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記事No.37に関するスレッドです

河川の氾濫 / インファント
毎日のようにゲリラ豪雨による全国の被害がニュースになっている。
昔、私の中学校の運動会も鶴見川(横浜)が台風で氾濫して、校庭が
水浸しになって中止になったことがあった。
そんなに川に近いのかと驚いたが、そうではなく広範囲に浸水したのだ。
その後、大規模な対策が行われ、以後、氾濫は起きていない。

社会人になって、今度は柏尾川という境川の支流河川が氾濫し、会社の
敷地が水浸しになり、ドロドロで鯉がコンクリートの上で沢山死んでいた。
通勤拠点の大船駅の前は水没し、バスも運行出来ず、長靴で歩いて行った。
後年、大船のマンションの下見に行った時、係の人に、この周辺は浸水の
心配はないのかと尋ねたら、歴史を知らないので、水害ですかあ???

現在の住まいは今井川という河川に近接している。
この川は昔はよく氾濫したらしい。
6年ほど前に写真の地下トンネルが完成し、いざという時はここへ貯水して
川の水位が下がったら汲み上げるという対策がとられた。
全長2キロという巨大設備で、これで1時間の雨量80ミリまで対応した。

また、住んでいる団地を作った際に、巨大な貯水池を作り、いったん貯めて
河川に流すようになっている。
現在は、ここの上部に370台収容の有料駐車場が作られている。

あちこちで起きている洪水や土砂崩れでの死亡事故や住処を失う災害を
見ていると、道路や箱ものを作る税金で、人命や暮らしを守ることがなぜ
出来ないのか、憤りを感じてしまう。
地道な対策にはバックマージンやら利権の旨みが少ないから駄目なのかな?

No.37 - 2010/07/17(Sat) 11:41:58