湯元温泉から日光白根山(冬山訓練)H30.1.7〜8
7日晴れ、8日曇のち雪 風7〜10M 気温−7 湯元本通り北駐車場から1670M取り付きまではスキー場の端をひたすら40分登る。リフトは登りのみ使用可(600円)だが身体を慣らすために敢えて歩く。堰堤からの急登りが始まる、予想通りトレースは圧雪されていない為、ヅルズルと埋まる。トップのOさんが活き良いラッセルで最初の難関をクリアして樹林帯の中に入っていく。2時間過ぎた頃、私の腿と臀部に異変が・・・実は駐車場から凍結道路に出た時に転んで尾でい骨を激しく打った。しかも腿が攣り始めた。だんだんと、ペースが落ちていく。天狗平にかかった時にリーダーのKさんに「ここでビバークさせて下さい」とお願いしテント設営、早めの宴をし、山の話で盛り上がり明日に備えた。
8日朝7時出発。曇だが風は弱い。前白根を過ぎ1時間で避難小屋へ到着。前夜1パーティーが貸切で泊り帰るところだった。テントは初老の単独1名のみ。私の腿は回復していたが、これから1時間の風雪と緊張の連続に自信が無く、KリーダーとOさん二人で山頂に行ってきてもらい、1時間半小屋で待つ事にした。二人は山頂直下手前でタイムアウトして戻り、合流のち下山。
所感:今回は雪山の訓練としては敵地であったと思います。反省は山ほどありますが、気温や風に助けられた事、Oさんのパワーで装備をお願い出来たこと。冬山登山で絶対に必要なことは雪山を楽しむための“体力”“精神力”、それと“雪山へ行きたいという気持ち”。起こり得る状況を想定した準備をしっかりして、余裕をもった計画を立てることであると思います。 自分は何年か前の正月2日に前白根手前で雪と風で撤退した為、リベンジのテント泊に参加させて頂いた事に感謝致します。もっと筋肉をつけなくちゃ〜!
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No.749 - 2018/01/13(Sat) 21:36:33
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