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当然の結論に至るまでのプロセスが不透明で、かつ時間と金の浪費を伴った / 安 藤
当然の結論に至るまでのプロセスが不透明で、かつ時間と金の浪費を伴った

 6月9日の産経新聞は、「首相『大飯再稼働すべきだ』、『原発停止 日本立ちゆかぬ』」と言う見出しで、次のように報じていました。
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 野田佳彦首相は8日、官邸で記者会見し、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について「国民生活を守るため再稼働すべきだというのが私の判断だ」と表明した。国民に向けたメッセージは福井県の西川一誠知事が再稼働の条件として求めていたもので、知事は週明けに同意手続きを再開する。同意が得られれば首相は16日にも枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚との会合を開き再稼働を決定する。

 首相は「電力供給の3割を担ってきた原発が停止したままでは日本の社会は立ちゆかない」と述べ、原発の再稼働が不可欠との認識を示した。大阪市の橋下徹市長らが求めている夏場に限定した再稼働に関しては「化石燃料への依存を増やし電力価格が高騰すれば中小企業や家庭にも影響が及ぶ」と否定した。・・・
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 原発再稼働は当然すぎるほど当然のことで、問題はこの結論に至るプロセスです。
当然の結論に至るまでのプロセスが不透明で、かつ時間と金の浪費を伴ったことは否定できません。これまでの1年3ヶ月は何だったのか、この意思決定の不合理・非効率がわが国の病弊と言っていいと思います。この間の莫大な燃料費の負担が必要、やむを得ないものであったとは到底言えません。こうなることが分かり切っていながら、目前に危機が迫らないと結論に至らないのは、言論の自由と民主主義が健全に機能していないからだと思います。

No.83 - 2012/06/09(Sat) 06:25:23 [pon218-252.kcn.ne.jp]
A20朝日新聞に見る偏向記事の手口(大阪大院生の饗場和彦さん(38)) / 讃岐うどん

平成11年1月30日付けの「A20朝日新聞に見る偏向記事の手口」で引用されている朝日新聞の記事の中に、大阪大院生の饗場和彦さん(38)のインタビューが「市民」の声のひとつとして掲載されていますが、この方は、現在徳島大学の教授をされているようです。

大学のサイトにあるこの方の経歴を見ますと1960年生まれで、1986年から92年まで読売新聞社の記者をされており、98年当時は大学院生をされていたようです。ポピュラーな姓ではなく、年齢も合致するようなので間違いないのではと思います。元新聞記者であれば、取材をした朝日新聞の記者がこの方を知らないということはなく、旧知の間柄であったのではとの想像もできます。また、取材の途中で当然そのような話は出ると思うので、常識的な新聞記者であれば、憶測を避けるため、この方のインタビューをたった5名の取材に含めないのではと考えます。状況証拠的には、「まんまヤラセではないか?」と思います。


ちなみに饗場和彦氏がどのような方か調べてみますと、インターネットにこんなのが出ていました。


http://mimizun.com/log/2ch/soccer/1237163524/179 参照

四国代表 5番外札所(笑)
179 :U-名無しさん@実況はサッカーch:2009/04/10(金) 10:01:15 ID:1DBjElCI0
>>101
>>164
>>175

時事特集 【飛翔体について】
徳島大学総合科学部教授 饗場和彦 (あいばかずひこ)
人工衛星をミサイルと決めつけるのは理不尽で意味がわからない。
「キャンプでも、ナイフを持っていたら銃刀法違反です」っていいがかりと同じだ。
(と、五徳ナイフをちらつかせて熱弁を続ける)
軍事衛星だろって被害妄想発言も、日本もやってるんだから、どっちもどっち。(えっ?)
日本政府の軍事危機の不安を煽って、支持を取り付けようって姑息な策略だから、
決してムードに乗せられたり踊らされたりしてはいけない。
第一誤報を流すような国を信用するなんて笑止千万。(笑)
それに、北朝鮮は決して攻撃的な国ではない!
だから、これに乗じて軍拡を薦めようとする勢力とは、断固闘おう!!!
(保岡栄二、渡辺理奈恵、立木さとみ)「押ーっ!」
立木「韓国人が書いた北朝鮮の紀行マンガもあります」(と2冊提示)
「理解を深めるのに、いかがですか?」
(保岡、渡辺)「押ーっ!」
注:卒業アルバムでお馴染み「なっちゃんの写真館」は、総連のすぐ近所。
いいね!
四国代表 5番外札所(笑)



やはり朝日新聞だね!!

No.81 - 2012/05/09(Wed) 00:29:22 [KD118152076216.ppp-bb.dion.ne.jp]

Re: A20朝日新聞に見る偏向記事の手口(大阪大院生の饗場和彦さん(38)) / 安 藤
「讃岐うどん」さん、貴重な情報提供、ありがとうございます。朝日新聞のしていることは、まさに情報操作ですね。
No.82 - 2012/05/09(Wed) 05:57:14 [pon218-252.kcn.ne.jp]
新聞休刊日に異論を唱える人は一人もいない / 安 藤
新聞休刊日に異論を唱える人は一人もいない

 長い大型連休が終わって、明日からまた仕事が始まる。多くの人はそういう思いで今日の朝を迎えたことと思います。

 そうした中で新聞を見ると、明日の朝刊は休刊とあります(各社一斉)。どうせ休むなら休日に休刊し、明日からは平常通り発行すべきと思います。連休中は航空会社を始め多忙だった企業は多いと思いますが、だからといって明日は運休(休業)とか減便とかはありません。

 そういう思いの人は少なくないと思いますが、新聞紙面を見る限り、そういうことを言う人は一人もいません。日本の新聞が情報操作をしていることは疑いありません。

No.80 - 2012/05/06(Sun) 06:46:54 [pon218-252.kcn.ne.jp]
原発の再稼動の可否 / 安 藤
原発の再稼動の可否

 原発の再稼動の可否を判断するためには、原発の危険性(安全性)と事故の起きる確率、全原発を停止した場合の電力需給の見通しとその影響、再生可能エネルギー開発と代替の可能性などの情報が不可欠です。

 然るに日本のマスコミはこれらの情報を国民に提供していません。断片的に、どうでもいいような情報と混在させて報じているのみです。

 議論が整理されない中で、膨大な原油・天然ガス輸入に伴う貿易赤字と、産業界の苦境のみが進行しています。

 これらはすべて不測の事態ではありません。誰にでも分かりきったことが進行し、誰もそれに歯止めをかけません。

 言論の自由がないと言うことは致命的です。マスコミによる情報操作は国家を破綻の淵に追いやります。

No.77 - 2012/05/05(Sat) 06:06:45 [pon218-252.kcn.ne.jp]

