沢渡駐車場に到着したのは、8:30である。しかし、財布に中身がカラであった。新島々のセブンイレブンまで引き返し、現金をおろして再び沢渡に到着したのが9:50 。バスで上高地に至った後、岳沢を辿る。途中の風穴で汗を沈める。13:40小屋に到着。岳沢小屋は雪崩で崩壊したヒュッテの跡地に建設された新しい小屋である。時折ガスが晴れ、前穂高が望める。明日の晴天を望んで就寝した。 翌日、雨音で目が覚めるも、5:30に出発する。重太郎新道の急登を経て、紀美子平に到着した。ここで荷物をデポして前穂を目指す。しかし、前穂頂上はガスの中で眺望はない。7年前は晴天だったが・・・。 気を取り直して、吊尾根を進む。途中、3羽の雷鳥に遭遇した。今回の山行で唯一の良き思い出となる。奥穂頂上も展望はなく、涸沢岳もガスの中である。北穂を断念して、ザイテングラードを下り、涸沢を目指した。 最終日も天気は雨、6時に涸沢小屋を出発し、ひたすら下った。上高地には12時前に到着、温泉が混雑する前に入浴し、高速が渋滞となる前に帰り着いた。
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No.76 - 2011/08/24(Wed) 23:31:27
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