2月23日(日)にメンバー3人で菅平の根子岳に行って来ました。
(行動時間) 奥ダボススキーパーク第一リフトゲレンデトップ10:25〜11:20避難小屋11:25〜行動停止地点13:10〜13:25小根子岳分岐〜14:30避難小屋〜15:05ゲレンデトップ〜15:45スキー場駐車場
低気圧の通過により冬型が強まると予想しながらも午後には回復傾向にあり、強風は残るものの薄日くらいは射すだろうと判断して登山開始した。コースは奥ダボススキーパークというスキー場のダウンヒルコースで、通常スノーキャットという雪上車が山頂近くまでスキーヤーを運び、多くの客で賑わうところだそうだが、現在雪不足のため運行が中止されていて登山中に出会ったスノーボーダーは少なかった。そのため避難小屋から上部のルートは視界の悪さと強風によりコース選定が難しくなり、滑走者用に設置してある案内表示を視認しながらの登りになった。しかし登りに時間がかかった事とルートが不明瞭となったため山頂まで500メートルのところで行動停止。撤退することにした。下山も相変わらず視界不良で一時下山コースを見失ったが、夏道のルートを意識して稜線を右に見ながら斜面沿いに下る。寒さと強風で人間の心理は早く下りたいという気持ちになり、下山は谷筋に足が向いてしまうが今回もそんな傾向があり、その都度GPSで現在位置を確認して修正しながら下った。 今回大きく言えばスキー場の内の登山で多少の悪天候でも安全性は確保できると判断して決行したが、一番の反省点は天気の回復の時間を見誤ったことだと思う。実際駐車場に到着して振り返って見ると山頂部分は雲に隠れていたが根子岳、四阿山の稜線がしっかりと見ることが出来た。2時間天気の回復が早ければと少し無念の思いもあったが、遅れたが想定通り回復したという満足感も感じた。 久しぶりに本格的な寒さと強風を体験した冬山らしい冬山登山でした。
写真は登山開始地点のスキー場ゲレンデトップ。右に見えるのがスノーキャットというスキーヤーやボーダーを山頂近くまで運んでくれる雪上車。今期雪不足で出番が少ないそうです。牧場の策柵右に見ながら登山方向を写す。
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No.1105 - 2020/02/24(Mon) 16:54:47
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