Re: 原発の再稼動の可否 / 通りすがり
公益社団法人 日本医学放射線学会によると、年間100mSv以下の被爆では発癌性の増加は見られません。これは広島長崎における長期追跡調査を行っても、確認ができない程度だそうです。
この結果は、小児においても同じだそうです。

http://www.radiology.jp/modules/news/article.php?storyid=931

マスコミには放射能に関する様々な情報が溢れていますが、これらのことを説明した媒体はないと思います。ただ、ひたすら放射能に対する恐怖を煽っているだけのように見えます。

自分たちの主張とって都合の悪い情報を流さないのは、少子化問題とも共通しますが、マスコミの悪い癖だと思います。
安藤さんの意見に完全に同意です。

No.78 - 2012/05/05(Sat) 22:05:53 [i114-185-245-246.s41.a012.ap.plala.or.jp]

Re: 原発の再稼動の可否 / 安 藤
「通りすがり」さん、ご意見ありがとうございます。

 現在の状況は、単に「情報操作」と言うだけでなく、マスコミは「マッチポンプ」のような事をしています。一方で放射能への不安を煽り、その一方で電力危機を煽っています。

 そもそも、現行の法令では、震災の後といえども定期検査を無事終了した原発に対して、再稼働を認めないと言う根拠がないことを再認識すべきです。

No.79 - 2012/05/06(Sun) 06:45:20 [pon218-252.kcn.ne.jp]
少子化と生涯未婚者の増加 / 安 藤
少子化と生涯未婚者の増加

 5月1日の読売新聞は、「生涯未婚の男性、2割を突破…30年で8倍 男性、30年で8倍」という見出しで、次のように報じていました。
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 50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合である生涯未婚率(2010年時点)は、男性20・1%、女性10・6%と、初めて男性が2割台、女性が1割台に達したことが30日、わかった。

 政府が6月初めに閣議決定する2012年版「子ども・子育て白書」に盛り込まれる。

 1980年時の生涯未婚率は、男性2・6%、女性4・5%で、今回は30年前より男性が約8倍、女性が2倍以上に増えた計算。男女共に90年頃から生涯未婚率が急上昇している。

 年代別の未婚率を見ると、25〜29歳では、男性71・8%、女性60・3%だった。30〜34歳は男性47・3%、女性34・5%。35〜39歳は男性35・6%、女性23・1%。

 未婚者のうち、「いずれ結婚するつもり」は、男性86.3%、女性89.4%で共に90割近くを占めた。独身にとどまっている理由(複数回答)は、25〜34歳では「適当な相手にめぐり会わない」が男女ともに最多で、男性46.2%、女性51.3%。「結婚資金が足りない」は男性では3番目に多い30.3%で、女性も16.5%いた。
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 これを見れば改めて少子化の原因が何であるかが分かります。そうです、少子化の原因は未婚の男女が増えたからです。既婚の女性が子供を産まなくなったわけではありません。
 しかも結婚しない主な理由は、「適当な相手にめぐり会わない」、「結婚資金の不足」であり(男女とも2番目に多い理由が割愛されているのが気になります)、(当然ですが)託児所の不足を結婚できない理由にしている人は見あたりません。

 しかるに、今までの少子化対策は、託児所の増設や育児休暇など既婚の子持ちの女性に対する支援策ばかりでした。少子化問題で意見を言うのは既婚の子持ち女性(女性官僚など)ばかりでした。少子化対策が何の効果もなく、失敗に終わったのは当然すぎるほど当然です。

 少子化対策の失敗は明らかです。そして、その失敗の原因も明らかです。しかるにこの失敗が失敗として論じられることすらありません。
 新聞紙上で少子化対策について語られること自体が少なくなりました。かつて少子化対策を推進してきた人たちは何も言わなくなりました。少子化は進行し、日本国民の人口は減少を続けて、危機が迫っています。

A130 少子化対策の破綻と言論の自由がない社会
http://www.kcn.ne.jp/~ca001/A130.htm

No.76 - 2012/05/01(Tue) 11:57:25 [pon218-252.kcn.ne.jp]
関越自動車道のバス事故と格安航空 / 安 藤
関越自動車道のバス事故と格安航空

 今回の関越自動車道の格安バス事故を受けて、規制緩和反対、規制強化必要の議論が高まりそうな雲行きです。

 交通機関に限りませんが、格安商品には何らかのデメリットがあるのが普通です。亡くなった方には酷ですが、格安でありながら、普通の商品と同等と言うことは考えられません。このことは同じ交通機関の「格安航空」についても同じ事が言えます。

 格安航空の場合は、消費者に「格安」であることが認知されていますが、格安バスの場合は、利用者が自分が乗るバスが「格安バス」なのか、普通のバスなのかを知らずに利用しています。そこが問題です。

 今回の事故を受けて消費者が格安バスが危険であることを認知して、利用を避けるようになれば格安バスは淘汰されるでしょう。生き残ろうとすれば安全性を高めて料金をある程度値上げせざるを得なくなるでしょう。そうするとによって健全な競争が維持されるのです。
 そのためには消費者に対して、商品についての的確な情報が提供されることが不可欠の前提です。バス会社の過去の事故例や、運行体制についての情報が不可欠です。バス会社の“格付け”が必要です。

 今回の事故を受けて、「官」が規制復活のチャンスとして規制強化に乗り出す可能性がありますが、規制の強化は「官」を利するだけで、結局は消費者の利益を損なうことを忘れてはなりません。

A131 市場経済の前提(規制緩和が失敗する原因)http://www.kcn.ne.jp/~ca001/A131.htm

No.75 - 2012/05/01(Tue) 11:11:14 [pon218-252.kcn.ne.jp]
戦後の日本をミスリードし続けたマスコミ / 安 藤
戦後の日本をミスリードし続けたマスコミ

 5月1日の読売新聞は、「同盟は『アジア太平洋の礎』…日米首脳」という見出しで、次のように報じていました。
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 【ワシントン=中島健太郎】野田首相は30日昼(日本時間1日未明)、ワシントンのホワイトハウスでオバマ米大統領と会談した。両首脳は会談後、日米同盟を「アジア太平洋地域の平和、安全保障、安定の礎」と位置づけ、同盟強化を改めて確認する共同声明を発表した。

 首相は会談終了後、オバマ大統領との共同記者会見で、「日米関係やアジア太平洋情勢を大局的観点から意見交換し、日米同盟の今日的な意義や長期にわたる在り方を確認できた」と述べた。大統領は「共同声明で、日米同盟は両国の平和の基礎であるだけでなく、地域の平和と安定の礎でもあると確認した」と語った。

(2012年5月1日08時09分 読売新聞)
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 読売新聞が「日米同盟」を国の礎石と評価するのであれば、その礎石を築いた政治家、「岸信介」を高く評価しなければなりません。昭和35年当時の逆風の中で、政治生命を賭して日米新安保条約を成立させた岸信介を、先見の明のあった政治家として高く評価しなければなりません。

