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黒部五郎岳への縦走 / ワタナベ
9月11日(日)から14日(水)に北アルプスの黒部五郎岳に行って来た。メンバーはSさんとFさんと私の3名。黒部五郎岳は私にとって念願の山。北アルプスの最深部にあって、ちょっとついでにとは行かず手つかずの山だった。3泊4日という長期間の体力的に厳しい山行だったが天気にも恵まれ、十分満足のいく山旅が出来た。語ると長くなるので写真で手短に報告します。

 行程
  11日(日)新穂高温泉7:50〜9:10笠新道登山口〜9:23わさび平小屋9:43〜10:05小池新道登山口〜11:06秩父沢出合〜13:08シシウドが原〜14:32鏡平山荘
  12日(月)鏡平山荘6:00〜7:10弓折乗越〜8:50双六小屋9:12〜10:47双六岳山頂〜12:43三俣蓮華岳山頂〜13:26巻道合流点〜14:41黒部  五郎小舎
  13日(火)黒部五郎小舎5:08〜7:44黒部五郎岳ノ肩〜8:00黒部五郎岳山頂〜10:21中俣乗越〜12:20北ノ俣岳(上ノ岳)〜14:38太郎平小屋
  14日(水)太郎平小屋7:00〜7:48五光岩ベンチ〜9:00三角点〜10:23折立登山口

写真はわさび平小屋。この時は皆元気でした。

No.1353 - 2022/09/17(Sat) 21:04:45
立山 / Endo
タイムテーブル
8月26日
みくりが池温泉発6:50 室堂ターミナル7:20 一ノ越8:26 雄山神社9:37 大汝山10:24 雄山神社10:52 一ノ越11:34 室堂ターミナル12:30 室堂発13:45 トロリーバス 大観峰着13:55 発14:10 ロープウエイ 黒部平着14:17 発14:20 ケーブルカー 黒部湖着14:25 発15:05 電気バス 扇沢着15:21 発15:40 特急バス 長野駅着17:25 長野発17:56 かがやき512号 大宮着18:54

所感
 立山への登頂は、当初の予定にはなかったが、雄山神社の朱印を頂きたいというメンバーの要望から実施することにした。時間と行程の節約のため、メインザックを室堂ターミナルのコインロッカーに預けて、一ノ越を目指す。一ノ越までは舗装された遊歩道を歩く。ふと小さな動物が目にとまる。正体はオコジョであり、平成13年7月の八幡平以来であった。前日の雷鳥とあわせて、今回の山行は動物付いている。
 一ノ越は過去に幾度か訪れており、ここから雄山までの登りについても、これまでに2度訪れている。しかしながら、登り下りのルートが分けられていることに気付いたのは今回が初めてであった。時折、ガスがかかるものの、雄山神社の姿が望まれ、登りにも気が入る。
 雄山頂上からは、ややガスがかかっているものの、眼下に室堂やみくりが池、昨日歩いた別山乗越が望まれた。メンバーの一人が雄山神社本峰にて参拝(有料)を終えたあと、立山の最高峰、大汝山を目指す。稜線からは眼下に山?アカール、また一瞬雲の切れ目から剣岳(?)が望まれた。大汝山にて記念撮影を終えたあと、室堂目指して下山を開始する。下山を開始して、一ノ越を過ぎたあたりから、天候が崩れ出した。まさに間一髪であった。しかしながら、この天候の中、すれ違うパーティーの数は次第に増え、外人のグループや小学生のグループなど、彼らの動向が気に掛かった(余計なお世話であるが)。
 当初予定していた、一ノ越からタンボ平を経て黒部平への歩行を取りやめ、室堂より帰る(そのため、トロリーバスとロープウエイの乗車券、計3520円を浮かす目論見は頓挫した)。ケーブルカー、電気バス、特急バスと順調に乗り継ぎ、長野駅から新幹線で無事、大宮に帰り付いた。

