| >“平和国家”とは何でしょうか。>
国境紛争で他国に実効支配されている地域、つまり北方領土や竹島を取り返すのに自衛隊を「自衛のための武力行使は合憲」と言って活用して、戦争で取り返そうとするのが非平和国家、そうではなくあくまで交渉で取り返そうとするのが平和国家です。
もちろん実効支配している尖閣諸島は自衛隊を使って守らなければなりません。
>今の日本の状況は、アメリカの核抑止力の下にある、半保護国状態と言って良いと思います。そのデメリットは決して小さくありま>せん。>
私はできる限り長く日米安保条約を維持し、アメリカに守ってもらうのがよいと考えています。ただし、時とともに日本の主体性を強めていくべきだとも考えています。
この前の書き込みは、あくまで万が一、を想定してのことです。万が一日米安保が解消されたら、万が一朝鮮半島が統一したら、万が一統一朝鮮が核武装したら、という場合を想定してその時の日本の対応を考えてみたのです。
実際に日米安保が解消されるのも朝鮮半島が統一するのもまだまだ先の事でしょう。
>イギリスと地球の裏側とも言えるフォークランドの問題と、中国・ロシア・北朝鮮に近接する日本の問題は同列に論じられません。>
中華人民共和国と台湾海峡をはさんでわずか300?qに位置する中華民国は核を持っていませんが、領土紛争で金門島などを実効支配しています。
弱小国の中華民国は核を持たずに単独で核武装国で大国の中華人民共和国と戦っています。
> 私見ですが国益とは 国益=経済+安全保障+国家的威信 と定義できます。核を持つことは国家的威信を高めることになるのです。>
ここは是非ともわかってほしいですね。別の言い方をすれば、核は いわゆる「未開」民族におけるトーテムポールみたいな役割を果たしているのです。核は国民にとっての「象徴」であり、「紋章」なのです。
>核兵器による恫喝や3回目の被害を受けないためには核兵器の保有>は必要。保有後、他の核兵器保有国に一緒に放棄を呼びかける道はある(現実平和主義)。>
中立国で核を持っていない国のほうが圧倒的に多いです。
インドは今では核を持っていますが、持っていない時から核保有国の中国と領土紛争を抱え、インドは中国の核にひるむことなく応戦し、紛争地域を実効支配してきました。
核保有国vs核保有国、核保有国vs非核国の戦争を挙げれば枚挙に暇がありません。
>アメリカに押しつけられた日本国憲法の下、武装解除された日本では攻撃兵器である長距離爆撃機、巡航ミサイル、ドローンの制作>も使用も不可だと言うことをご存じないのですか?>
私は現憲法はアメリカに押し付けられたとは思っていません。押し付けられたのは憲法草案で、これを叩き台にして当時国会で活発な論争が交わされました。
戦力の不保持をGHQに提案したのは日本人の幣原喜重郎です。第九条は日本人自身によるものです。だから今日に至るまで日本人に支持されてきたのです。
それに、九条の歴史は解釈改憲の歴史と言っても過言ではないでしょう。
自衛隊も厳密に言えば違憲です。しかし解釈改憲で合憲となり、現在ではとうとう集団安保も合憲とされています。
だから今度も何か適当な理屈をつけて、解釈改憲して、長距離爆撃機、巡航ミサイル、ドローン等を持つべきです。こうして敵基地攻撃能力を持つべきです。
>核兵器は究極兵器です。自国が深刻な危機に立ち入らない以上、世界の非難を恐れて非保有国に対して使用することなどありません。しかし、深刻な危機に立ち至れば核兵器の使用を保有国はためらわないでしょう、自国の生存を図るという正当な理由がありますから。>
イスラエルがいつ核を持ったかは不明ですが、4度にわたる中東戦争で、そのいずれかの時期に持ったと思われますがイスラエルは核を使用していません。
>防御兵器は保有できても今のままでは攻撃兵器は保有できません。>
ミサイル防衛システムなどごくわずかの兵器を除いて、自衛隊の持っている兵器の大半は攻撃可能な兵器です。今のままでも攻撃兵器の保有は可能ですし、現に保有しています。
日本はできる限り日米安保を維持し、少しずつ解釈改憲で自衛隊の活動範囲を広げ、兵器を充実させ、今はまだ時期尚早ですがいずれ9条を改正し、名実ともに正式な軍隊を持ち、PKO等にもっと参加し、被爆国として世界に核の廃絶を訴え続けていくべきです。
そして中国がウィグル族に原爆を投下したことも訴えて、中国の野蛮性を宣伝すべきです。
*私は生まれた時の国籍は中華民国でしたが幼少期に日本に帰化しました。
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No.875 - 2019/11/17(Sun) 03:58:11 [nthygo135227.hygo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp]
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