 反対に、当時の全学連の学生や、非武装中立論を唱えた日本社会党などの政治家や大学教授などの左翼や、心情的に日米安保条約に反対した人たち対しては、蒙昧愚鈍の輩として厳しい非難を浴びせなければなりません。デモの最中に死亡した東大の学生“樺美智子”の死は“無駄死”だったと言わなければなりません。

 それにもかかわらず、日本のマスコミや評論家は、なぜ、彼等に対する再評価を行わないのでしょうか。過去を振り返り、誤りを誤りとして再評価することは、失敗を繰り返さないために不可欠です。

 現代の我々は民主党政権を誕生させるという大失敗を犯しました。その責任のかなりの部分は、民主党の実像を報じず、虚像を報じて来たマスコミにあると言って過言ではないと思います。
 戦後の日本をミスリードする報道を繰り返して何の反省もなく、今なおミスリードし続けているのが日本のマスコミです。

No.74 - 2012/05/01(Tue) 09:24:33 [pon218-252.kcn.ne.jp]
郵政民営化、新聞自体が民意を押しつぶす張本人 / 安 藤
郵政民営化、新聞自体が民意を押しつぶす張本人

 4月13日の読売新聞は、「郵政法案 月内成立へ 衆院可決 金融2社 新規事業に道」という見出しで、郵政民営化を後退させる法案が成立の見通しとなったことを小さく報じていました。
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 日本郵政グループを4社体制に再編する郵政民営化法改正案が12日の衆院本会議で、民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決され、月内に成立する見通しとなった。ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の新規事業の認可再開に向けた条件が整うが、民間金融機関などは反発を強めている。
 改正案には、政府が間接保有するゆうちょ銀行とかんぽ生命の金融2社株の処分が、「全部を処分することを目指す」との努力規定ながら盛り込まれた。
 政権交代後、金融2社株の売却を凍結する法律が成立。このため政府の郵政民営化委員会は、「民間金融機関との競争条件同一化の観点から認められない」とし、日本郵政は新規事業の開始を断念していた。改正案が成立すれば、金融2社株の売却凍結が解ける。民営化委員会の同意を得た上で、新規事業参入への道が開かれることになる。ゆうちょ銀は住宅ローン、かんぽ生命は医療保険への参入準備を進める見通しだ。
 ただ、間接的な政府による株式保有が残るままでの業務拡大に対して民間金融機関は、「民業圧迫が生じないことが重要」(全国銀行協会の佐藤康博会長)などと反発を強めている。米国生命保険協会なども民間との公正な競争が確保されていないと批判し、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉に悪影響を及ぼす可能性も指摘される。〈関連記事4面〉
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 今回の法案は小泉政権下の2005年の「郵政民営化選挙」で明白に示された民意を、露骨に押しつぶす暴挙という他はありません。それにもかかわらず、新聞の取り扱いは小さく地味で、なぜ、誰が民営化を阻み、民意を押しつぶしたのか明らかにしていません。

 明らかにしないの、新聞自体が民意を押しつぶす張本人であるからに他なりません。

No.73 - 2012/04/16(Mon) 22:59:27 [pon218-252.kcn.ne.jp]
年金の官民不公平はなぜなくならないのか / 安 藤
年金の官民不公平はなぜなくならないのか

 4月10日の読売新聞は、「年金一元化法案 『官民格差』の是正遠く(解説)」(編集委員・石崎浩)という見出しで、次のように報じていました。
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 政府は今週中にも、共済年金を廃止して、公務員も厚生年金に加入させるための、被用者年金一元化法案を閣議決定する。公務員のほうが民間より給付は手厚く、保険料率は低くて済むという「官民格差」の是正が目的だが、内容に不十分な点が目立つ。
 今の年金制度では、会社員は厚生年金、公務員などは共済年金、それ以外の自営業者などは国民年金に加入を義務づけられている。
 共済年金は、さらに国家公務員、地方公務員、私立学校教職員という三つの共済制度に分かれている。
 法案が成立した場合、共済年金は3制度とも廃止される。公務員や私学の教職員も、2015年10月からは、会社員と同じ厚生年金に加入する。
 だが、今回の法案で、民間が抱く不公平感の解消につながるかは疑問だ。
 今の制度では、平均的な公務員は厚生年金に相当する部分のほかに、上乗せ年金として月約2万円の「職域加算」を受け取れる。法案には、この職域加算を廃止することが明記された。ただし、その代わりに公務員向けの「新たな年金」を設けるとしている。
 政府は新たな上乗せ年金について、民間の企業年金に相当する部分だと説明している。だが、民間には企業年金がない会社も多い。
 民主党内では、職域加算に代わる制度の創設に慎重論があった一方で、公務員労組の支援を受ける議員らが既得権の維持を主張し、党内調整が難航した。結局、具体案の検討は先送りされ、後日、別の法案を出すことになった。内容しだいでは、公務員優遇が形を変えて温存されかねない。
 現在は共済年金のほうが厚生年金より低い保険料率については、18年以降、官民で統一されるが、それまでの6年間は、公務員のほうが負担が軽くて済む。
 さらに、議論を呼びそうなのは、共済年金が統合時点で保有する積立金計48・4兆円の分配方法だ。
 厚生年金の積立金に供出する“持参金”は、約半分の25・7兆円だけで、残る22・7兆円は、公務員の上乗せ年金の財源などとして使うことができる。
 なぜ、そうなるのか。
 制度の統合時点で、厚生年金の積立金は144兆円となる見通し。年金給付に必要な費用の4・2年分に当たる金額だ。そこで、共済年金も同じ4・2年分を供出すれば、「ともに同水準の金額を持ち寄ったことになる」というのが法案の考え方だ。
 共済年金は厚生年金より蓄えが豊かで、統合時点での積立金は、年金給付に必要な費用の7・9年分だ。このため、4・2年分を供出しても、3・7年分が公務員側の財産として残る。
 だが、そもそも共済の積立金が多い背景には、厚生年金より加入者の平均賃金が高く、保険料収入が多かったことなどがある。同じ4・2年分を出し合うだけで、果たして公平なのかは疑問だ。格差の温存につながらないか、検証が必要だろう。
 法案は関係省庁の水面下での調整で内容が固まり、情報公開は、おざなりにしか行われなかった。密室で決まった「官のお手盛り」と批判されても仕方ない。
 法案を修正し、格差是正を徹底すべきではないだろうか。
 
 図=被用者年金一元化法案のポイント
 
 写真=石崎浩
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 年金の官民不公平の問題は、何十年も前から指摘されて来た問題です。しかるに、この記事も指摘しているように、一向に解決に至りません。なぜでしょうか。

