7月26日(水)〜27日(木)に福島県と山形県にまたがる吾妻連峰に行って来ました。平均年齢66.75歳の高齢者4名は一切経山や西吾妻山といった東西のポイントとなる山は既に登った経験はあったもののそれらを繋ぐルートはなかなか実現せず、今回リーダーをしていただいたS氏の発案でやっと実施することが出来ました。一日目は浄土平からほぼ中間点にある明月荘避難小屋まで、二日目は避難小屋から下山口としたグランデコまでです。ルートタイムはそれぞれ6時間、6時間半でしたが、久しぶりの避難小屋泊で荷物がいつもより重くなった事や、歩きにくい荒れた登山道や突然の雨、そして大小のピークの上り下りに平均年齢66.75歳の低下した体力では想定以上に難儀して、思った以上に時間が掛かってしまいました。本当に骨の折れた登山でした。
一日目 浄土平9:05〜10:57一切経山11:07〜12:25家形山〜14:28烏帽子山〜17:05東大巓〜17:46明月荘避難小屋(泊) 二日目 明月荘避難小屋6:57〜9:44人形石〜11:37西吾妻山〜1233西大巓12:50〜14:35グランデコゴンドラ乗り場
それでも一切経山から見た五色沼や東大巓から西吾妻山に繋がる尾根筋の湿原やお花畑は誰もいない天空のオアシスとして忘れられないものになりました。木道を歩きながら飯豊連峰や磐梯山が顔を出して私たちを励ましてくれた光景は、たとえ骨が折れても一度は行ってみた方が良いよと、勧めることができるルートです。ただし二度目は遠慮したいですが(笑)
写真は登山口の浄土平です。背景には今なお激しく噴き上げる水蒸気の噴煙が見えます。
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No.1495 - 2023/07/31(Mon) 12:34:57
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