No.1344 - 2022/08/27(Sat) 23:21:01

Re: 立山 / Endo
ルート図
No.1352 - 2022/08/27(Sat) 23:30:05

Re: 立山 / Endo
みくりが池温泉 ディナー
No.1351 - 2022/08/27(Sat) 23:28:45

Re: 立山 / Endo
みくりが池温泉前
No.1350 - 2022/08/27(Sat) 23:27:38

Re: 立山 / Endo
顔を出すオコジョ
No.1349 - 2022/08/27(Sat) 23:26:25

Re: 立山 / Endo
登り途中で雄山神社を望む
No.1348 - 2022/08/27(Sat) 23:25:24

Re: 立山 / Endo
雄山神社にて
No.1347 - 2022/08/27(Sat) 23:23:54

Re: 立山 / Endo
立山連峰の最高峰 大汝山にて
No.1346 - 2022/08/27(Sat) 23:23:03

Re: 立山 / Endo
大宮駅に無事帰還
No.1345 - 2022/08/27(Sat) 23:21:53
剣岳 / Endo
タイムテーブル
8月24日
大宮発6:41 かがやき501号 富山着8:25 電鉄富山駅発9:21 富山地方鉄道 電鉄立山駅着10:23 電鉄立山駅発10:40 ケーブルカー 美女平着10:47 美女平発11:00 高原バス 室堂着11:50 室堂発12:30 雷鳥平野営所13:21 別山乗越15:30 剣山荘16:50
8月25日
剣山荘発5:50 一服剣6:32 前剣7:35 カニの縦ばい8:41 剣岳9:34 一服剣12:07 剣山荘12:30 剣山荘発13:20 別山乗越15:13 雷鳥平野営所16:46 みくりが池温泉17:35

所感
 剣岳はこれまでに2度訪れている。一度目は平成2年8月(別山尾根)、二度目は平成16年8月(早月尾根)。今回は平成2年に訪れた別山尾根を辿ることにした。メンバーは私を含む3名、私以外は剣岳・立山は初めてとなる。
 ことの起こりは、上記の二方(偶然にも両者ともイニシヤルはT・S)よりぜひとも剣岳に行きたいという要望を頂いたことから、数カ月前より、登山の計画を立案し、宿となる剣山荘とみくりが池温泉を予約するとともに、朝一番の新幹線の特急券を購入した。
 富山といえば「ますのすし」、駅ナカの土産売り場で富山限定の「ますのすし」を購入し、地鉄電車に乗り込んだ。この地鉄電車は遊園地アトラクションのごとく強く揺れた。ケーブルカーに乗り継いだ後、美女平から高原バスに乗る。美女平では小雨が降っており、これからの山行への暗雲が立ち込めていた。しかし、バスが高度を上げるにつれ、雲が取れて弥陀ヶ原からは大日連峰が姿を現した。
 室堂では曇りながら雨は降らず、富山駅で購入した「ますのすし」を食し、準備のあと出発した。みくりが池、雷鳥平を経て、別山乗越までの急登にあえぎつつ、別山乗越からの下りではわずかな雪渓に気を付けつつ、剣山荘に到着する。
 30年ほど前に宿泊した剣山荘は、やたら狭い布団部屋に押し込められたこと、夕食のおかずがハンバーグ1個であったことなど、あまり良い印象がない。しかし、今の剣山荘は、夕食のバラエティが各段に増え、空いていたせいか、メンバー3名で1部屋であった。何より女性スタッフの対応が良く、30年前とは雲泥の差であった。
 翌25日、4時に目が覚めて外に出ると雨が降っている。しばし様子を見て、5時頃に雨が止み、空が明るくなっていることから、剣岳を目指すことにする。大きな荷物は部屋の前の棚に預けて、身軽な状態で出発する。ガスのため遠望は得られなかったものの。雨はなく、一服剣、前剣と順調に通過した。前剣を過ぎると、岩場・鎖場の連続となる。核心はカニの縦ばいであり、ここでは各パーティとも慎重に登っている。30年前も同じ箇所を通過した筈であるが、記憶が曖昧なことと体力低下のため、初めて訪れたの如く緊張が走る。
 緊張感を持ったまま、剣岳頂上に至る。ここで記念撮影を撮る。前回、剣岳頂上を訪れたのは、平成16年であるが、それから祠の周囲が石の壁で覆われている。また、確か以前は祠が西を向いていたような気がするが、現在は北向きとなっている。今回はさすがに登頂後の晴天は望まれなかったが、雨に降られなかっただけでもよしとすべきかもしれない。登頂の余韻を残したまま、下山となる。下山においても数多くの岩場を通過し、緊張を余儀なくされる。下山途中、メンバーの一人が雷鳥を発見する。私自身、雷鳥に巡りあえたのは、平成24年の穂高岳吊尾根以来であり、今回の山行の中で最高のイベントであった。
 剣山荘に預けたメインザックに荷物をまとめ、出発する。別山乗越まであと少しというところで、雨足が強まり、レインウエアを纏う。別山乗越からは単調な下りであり、ただひたすら歩く。雷鳥平からは再度登りとなり、これまで長時間歩いた身にはかなり堪えた。どうにか歩いて、本日の宿「みくりが池温泉」に到着する。この宿は、豪華な食事と温泉が特長である。到着後、温泉にて汗を流し、乾杯となった。