 解決しないのは、格差是正に反対し、抵抗している人たち(官公労組、官僚、国立大学教授など)がいるからのはずですが、その人達の姿が全く見えません。反対している人たちの所属や氏名や顔写真が明らかになれば、その人達を非難・攻撃することができますが、姿が見えなければ攻撃することができません。だから彼等は水面下で反対運動を続けることができるのです。

 反対している人たちが誰であるのか、読売新聞を初めとするマスコミは知らないのでしょうか。あるいは彼等は秘密結社のように行動していて実態の把握が困難なのでしょうか。
 決してそんなことはないと思います。マスコミが彼等を擁護しているのだと思います。
 だから、このような記事や報道が繰り返されても、いつまでたっても年金の官民格差はなくならないのだと思います。

 マスコミがいくら官僚の天下りの実態を報じる記事を書いても、天下りがなくならないのと同じです。元凶はマスコミ自身なのです。

 読売新聞が、「公務員労組の支援を受ける議員ら」の存在を指摘して批判するのであれば、その議員の名を顔写真入りで実名で報じるべきであり、「法案は関係省庁の水面下での調整で内容が固まり、情報公開は、おざなりにしか行われなかった。密室で決まった『官のお手盛り』と批判されても仕方ない」と批判するのであれば、関与した者達、代表者の氏名と顔写真を報じるべきだと思います。

No.72 - 2012/04/11(Wed) 06:10:23 [pon218-252.kcn.ne.jp]
我々日本国民はなぜ鳩山を総理に選んでしまったのか / 安 藤
我々日本国民はなぜ鳩山を総理に選んでしまったのか

4月10日の読売新聞は、「鳩山議員外交 危うい理屈で国益を損ねる愚」という見出しの社説で、次のように論じていました。(4月10日付・読売社説)
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 政府の中止要請を無視して強行した外遊が、相手国に利用される結果となった。事前に懸念された通りの展開である。

 鳩山元首相がテヘランを訪問し、イランの核開発問題をめぐって、アフマディネジャド大統領らと会談した。

 イラン側の発表によると、鳩山氏は大統領との会談で、国際原子力機関(IAEA)がイランなどに二重基準的な対応をとっているのは不公平だと語ったという。・・・

(中略)

 ・・・鳩山氏は首相在任中、「トラスト・ミー」といった不見識な言動で、米軍普天間飛行場の移設問題を迷走させ、日米関係を危機に陥らせた張本人だ。こうした危うい首脳外交が、国益を損ねた。

 退任後も、在沖縄海兵隊の抑止力に関する自らの発言を「方便だった」と言い放ち、沖縄の強い怒りを買った。多くの失敗を、もう忘れてしまったのか。

 鳩山氏は、能力的にも性格的にも、外交に関与してはならない政治家だ。そのことを、一日も早く本人が自覚してもらいたい。
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 「鳩山氏は、能力的にも性格的にも、外交に関与してはならない政治家だ」と言う点には、私も異論はありません。強いて言えば、彼の問題は「外交」に限らないという点です。

 それでは、このような問題人物が、なぜ日本の総理大臣になってしまったのでしょうか。彼は、最近になって急に問題人物になってしまったのでしょうか。総理大臣になるまでは、まともな政治家で、このような結果になろうとは誰も予測がつかなかったのでしょうか。

 そんなことはないはずです。彼は、元々問題人物であったと思います。彼の言動、素行を観察すればそれを知ることは容易であったと思います。それにもかかわらず読売新聞を初めとする、日本のマスコミはこのことを読者、国民、有権者に知らせることがありませんでした。彼の生い立ちや身辺のどうでもいいことばかり報じて、肝心のことを報じることがありませんでした。

 読売新聞は本人の自覚を求めていますが、このような人物に自覚を求めることは、無責任な気休めの議論です。彼がそのような自覚をするはずがありません。本人に自覚を求めるよりも前に、なぜこのような問題人物の資質を選挙の時に報じなかったのか、大きな責任がマスコミにあることを、一日も早く読売新聞に自覚してほしいと思います。

No.71 - 2012/04/10(Tue) 22:09:13 [pon218-252.kcn.ne.jp]
全く意味のない北朝鮮ミサイルの迎撃パフォーマンス / 安 藤
全く意味のない北朝鮮ミサイルの迎撃パフォーマンス

 4月1日の産経新聞は、「PAC3、イージス艦 北ミサイル、備え着々」という見出しで、次のように報じていました。
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 北朝鮮の「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイル発射に備え、海上自衛隊呉基地(広島県)で31日、宮古島に配備される地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が、輸送艦「おおすみ」に積み込まれた。1日朝に出港する。
 これに先立ち、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載した海自のイージス艦「きりしま」が31日、海自横須賀基地(神奈川県)を出港した。

 きりしまは別の基地に寄港した後、4月上旬に東シナ海に展開、迎撃可能な態勢に入るとみられる。
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 北朝鮮はすでに核兵器を保有しているとみられています。短距離の弾道ミサイルも保有しているとみられます。わが国はすでに北朝鮮の核の脅威にさらされていると言わざるを得ません。
 今回の「人工衛星」を装った長距離ミサイルで新たに脅威に直面するのは、アメリカであって、日本ではないと思います。

 それに、ミサイルの脅威はそれが命中することであって、発射が失敗して破片が飛んできたり落下することではありません。

 それらを考えると今回の自衛隊の迎撃パフォーマンス対応は無意味で、国民の目を欺くもので誠に不可解と言う他はありません。

No.70 - 2012/04/01(Sun) 07:50:04 [pon218-252.kcn.ne.jp]
財政再建の柱は現職公務員の削減(リストラ) / 安 藤
財政再建の柱は現職公務員の削減(リストラ)

 4月1日の産経新聞は、「国家公務員採用56%減 3日閣議決定 『8割』届かず」という見出しで、次のように報じていました。
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 政府は31日、平成25年度の国家公務員の新規採用数を21年度比で56%減の3750人程度に抑える方針を固めた。当初は7〜8割程度の削減を目指し、各府省と折衝を重ねてきたが、刑務所を所管する法務省や、外局として原子力規制庁を新設予定の環境省などから「業務に支障が出る」との反発が相次ぎ、軌道修正した。3日に閣議決定するが、削減幅をさらに縮小する余地も残した。
 新規採用数は例年、法務省や国土交通省が千人を超えるのに対し、消費者庁や内閣法制局などは数人にとどまり、一律削減では各府省の業務に影響が出かねないため、採用総数を閣議決定した上で、川端達夫総務相が総数の範囲内で府省ごとに上限数を割り当てる。

