2019年6月22日。全国的な梅雨空の下、レンゲツツジが見頃との情報を得て甘利山へ行ってきました。 お天気は曇り空。時々小雨とあって、この時期は混雑が予想される駐車場も8割程度。駐車場脇から 30分程で到達できる甘利山山頂まではレンゲツツジでいっぱいだ。 甘利山は、私が山を始めた頃からレンゲツツジが有名な山だったが、一時期レンゲツツジを食べてしまう 蛾の幼虫にやられて、ほぼ全滅と聞いてから足が遠のいておりました。 甘利山山頂往復だけでは木阪らしくないと言われてしまうので、約2時間ほど掛けて山梨百名山でもある 千頭星山へ。途中、シロバナヘビイチゴ、ウマノアシガタ、マイヅルソウ、ツマトリソウなどまだまだ 種類は少ないが足元を楽しませてくれている。 レンゲツツジと共に期待していたのがスズラン。なかなか見つからなかったスズランでしたが、駐車場 近くの山小屋風売店前でアマドコロ、アヤメと一緒に出会うことが出来ました。 山小屋のご夫婦に聴いたところ、一時期害虫にやられたレンゲツツジでしたが、山小屋が用意したビニール 袋と割りばしで登山者が協力して駆除してくれたこともあってここまで復活したとのこと。今はシカが増えて、 レンゲツツジの芽も被害を受けているとのことでした。午後になって薄日も差して釜無川対岸の山々も望め、 赤く染まる甘利山斜面と静かな千頭星山の両方を堪能することが出来ました。
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No.985 - 2019/06/25(Tue) 23:49:26
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