立山編に続く

No.1332 - 2022/08/27(Sat) 23:07:28

Re: 剣岳 / Endo
ルート図
No.1343 - 2022/08/27(Sat) 23:18:47

Re: 剣岳 / Endo
室堂にて
No.1342 - 2022/08/27(Sat) 23:17:22

Re: 剣岳 / Endo
雷鳥平から別山乗越への登り
No.1341 - 2022/08/27(Sat) 23:16:42

Re: 剣岳 / Endo
雪渓を横切る
No.1340 - 2022/08/27(Sat) 23:15:48

Re: 剣岳 / Endo
岩場にて
No.1339 - 2022/08/27(Sat) 23:15:08

Re: 剣岳 / Endo
岩場のへつり
No.1338 - 2022/08/27(Sat) 23:13:59

Re: 剣岳 / Endo
往路最大の難所「カニの縦ばい」
No.1337 - 2022/08/27(Sat) 23:12:54

Re: 剣岳 / Endo
剣岳頂上にて
No.1336 - 2022/08/27(Sat) 23:11:45

Re: 剣岳 / Endo
下山路の難所
No.1335 - 2022/08/27(Sat) 23:10:43

Re: 剣岳 / Endo
雷鳥の雄姿
No.1334 - 2022/08/27(Sat) 23:09:42

Re: 剣岳 / Endo
剣山荘前にて
No.1333 - 2022/08/27(Sat) 23:08:55
月山 南蔵王 東吾妻山 / sakata
2022.8.22〜24 月山、南蔵王、東吾妻山 晴れとガス 気温20度 稜線のみ強風

前線の直前、東北遠征にSリーダーとWさんと三人で行って来ました。
22日 姥沢口よりリフトで姥沢岳、牛首、月山神社 平日でしたが駐車場は半分の150台。残雪はほぼ無し。この山旅一番の快晴でした。
23日 刈田峠より屏風岳まで。出発してすぐヘリの荷揚げに遭遇。前山の手前でストップさせられ、目の前でへりを見学。間もなく荷揚  げも終了し再出発したが、ガスが出たり曇ったりで、不忘山の往復に3時間かかるため眺望なしなので断念する。南蔵王はマイナーな為静かな山歩きができた。出会った人数組。
24日 浄土平ビジターセンターより一切経山へ、ガスで魔女の瞳は想像の中。姥ヶ原に戻り東吾妻山に登りあげる。登り下りも雨で抉れた登山道を我慢。山頂の眺望は無かったが、池塘や湿原は癒された。ホシガラスがハイマツの上に。秋にハイマツの実が熟すころになると、半年後の子育てを思い描きながら、せっせと高山に通い、ハイマツの球果から上手に実を取り出して、のどに詰めこみ、巣のある亜高山帯の林まで持って帰って隠します。これを日に何度も繰り返します。それで何羽も見れたのですね。

まとめ 今年の異常気象の大雨で登山道は抉れ、雪の時期に弱くなった木道や橋が流されて、東北の山には木道や橋の材料の荷揚げが忙しそうであった。私たち登山者が利用している登山道がいかに費用が必要か温暖化はここにも影響大であった。

No.1331 - 2022/08/26(Fri) 21:58:46
月山 南蔵王 東吾妻山 / sakata
月山神社の左に鳥海山がチラリ
No.1330 - 2022/08/26(Fri) 21:53:26
月山 南蔵王 東吾妻山 / sakata
三角点は月山神社の裏手 強風でガス
No.1329 - 2022/08/26(Fri) 21:51:43
月山 南蔵王 東吾妻山 / sakata
鳥海山をズーム 月山から50キロ
No.1328 - 2022/08/26(Fri) 21:49:45
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