写真は小田(捕手)の定番ポーズ。 落合監督から、あれは下品だからやめとけ、と言われたらしいが…(笑) 言うことをきかないやんちゃ坊主ですな。 クライマックスを勝ち上がっても胴上げなんかしないぞ、と落合は言ってたが、 選手に、おいで、おいで…されてしまい、やっぱり、やりましたぁ〜!!!
選手は落合の本音と建前をよくご存知。 あんなこと言ってるけど、ほんとは嬉しいんだ、優しいんだ、とわかってる。 厳しいことばかり言うが、ほんとは我々のことを一番気遣ってることも知ってる。 うちは、一軍の舞台で使えるのは14人しかいやしないと苦言を言ってるのだが、 ちゃんと控えの選手が大活躍した。発憤を促していたのだ。
荒木雅博 不動の1番。いつも通りの活躍を示した。心技体が超安定。 大島洋平 使ってもらえる喜びを、ちゃんと打撃と守備で顕わした。 堂上直倫 第1戦、だめ押しのタイムリー内野安打が光った。 藤井淳志 第1戦、ライトへのタイムリーヒットはお見事。 森野将彦 このシリーズの打の要になっていた。文句無しの大活躍。 和田一浩 最後の最後に本領発揮。MVPまで穫ってしまった。役者やのう。 ブランコ 相変わらず変化球がダメ。なのに1、2戦は貴重な打点をあげた。 野本圭 第3戦の2ランホームランはお見事。パワーあるんだなあ! 英智 凄い外野守備だけじゃなく、打力を思い切り発揮しちゃったね。 井端弘和 間に合ったという感じ。守備、打撃、ちゃんと持ち味を出した。 谷繁元信 陰の最高殊勲選手だろう。超然とクールなリード。打撃も良かった。 小田幸平 山本マサの女房役。最終戦の2点タイムリーはかっこ良かったぞ。 中田亮二 打席に立ってるだけで不気味さを示した。サヨナラランナーになったね。 チェン 調子がいいのか悪いのか…なのに抑えちゃう。圧迫感を発揮した。 吉見一起 いつも通り。気負ったりせず、着実に押さえ込む。特徴が出ていたな。 山井大介 普段着のピッチング。先取点は与えたがゲームはちゃんと作った職人。 ??橋聡文 シーズンといっしょ。まあ、凄い安定感。点を与えない職人芸。 河原純一 クライマックスシリーズの球のキレは素晴らしかった。やる時はやる人。 三瀬幸司 あららら…こんな投球が出来る人がベンチに居たんだなと驚く活躍でした。 浅尾拓也 気持ばかり先走って球がバラバラになったが、若いのでこれもお勉強。 岩瀬仁紀 第3戦では決勝ホームランを打たれたが、投げたコースは悪くなかった。 山本昌 意外や意外、速球が良かった。ちゃんと零点に抑えて年の功を魅せた。
こうやって俯瞰すると、なにやってんだこいつ、というメンバーはベンチに入ってない。 皆が持ち味を出した。みんなで守って勝った。守りにスランプはない。 プロ野球(プロのお仕事をみせる野球)の醍醐味はこういうものさといった感じだった。
日本シリーズの全国テレビ中継がないらしい。(第1戦、2戦、5戦?) 野球なんか見る人が少ないからだと思うが、じゃあ何がそれに代わって面白いのかしら? くだらねえ、お笑い芸人の水増しトークが主体のバラエティ番組がそんなに面白いのか? 一億三千万総白痴化が止まらない。 デジタル放送の高画質の真価と恩恵を発揮する野球中継。サッカーでもいいけど。 3流、4流の芸人を映して、どこが良いのか? あんなの白黒14インチで十分だろ。
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No.156 - 2010/10/24(Sun) 08:08:44
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