コースタイム:令和4年6月11日 古里駅着8:38 古里駅発8:42 赤杭尾根登り口8:51 ズマド山分岐9:53 赤杭山10:40 エビ小屋山分岐11:51 曲ヶ谷北峰12:50 川乗山頂上12:59 大ダワ14:08 コブタカ山14:37 本仁田山15:15 大休場尾根取付15:58 登山道取付16:25 奥多摩駅17:02
所感 記録によると、平成13年4月29日このルートを一度訪れている。この時は古里駅から川乗山まで3時間で到達し、その後奥多摩駅まで3.5時間、総計6.5時間で歩行している。21年が経過し、体力の低下は否めないものの、はたしてどこまで自分の体力が残っているのかを認識する意味を込めて、このルートを企画した。今回はTさんが同行してくれた。 古里駅は何度か訪れているが、駅舎が改装され、トイレがリニューアルされている。今回は立ち寄らなかったが、駅前にセブンイレブンがあることも登山者にとって心強い。このセブンイレブン、利用者が多いようで、駐車場の拡張がなされていた。駅舎から裏手に出て、道標に従い、赤杭尾根に取り付く。 赤杭尾根は訪れる人が少なく、我々以外の登山者はいなかった。以前の印象のように緩い登りではあるが長丁場である。赤杭山にて、10数名のパーティーと遭遇し、登りで唯一出会った他団体である。どうやら、公募ツアーのようである。その後林道を歩いたことや、しかし20年も過ぎると、途中で林道を歩いたことなど、かつては記憶になかったものであった。川乗山頂直下で急登となるが、樹林が途切れる箇所があり高山の趣が出てきた。山頂に到着すると、先ほどのパーティーと再度出会った。 頂上からの眺望は得られなかった。件のパーティーも早々に下山しており、我々も下山することにした。大ダワまでの下りルートは「注意」の看板が示すように、滑りやすい岩場が連続する難路である。大ダワからは鳩ノ巣駅に下るルートもあるが、本仁田山を目指す。この登り返しは、下山途中にはなかなか堪える。 本仁田山頂からも眺望は得られず、すぐに出発する。大休場尾根からの下りから右の斜面を下る。登山路終点には、住民の方が設置したと思われるモノレールがあった。約2kmの舗装された道路を歩いて奥多摩駅に到着する。所要時間は8時間超であり、20年前より2時間ほど余計に掛かっており、これが加齢による体力の衰えによるものかと実感した。なお、以前には奥多摩駅付近交差点にあったスーパーおがわやにてビール等が購入できたが、閉店となっていた。やや駅近くにある「みすず堂」にてビール、焼酎を仕入れ、乾杯しつつの帰路となった。なお、午後からの降雨予報に対して、行程上雨に降られることがなかったのは幸いである。 PS:山の名称は正しくは「川苔山」らしい。途中の道標も全て「川苔山」であった。本文では国土地理院地形図に従って「川乗山」と記載した。
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No.1277 - 2022/06/13(Mon) 00:03:30
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