の関係は日本人として疑ってみる必要があると思いますが、マスコミを見ている限り疑っている日本人は一人もいないようで、不可解千万だと思います。
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No.312 - 2014/03/08(Sat) 23:42:38 [pon218-252.kcn.ne.jp] |
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