 新規採用数の削減は26年度までの時限措置となる見通し。各府省は東日本大震災への対応で業務量が増加しているため、総務省や行政改革実行本部(本部長・野田佳彦首相)との事前協議を経た上で追加採用も認める方針で、削減幅が縮小される可能性もある。
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 国政業務の将来を考えれば、年齢層による大幅な増減は好ましくない方法であると思います。また、この年代の若者だけが不利益を被るのは不公平という他はありません。
 やるべき事は他にあります。中高年の(高給を食んでいる)現職職員のリストラです。
 民間企業であれば、経営再建は希望退職他の手段による人員削減(リストラ)が再建策の柱でもっとも効果的な方法です。
 今回の公務員の採用削減は現職の組合員を守ることだけを考え、国の将来も若者の雇用も一顧だにしない暴挙です。
 官公労組の利益、既得権の擁護を第一に考える民主党には退場してもらわなければなりません。

No.69 - 2012/04/01(Sun) 07:35:44 [pon218-252.kcn.ne.jp]
イランと北朝鮮、アメリカ外交のダブルスタンダード / 安 藤
イランと北朝鮮、アメリカ外交のダブルスタンダード

 核開発を進めるイランの核施設に対する、アメリカとイスラエルによる先制攻撃の可能性が高まっています。

 一方で先日アメリカは、北朝鮮が核実験や寧辺(ヨンビョン)でのウラン濃縮活動を一時停止することの見返りに食料支援をすることなどで合意しました。
 北朝鮮は、寧辺(ヨンビョン)以外にもウラン濃縮施設を持っていると言われており、核放棄の実効性は疑わしいと言わざるを得ません。

 それにもかかわらずアメリカがこのような合意をし、食料援助に応じるのは、ひとえに中国を牽制するためにこのような合意が有効と考えているからだと思います。日本や韓国の安全保障などは重視していないのです。

 日本や韓国はアメリカの同盟国ですが、イスラエルは(私の知る限り)アメリカの同盟国ではありません。それにもかかわらず、アメリカはイスラエルの核保有を黙認し、イスラエルのための先制攻撃さえ辞さない構えです。

 日本や韓国が北朝鮮に対抗するために核開発をすると言ったら、アメリカは何と言うでしょうか。
 日本人は「同盟国」などと言う美辞麗句にだまされてはいけません。

No.68 - 2012/03/04(Sun) 09:12:50 [pon218-252.kcn.ne.jp]
失われた1年 / 安 藤
失われた1年

 3月4日の毎日新聞は、「<野田首相>原発再稼働、地元自治体を説得へ」という見出しで次のように報じていました。
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 野田佳彦首相は3日、海外メディアのインタビューに応じた。停止中の原発について「政治判断して、稼働をお願いせねばならない時は、政府を挙げて自治体の理解を得るべく全力を尽くす」と強調。安全と認めた原発の再稼働に向け、地元自治体の説得に乗り出す考えを表明した。・・・

 インタビューは、東日本大震災から1年を前に、米CNNや英BBC、中国・新華社、韓国・聯合ニュースなど9カ国19社の報道機関が、首相官邸で実施。海外で関心の高い東京電力福島第1原発事故への質問が相次いだ。

 原発再稼働について首相は、原子力安全・保安院と原子力安全委員会が、電力会社による安全評価(ストレステスト)の結果を二重に点検する仕組みを説明。国内の電力需給がこの夏、逼迫(ひっぱく)する懸念を認めた上で「稼働できるものは稼働するということで対応する」と前向きな姿勢を示した。・・・

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 野田首相は、なぜ原発事故の1年後になってこのような発言をしたのでしょうか。原発の定期検査で原発を停止し、その後再稼働を認めない事態が続けばこうなることは当然起こる事態で、100%予測できたことです。

 原発の再稼働が必要であると考えるのであれば、もっと早く言うべきでした。そして自治体へのお願いではなく、自らの権限と責任で再稼働を実現すべきでした。

 この1年間原発が正当な手続きによらず次々と停止に追い込まれ、大量の天然ガス、原油等の輸入を余儀なくされたことにより、日本の貿易収支、経常収支は巨額の赤字となりました。電力会社は巨額の赤字決算となりました。この責任は誰が負うのでしょうか。これは明らかに天災ではなく人災です。

 それにこのような重大な発言を、なぜ、国内マスコミの会見ではなく、外国人との会見で明らかにしたのでしょうか。日本人のマスコミの前では言いたいことが言えないのでしょうか。
 もし、そうであるとすれば、日本のマスコミとの記者会見は民主政治に有害であり、少なくとも記者クラブ主催の記者会見は廃止すべきだと思います。

No.67 - 2012/03/04(Sun) 08:41:58 [pon218-252.kcn.ne.jp]
「橋下市長赤字補填ストップ 市バス給与ピンチ」 / 安 藤
「橋下市長赤字補填ストップ 市バス給与ピンチ」

 2月29日の読売新聞夕刊に、「橋下市長赤字補填ストップ 市バス給与ピンチ」と言う見出しの一面トップ記事がありました。

 市バスの職員の給与がピンチというのは、そんなに重大なニュースでしょうか。読売新聞はいつから、「大阪市職員新聞」になったのでしょうか。
 市バスがストライキをするとか、運休するとかであれば別ですが、「給与がピンチ」などと言うことは、多くの大阪市民と大阪府民にとっては、どうでもいいニュースだと思います。
 先日、エルピーダメモリーが、会社更生法の適用を申請したと報じられましたが、どこの新聞も、「雇用がピンチ」など、そこの従業員の身を案じるような記事を書いていません。なぜ公務員の時だけこういう記事を書くのでしょうか。

 今回に限らず、大阪の橋下市長(知事)が改革の辣腕をふるうと、必ず「職員が困惑している」とか、「とまどっている」とか、公務員(官公労組)の立場で書いている記事が目立ちます。

 なぜでしょうか。マスコミは公務員(官公労組)と癒着しているのです。マスコミと官公労組の癒着の根は深く、長い歴史がありますが、市庁舎内にある記者クラブが癒着の温床であると思います。橋下市長は市庁舎内から官公労組の組合事務所に立ち退きを命じていますが、記者クラブに対しても立ち退きを命じるべきだと思います。

No.66 - 2012/02/29(Wed) 20:37:16 [pon218-252.kcn.ne.jp]
河村市長の“南京大虐殺否定”発言を巡る毎日新聞の報道 / 安 藤
河村市長の“南京大虐殺否定”発言を巡る毎日新聞の報道

 2月25日の毎日新聞は、「<河村市長>『礼儀欠いた』中国の批判報道に戸惑い」と言う見出しで、次のように報じています。
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 名古屋市の河村たかし市長が、南京事件を否定した自身の発言について「礼儀を欠いた」と関係者に反省の言葉を漏らしていることが24日、分かった。27日の定例記者会見で、発言について遺憾の意を示す方向で検討している模様だ。ただ、発言の撤回はしない方針で、事態収拾につながるかは微妙だ。

