コースタイム 7月28日(日) さいたま市発6:00 外環道、関越道経由 谷川岳ロープウェイ駅9:10 出発9:20 西黒尾根取り付き9:33 鉄塔広場10:02 森林限界11:34 ラクダのコル12:35 ザンゲ岩13:53 肩の広場14:26 肩の小屋14:45 天神平16:45 ロープウェイ駅17:10
所感 7月の暑いさなかではあるが、久々の西黒尾根から谷川岳を目指した。あいにくの曇りで、時折小雨がちらつく中ではあったが、来月予定している穂高岳に向けての体力確認と感覚養成を主目的とする山行として企画したことから、同行メンバーには苦労を掛けた。 9時過ぎに谷川岳ロープウェイ駐車場に到着し、2階に停めるよう指示を受けた。6階までエレベータで移動し、ここから歩き始める。西黒尾根は谷川岳頂上への最短ルートである。しかし最短というからには、それ相応の急登を覚悟せねばならず、私自身の体力測定の良いテストルートである。取り付きから約30分で鉄塔の広場に到着。ここで服装と呼吸を整える。森林限界を超えたあたりから、雨足が強くなり、上下雨具を着る。 西黒尾根は一般ルートではあるものの、鎖が付いた岩場が所々に存在し、この雨の中、緊張を強いられる。その中で見かけたヤマユリやニッコウキスゲといった花は、ひと時の安堵感を与えてくれた。 歩行開始から5時間経ち、肩の広場に到着した。ここから先は皆が通ったルートであること、天候がすぐれず眺望が期待できないこと、ロープウェイの終了時刻(17時)に間に合うか不安であったことから、頂上は行かず、肩の小屋を目指した。 天神尾根は西黒尾根に比べるとやや緩いルートではある。しかし、この雨の中で滑りやすく、私も思わず転倒し、尻を岩に強打してしまった。あまりの痛みに一瞬、動くことができなかったが、しばらくして動けるようになり、歩行を続けた。とにかく、ロープウェイの終了までには何としても天神平に着かなければならないことから、皆の必死さが伝わってきた。どうにかロープウェイ終了前に天神平に着いたものの、係員の指示で雨具を脱ぎ、やっとゴンドラに飛び乗ることができた。その後、上牧温泉風和の湯にて汗を流し、帰路となった。 時間的にはかなり要したものの、西黒尾根を難なく歩いたことで、穂高に向かうメンバーにとっても良い体力測定となったのではないだろうか。山行から10日経つが、まだ尻に痛みが残る。何としても穂高に行くまでには治さないと。
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No.1676 - 2024/08/06(Tue) 00:26:09
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