コースタイム 8/23 新宿発8:00 あずさ5号 穂高着10:49 タクシー 燕岳登山口11:45 歩行開始12:11 第一ベンチ12:51 第二ベンチ13:22 第三ベンチ14:09 富士見ベンチ14:51 合戦小屋15:31 合戦沢の頭16:04 燕山荘17:05 燕山荘泊
8/24 燕山荘発6:53 蛙岩7:34 切通岩9:20 喜作新道分岐9:32 大天荘9:59 大天井岳10:31 東天井岳12:10 横通岳13:21 常念小屋14:01 常念小屋泊
8/25 常念小屋発5:58 常念岳7:13 前常念岳8:28 2207地点9:54 蝶が岳コース迂回路分岐12:04 三股12:23 登山相談所12:25 駐車場12:48 タクシー ほりでーゆ四季の郷経由 豊科駅着14:30
所感 大天井岳はこれまで2回目指したが、いずれも悪天候のため断念している。今回、リーダー部の企画で希望する山域の募集があり、そこで大天井岳を提案した。そのこともあり、リーダーを拝命することとなり、2004年5月以来19年振りのリベンジを目指した。 8月23日、新宿発8:00のあずさ5号で穂高駅に到着し、タクシーにて中房温泉を目指す。合戦尾根は最初から急登となるが、一定間隔にベンチが置かれ、ペース確認に都合良い。第二ベンチではロープウエイにて合戦小屋から降ろされた荷物が見られた。合戦小屋はこのルートの大きな休憩拠点となる。西瓜が有名と聞いてはいたが、これまで実際に食することはなかった。今回はメンバーの提案により500円の西瓜を購入し、3つに切り分けて頂いた。なかなか甘く、喉を潤すこともできた。合戦沢の頭からは雨足が強くなり、雨具を利用する。 予定より1時間ほど遅れて燕山荘に到着する。夕食時にオーナーの講和があり、燕山荘の歴史から始まり、自然保護の大切さ、遭難防止の心構えなど、多岐にわたる有意義な話を聴くことができた(なぜ合戦尾根にベンチが設置されたのかを含めて)。また講和の後、オーナーによるホルンの演奏も披露された。 翌24日、晴れの中を出発した。途中、岩の上に佇む猿が見られた。このような高山にまで猿が来ることに違和感を覚えた。昨日のオーナーの講和にもあったが、猿の餌付けにより雷鳥等の本来高山生物への悪影響が感じられた。 切通岩に埋められた喜作レリーフの先で、槍ヶ岳を目指すメンバーと行動を別として、これより2名で大天井岳を目指す。大天荘に到着すると、これまで東側より登ってきたガスが雨に変わったが、取り急ぎ大井岳を目指す。大天井岳では雨に濡れることは免れたものの、眺望を得ることはなかった。大天荘に戻ると雨足が強まったため、雨具を着用して先を目指すことにした。この先、本日中に常念岳を目指すことを断念することにし、その代わりにできる限りのピークを踏むことにして、東大天井岳、横通岳を経由した。特に横通岳からの眺望は良く、このピークを経由しない人が多いのは惜しいことと感じられた。その後、常念小屋に到着し、ビールで乾杯となった。 25日はまず常念岳を目指す。最初から急登となり汗が吹き出す。一方で心地よい風と、標高とともに得られる眺望に心が弾む。約1時間で常念岳の頂上に至る。ここからは360度の眺望が圧巻である。東に八ヶ岳、南に富士山と南アルプス、西に穂高槍ヶ岳、また北には昨日眺望が得られなかった大天井岳が望まれた。 下山路につて、小屋の食事で隣席の夫婦は常念往復後一の沢コースを取ると話していた。実際に多くの人は軽いザックで登っており、常念小屋に戻るようである。一方、我々は、少しでも戻ることにためらいがあったことと、未踏のルートを歩きたいとの考えから、三股を目指す。三股を目指す人はさほど多くはないものの、いくつかのパーティとすれ違った。かなりの急坂ではあるが、良く整備されており、難なく三股に到着した。 前常念岳にて予約をしておいた、安曇観光タクシーが止まっており、運転手に確認したところ我々が予約した車ではなかったものの、無線連絡をして頂き、予定より早い13時30分に乗ることができた。その後「ほりでーゆ、四季の郷」に寄って頂き、豊科駅から帰路となった。
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No.1524 - 2023/08/27(Sun) 10:28:32
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