 河村市長は24日、記者団に「市民に迷惑がかかるのは心が痛む。市民の生活を守るのが市長の責任」と発言の影響拡大への懸念を表明した。

 関係者によると、中国で発言への批判が高まっていることについて、河村市長は当初は静観する構えだった。しかし、24日に中国主要メディアで報道されたことから、戸惑いを見せ始めたという。

 南京市にいる日本人に悪影響が出たり、名古屋市への中国人観光客減少などに波及する可能性について市長は周囲に相談。「名古屋市役所を表敬訪問した南京市幹部に自分の意見を話したのは礼儀を欠いた行為だった」と述べたという。【三木幸治、福島祥】
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 このほかにも、今回の河村市長の発言については毎日新聞は下記の一連の報道をしています。

 毎日新聞は、南京大虐殺があったのかなかったのか、どちらの主張が正しいのかに何ら触れずに、多くの日本人、中でも名古屋市民がどのように反応しているかについても何も触れずに、ひたすら中国人、中国のマスコミの言うことや中国人の対抗措置についてのみ報じています。

 この事件で、日本国民がどう考えているか、真実が何であるかにも一切論じることなく、ただ、中国の対抗措置に対する憂慮のみを報じるのは、中国の圧力に屈するように促しているに等しい行為だと思います。

 中国人の抗議行動だけを報じるのは日本国民の口を封じ、中国人への屈服を促す露骨な反日キャンペーンという他はありません。

 外務省の横井裕外務報道官は24日の記者会見で、河村たかし名古屋市長が南京事件を否定する発言をしたことについて「旧日本軍の南京入城後、非戦闘員の殺害、略奪行為があったことは否定できない」と述べたそうですが、人類の歴史上、戦争で多くの非戦闘員が殺害略奪されたのは、決して珍しいことではなく、特に中国の戦場では戦闘員が民間人を偽装していて、戦闘員と非戦闘員との区別がつかなかった国際法に反した戦場であったことを忘れてはなりません。
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毎日jp 記事検索結果
「河村市長」 で検索した結果 1〜15件目 / 約76件

河村市長:「礼儀欠いた」 中国の批判報道に戸惑い
... 河村市長は24日、記者団に「市民に迷惑がかかるのは心が痛む。市民の生活を守るのが市長の責任」と発言の影響拡大への懸念を表明した。 ... 中国で発言への批判が高まっていることについて、河村市長は当初は静観する構えだった。しかし ...
mainichi.jp/chubu/news/20120225k0000m010130000c.html
2012年2月25日2時31分 [トップ > いりゃあせ名古屋]


河村市長発言:「政府見解異なる」外務報道官
... 河村市長の発言を契機に姉妹都市提携を結んでいる中国江蘇省南京市が交流を一時停止する発表をしたことについては「地方自治体間で適切に処理、解決される問題で、可能な限り早く解決されることを期待している」と述べ ...
mainichi.jp/chubu/news/20120225k0000m010087000c.html
2012年2月24日22時41分 [トップ > いりゃあせ名古屋]


河村名古屋市長:南京事件否定発言 「目撃者なく決定的」 強気崩さず
... 【福島祥、三木幸治】  河村市長は20日、名古屋市役所を表敬訪問した中国共産党南京市委員会の劉志偉常務委員らと会談し ... 河村市長は22日の日本記者クラブでの会見で、南京事件に関する自身の発言につい ...
mainichi.jp/chubu/seikei/news/20120223ddq041010010000c.html
2012年2月24日14時7分 [トップ > いりゃあせ名古屋 > 政治経済]


河村名古屋市長:南京事件否定発言 「交流停止は一方的」名古屋市議も困惑
... 河村市長の親書を渡した。南京市側は「我々の認識が間違っているとは思わないが、議論は大いに結構」と和やかなムードで答えたという。河村市長はそのやりとりを踏まえて20日に「南京事件はなかったのではないか。 ...
mainichi.jp/chubu/newsarchive/news/20120224ddq041010015000c.html
2012年2月24日11時47分 [トップ > いりゃあせ名古屋 > アーカイブ]

河村名古屋市長:南京事件発言 「交流中止残念」と市議ら
... 河村市長の親書を渡した。南京市側は「我々の認識が間違っているとは思わないが、議論は大いに結構」と和やかなムードで答えたという。河村市長はそのやりとりを踏まえて20日に「南京事件はなかったのではないか。 ...
mainichi.jp/photo/news/20120224k0000m040095000c.html
2012年2月23日23時28分 [トップ > フォトニュース]
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河村名古屋市長:南京事件否定発言 一問一答
... 日本は弟、ぜひ大きな心で  河村市長の日本記者クラブの記者会見での主な質疑は次の通り。  −−南京事件を否定する発言が、中国で「侵略を美化している」という論調で書かれている。発言の内容と真意は。 ...
mainichi.jp/chubu/newsarchive/news/20120223ddq041010013000c.html
2012年2月23日11時29分 [トップ > いりゃあせ名古屋 > アーカイブ]

河村名古屋市長:南京事件否定発言 発言撤回せず 都内で会見「目撃者いない」
... 河村市長は20日、名古屋市役所を表敬訪問した中国共産党南京市委員会の劉志偉常務委員らと会談し、「通常の戦闘行為はあって残念だが ... 河村市長は22日の日本記者クラブでの会見で、南京事件に関する自身の発言につい ...
mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/23/20120223ddm041010138000c.html
2012年2月23日6時10分 [トップ > ニュースセレクト > 海外 > アーカイブ]

河村市長:南京事件発言 現地市民は深い失望感
雨の中、南京大虐殺記念館を訪れた参観者。後方の30万の数字は中国側が主張する犠牲者数=南京市で2012年2月22日、隅俊之撮影 雨の中、南京大虐殺記念館を訪れた参観者。 ...
mainichi.jp/photo/news/20120223k0000m040080000c.html
2012年2月22日23時32分 [トップ > フォトニュース]

河村市長:南京事件否定発言 撤回の考えないことを明言
... 河村市長は20日、名古屋市役所を表敬訪問した中国共産党南京市委員会の劉志偉常務委員らと会談し、「通常の戦闘行為はあって残念だが ... 河村市長は22日の日本記者クラブでの会見で、南京事件に関する自身の発言につい ...
mainichi.jp/photo/news/20120223k0000m040070000c.html
2012年2月22日22時1分 [トップ > フォトニュース]

