斉藤です。 絶好の天気の秋の連休の山行です。 いろいろとハプニングがありました。 前日10/7長野県北部の地震で 当初予定されていた下の廊下が急遽立山の奥大日岳になりました。 出発当日 10/8 宇都宮線の運転見合わせで新幹線間に合わない 人も出てきて、また そのおかげで食料も購入できませんでした。 でも長野から扇沢までのバスは順調、扇沢駅はピークの時間を過ぎて いたので ゆっくり昼食をとり、食料調達してトロリーバスに 乗り込みました。 黒部湖に出ると青空と屏風のような立山の眺めに感動します。 しばし 展望を楽しんだ後 本日の宿 ロッジくろよんに向かいます。 ロッジについて宿の方に受付してもらったところ 開口 一言 "ご存じかと思いますが下の廊下は先日 落石事故がありまして ここを出発された女性の方が亡くなられています。 また 登山道も崩落があり通れません" とのこと。 翌日新聞を買いましたが 新越沢出合別山岩屋付近で落石死傷事故、十字峡付近で50m ほど登山道崩落 しているとのこと。 無理して入りこまなくてよかった。 早めに宿についたので翌日以降の計画の練り直し。 10/9 は朝一番で 室堂に入り、奥大日岳を往復、雷鳥平を別山乗越まで登り返し剱御前小屋に宿泊 翌日 別山を往復して室堂に下るということになりました。 時間も余裕が あったのでトレイルランをする人も出てきました。 風呂入って、ビール & 夕食 とまったりとすごし 20:00 には寝てしまいました。 翌日 10/9 朝一番のケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと 乗り継ぎ室堂へ。 室堂に出てみると 青空と白い砂糖をまぶしたような 新雪の立山が現れました。 本日向かう 奥大日岳方面は草紅葉のようで 雪は見えませんでした。 身支度を整えて出発、雷鳥平らまでくると 何やらヘリコプターが近づいて来て新室堂乗越付近でホバリングし始めて います。 遭難か? こんなよい天気なのに? あとから分かりましたが 急病人だったようです。 無理は禁物ですね。 9:00 にはその新室堂乗越につき、奥大日に向かいました。 遠くからは 分からないものの登山道には残雪があり、融けてぐちゃぐちゃです。 11:05 には奥大日岳につき、写真をとった後 山頂は混んでいたので すぐそばの分岐へ戻り 食事タイム。 マスずしでおなかいっぱい。 13:20 には新室堂乗越まで戻り さてこれから別山乗越まで急登りです。 小屋が 上の方にちっちゃくみえます。 なんやかんや1回の休憩で 14:38 には小屋につきました。 足元だけをみていたのでよかったのかも。 さてこの乗越からは剱岳がでーんと前にそびえたちます。 いつみても剱岳はカッコイー。 小屋も さほど混んでおらず4人で 一部屋とれました。 今日も快食、快眠です。 最終日10/10 朝 6:00食事をとり 6:45 空身で別山往復です。 風が非常に冷たく、強く 耳まで覆う毛糸の帽子と手袋で正解でした。 別山山頂付近は少し風も弱まり、剱から後立山連峰、立山、槍穂高 笠ケ岳、巨大な薬師岳、奥大日と 360度 パノラマビューでした。 小屋に戻りティータイムで体をあっため下山開始です。 ぐんぐんと高度をさげると ぐんぐん気温も上がって来て暑くなって きました。 雷鳥平につくころは汗ばんでいました。 みくりが池温泉で湯につかり着替えて高原バスで美女平へ 途中の追分付近が一番紅葉が綺麗でした。 またケーブルカーにのり 富山電鉄で富山駅着。 行ったことのある すし屋を探しましたが 満席で入れず 結局 駅ビルのお店で白エビ、ホタルイカと富山の海の幸 銀嶺立山というおいしい日本酒で打ち上げを行い帰路につきました。
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No.88 - 2011/10/11(Tue) 15:45:48
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