2024年5月11日(土) 晴れ
Sさんをリーダーに4名で行って来た。 猪子トンネル入り口脇には立派な駐車場然とした場所があり、車が4台ほど停められる。ただこちらからのルートだといきなり急な登りで始まり、ウォーミングアップの猶予はない。 猪子峠の分岐を東尾根分岐方面へ進み、登りは小ピークの連なった尾根を行く。主なピークには登る順番に猪子山、惟(い、ゆい、これ、ただ?)の岳、宗の岳、知の岳の名前がついているが、名前の無いピークがいくつもあり、細かく上り下りを繰り返すルート。Kさん曰く「栃木らしい山」だそう。 熊の分岐に至る稜線の足元は、露出した岩が交じりザレた箇所もある狭い尾根のアップダウン。途中の犬帰りの鎖場は、ほぼ垂直に近い10Mほどの岩。下山に使った岩切登山口に向かうルートは、いくつかの徒渉を繰り返す沢沿いと、登山道はすごく変化に富んでいて楽しい。 その山を鈍った体に合わせて、ゆっくりと多くの休憩を挟んで登った。イタチに会い、タヌキを見かけ、食べられているマムシグサに首をかしげ、マンガンの採掘穴群を覗き、新緑と木漏れ日もめいっぱい楽しんだ1日だった。 盛りは過ぎてしまっていたが、ネコノメソウ、アカヤシオ、つつじや藤など花も見事らしく、紅葉の時期も素晴らしいらしい。またぜひ別の時期にも訪れてみたい。
|
No.1670 - 2024/05/13(Mon) 17:04:16
|