河村名古屋市長:南京事件否定発言 中国南京市交流停止 発言撤回せず「討論会開きたい」
... 同課によると、河村市長の発言について、名古屋市に21日までに寄せられた電話電子メールは計80件。河村市長を支持する内容が55件、批判する内容が25件という。  中国の駐名古屋総領事館からも河村市長宛てに「納得できない。 ...
mainichi.jp/chubu/seikei/news/20120222ddh041010003000c.html
2012年2月22日16時54分 [トップ > いりゃあせ名古屋 > 政治経済]

河村名古屋市長:南京事件否定発言 中国南京、名古屋と交流停止 「市民感情傷つけた」
... 河村市長の発言に対して中国側が報復措置を明らかにしたのは初めて。  南京市外事弁公室報道官は「(発言は)南京大虐殺の史実を否定し ... 河村市長は20日、市役所を表敬訪問した南京市共産党委員会の幹部らと ...
mainichi.jp/select/seiji/news/20120222dde041010020000c.html
2012年2月22日15時5分 [トップ > ニュースセレクト > 政治]

河村市長:発言撤回せず「討論会を」…南京市交流停止
... 同課によると、河村市長の発言について、名古屋市に21日までに寄せられた電話電子メールは計80件。河村市長を支持する内容が55件、批判する内容が25件という。  中国の駐名古屋総領事館からも河村市長宛てに「納得できない。 ...
mainichi.jp/photo/news/20120222k0000e040228000c.html
2012年2月22日14時23分 [トップ > フォトニュース]
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No.65 - 2012/02/25(Sat) 09:50:47 [pon218-252.kcn.ne.jp]
国民総背番号と個人識別番号 / 安 藤
国民総背番号と個人識別番号

 2月20日の産経新聞(夕刊)は、「『個人識別番号法案』閣議決定」という見出しで、次のように報じていました。
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 政府は14日、国民一人一人に番号を付けて納税記録や社会保障情報を管理する共通番号「マイナンバー」制度を導入するための「個人識別番号法案」を閣議決定した。政府は平成26年6月に番号を交付し、27年1月の利用開始を目指す。個人情報保護に向け、行政組織などを監視する第三者機関の設置や情報漏洩(ろうえい)に対する罰則も盛り込んだ。
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 かつて自民党政権の時に、同じように全国民にコード番号を付するという提案に対して、当時のマスコミや多くの野党の政治家は、「国民総背番号」と呼んで強力に反対していました。今でも「住基ネット」に参加しない自治体もあります。
 旧社会党の流れをくむ民主党政権には、反対した人たちが少なくないと思います。

 その「国民総背番号」と、今回の「個人識別番号」とは、どこがどう違うのでしょうか。たぶん何の違いもないと思います。当時、「国民総背番号」に反対した人たちは、その誤りを認めるべきだと思います。

 今回の産経新聞の記事には、下記のような漫画が添付されていますが、見当違いも甚だしく、「国民総背番号」に反対する人たちの愚劣さを象徴しています。

No.63 - 2012/02/20(Mon) 21:37:19 [pon218-252.kcn.ne.jp]

Re: 国民総背番号と個人識別番号 / 読者
産経は民主党が始めようとしている政策だから反対しているんですか?
No.64 - 2012/02/24(Fri) 18:05:49 [i114-187-32-247.s41.a016.ap.plala.or.jp]
Re 昔を忠実に再現するのが歴史ドラマか(大河ドラマにも及んできたNHKの反日) / げん
お久しぶりです。久々に書き込ませていただきます。

つい先日まで放送されていたらしい『坂の上の雲』というドラマの事ですが、ある日テレビをつけたとたん、軍服姿らしい竹中直人が「韓国の独立を支援するウンタラカンタラ」と叫ぶシーンが映りました。
NHKは殆ど見ないので、このドラマも全く見ておらず、不勉強なので『坂の上の雲』も読んだことがありません。
それでも『坂の上の雲』が日本海海戦前後辺りの話だということぐらいは耳にしています。

「韓国」という国は、あの頃は無かったのではないでしょうか?それを言うなら「朝鮮」或いは「朝鮮半島」でしょう。全く時代考証を無視してます。

『平清盛』の時代考証の熱心さがあれば、現代に近い『坂の上の雲』の方が、よっぽど的確な時代考証が出来たはずです。
だのに何故、こんなセリフだったのか。

NHKにこうした疑問をぶつけたら「『坂の上の雲』は一般視聴者に分かりやすくするために現在の位置にある韓国の名称をそのまま使った」とか言い訳しそうですが、それなら何故、『平清盛』では天皇のことを、一般視聴者に違和感のある「王家」と呼んでいるのか。

NHKはいったい、どこの国の視聴者を想定してドラマを作っているんですかね。
どうも日本の視聴者では無いような気がするのですが。

No.62 - 2012/02/01(Wed) 22:05:51 [s222.HfukuokaFL3.vectant.ne.jp]
昔を忠実に再現するのが歴史ドラマか(大河ドラマにも及んできたNHKの反日) / 安 藤
昔を忠実に再現するのが歴史ドラマか(大河ドラマにも及んできたNHKの反日)

 1月24日の産経新聞は、「皇室を『王家』 適切なの? 大河『平清盛』に疑問の声」と言う見出しで、次のように報じていました。
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 考証の本郷氏 当時、天皇イコール「王」だった

 NHK大河ドラマ「平清盛」で、当時の皇室(天皇家)を登場人物らが「王家」と呼んでいることが議論を呼んでいる。中国の冊封(さくほう)体制下で「王」は「皇帝」に仕える立場であることなどから、王家の呼称は「天皇家の権威をおとしめる表現」との批判があるためだ。同番組の時代考証を担当し、本紙で「日本史ナナメ読み」を連載している本郷和人・東大史料編纂所准教授に、「王家」を使った理由を解説してもらった。
                   ◇
 なぜ天皇家、皇室という言葉を用いなかったか。ひとことで言えば、「平清盛」の時代には使われていなかったから、です。

 この時期には、天皇の血族をファミリーとして捉えるという概念がいまだ出現していない。播磨の海、周防の灘、と命名しても「瀬戸内海」とまとめる言葉がなかったのと同じです。近衛天皇の寺院、鳥羽上皇の御所、美福門院(びふくもんいん)の荘園など、個別の名が用いられ、天皇家も皇室も、また「王家」も、言葉としては定着していません。

 それから150年、鎌倉時代末から南北朝時代、天皇家と皇室は依然として用いられていませんが、「王家」が各階層で使われるようになります。たとえば、

 ◎皇族…花園上皇「(後醍醐天皇は)乱髪、小袖一、帷(かたびら)一を著せしめ給うと云々、王家の恥、何事これにしかんや」(『花園天皇日記』元弘元年別記10月1日)

 ◎貴族…北畠親房(ちかふさ)「王家の権さらになきがごとくになりぬ」(『神皇正統記(じんのうしょうとうき)』二条天皇)

 ◎武士…結城直光「昔より誰の家か、王家の相門(しょうもん)を出ざるや」(『源威集(げんいしゅう)』前九年の役のこと)。

 どうして「王家」が登場したかというと、「平清盛」の時代、天皇イコール「王」だったことが素地になったのです。この頃、天皇という呼称はあまり使われず、みかど・主上、それに「王」が用いられた。藤原信西(ふじわらのしんぜい)の主導のもと制定された保元元年の新制(新しい憲法)は冒頭で「九州の地(日本全国)は一人(天皇)のもつところなり。王命(天皇の命令)のほか、なんぞ私威(しい)を施さん」と力強く宣言しますし、「王法(天皇の法)と仏法は車の両輪」は頻出の決まり文句です。九条兼実(かねざね)(関白)は日記『玉葉』に、天皇をしばしば「王者」と記す。

 貴族は彼我の上下関係にきわめて敏感でした。座席の上下を争い(座次争論)、下位の者が先に昇進(超越(ちょうおつ)といいます)すると強硬に抗議します。時には激怒して出家し、自ら家を絶やすことも。その貴族たちが、天皇を「王」と呼ぶことに、全く違和感を示していない。

 とすれば、皇帝が上位で王は下位、天皇は皇帝と同格だから王とは絶対に呼ばない…という現代的な私たちの理解は、当時の貴族社会には適用できないのではないか。こういうことはしばしばあって、たとえば「自由」はわれわれにとっては良い言葉ですが、かつては「自由の振る舞い」の如(ごと)く、わがまま勝手を意味する悪い言葉だった。

 では、天皇のファミリーは何と表現するか。中世史学界は、貴族を「公家」、武士を「武家」とするのにあわせて、これを「王家」と呼んでいます。天皇家・皇室の語が一般的になるのは明治以降だし、「朝廷」ならびに「朝家」は天皇の政府を指す(武家の「幕府」に対応)のでニュアンスが異なる。「皇家」は適当ですが、「王家」に比べると使用例が乏しい。

 NHKの制作サイドに尋ねられたとき、以上を勘案し、「王家」の使用を提案しました。純粋に学問的な見地からの応答です。国を思う方々の批判は真摯(しんし)に受け止めねばなりませんが、皇室をおとしめる意志が露塵(つゆちり)ほどもなかったことは、まちがいありません。(寄稿)

【プロフィル】本郷和人
 ほんごう・かずと 東大史料編纂所准教授。昭和35年、東京都生まれ。東大文学部卒業、同大大学院博士課程単位取得退学(文学博士)。専攻は日本中世史。著書に『天皇はなぜ生き残ったか』『謎とき平清盛』など。
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 本郷氏は「反日」の意図は露塵ほどもなかったと言っていますが、本当でしょうか。仮に、本郷氏にはなかったとしても、「NHKの制作サイド」はどうだったのでしょうか。

 そもそも歴史ドラマとは過去を忠実に再現することが第一なのでしょうか。過去を忠実に再現すると面白味がなくなっても、敢えてそうするものなのでしょうか。
 「王家」の呼称に限らず、「NHKの制作サイド」は大河ドラマのすべてについて、過去を忠実に再現しているのでしょうか。おもしろおかしく、現代風に加筆あるいは脚色している部分は皆無なのでしょうか。

 NHKが出版している大河ドラマストーリー「平清盛」をみると、そのあらすじの最初のところ(130ページ)にはこうあります。

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・・・頼朝は思わず叫んだ。
「やめい」
源氏の人々は驚いて頼朝を見た。
「平清盛なくして、武士の世はこなかつた」
 海に生き、海に栄え、海に沈んだ平家という巨大な一門。その平家一門を築きあげた男・平清盛こそ、誰よりもたくましく乱世を生き抜いたきとの武士であったことを、頼朝は知っていたのだ。・・・
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 これらの会話や表現はきわめて現代的であって、当時の人たちがこのような会話をしたとは思えません。すべてが現代的解釈のもとに構成された台本に過ぎないと思います。それは過去の大河ドラマとて同様だと思います。

 そういう歴史ドラマの作成にあって、なぜ、わざわざ、「皇室」という部分についてのみ、現代の日本人に強烈な違和感のある「王家」と言う呼称をわざわざ用いたのでしょうか。それは本郷和人氏の説明では説明になっていないと思います。

 韓国人が日本の天皇を、「日王」と呼んでいることはよく知られています。本郷氏(あるいは制作者)には他意あるものと考えるのが妥当だと思います。産経新聞の追及は腰が引けていると思います。

No.60 - 2012/01/29(Sun) 08:21:27 [pon218-252.kcn.ne.jp]
「天下り」を擁護している日本のマスコミ / 安 藤
「天下り」を擁護している日本のマスコミ

 1月15日の読売新聞社説は、「独法改革 見せかけの取り組みでは困る」と言うタイトルで、次のように論じていました。
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 独立行政法人の改革は歳出削減などの具体的な成果を上げることが肝要だ。看板の掛け替えに終わらせてはならない。行政改革を担当する岡田副総理の役割は重い。
 政府の行政刷新会議が月内にも独法の組織再編案をまとめる。原案では、102法人のうち、日本万国博覧会記念機構など3法人は廃止、空港周辺整備機構など2法人は民間に移管する。・・・
(中略)
 廃止・民間移管が計5法人では物足りない。新たな種類の法人に移行しても組織が存続するのでは看板の掛け替えにすぎない。法人数を大幅に減らし、経費削減を実現してこそ、意味がある。
 独法改革は、組織形態の見直しだけでは不十分だ。各法人の個別事業を縮減・効率化し、地方や民間に移管することに加え、天下りと補助金による所管府省との癒着にもメスを入れる必要がある。・・・
(以下略)
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 マスコミによる「天下り」批判は、過去数十年来繰り返されています。耳にタコができるほど聞きました。しかし、「天下り」は一向に減りません。なぜでしょうか。

 マスコミの報道を見ていると、「天下り」批判一色で、「天下り」を擁護する人は一人もいません。これは不思議です。批判する人ばかりで擁護する人がいなければ、明日にでも「天下り」がなくなっても良さそうです。

 実際には「天下り」を擁護する人が大勢いるはずです。マスコミは「天下り」を擁護する人(官僚、官公労組、国立大学教授など)の存在を隠しているのです。水面下で「天下り存続」のために抵抗活動をしている人達を隠しているのです。彼等が、批判、反論に晒されることがないように擁護しているのです。

 「天下り批判」に抵抗している人が誰であるかがはっきりすれば攻撃は容易です。しかし姿が見えなければ攻撃できません。マスコミは「天下り」の最大の擁護者なのです。

No.59 - 2012/01/28(Sat) 09:06:50 [pon218-252.kcn.ne.jp]
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