| 先日、マンションの廊下でタバコを吸っていると、お隣の奥さんが、 よかったら使ってください、と、 赤ちゃんの衣類の為の小さなハンガーをたくさんくれました。 家内と娘がいうには、ブランド品で、とても良い品物のようでした。
江戸時代の長屋じゃなくとも現代の遮音性に優れたマンションでも 赤ちゃんの声は聞こえてしまうものなのです。 それは赤ちゃんの泣き声の周波数特性によるものなのです。 人間の耳の一番敏感な音の帯域で赤ちゃんは泣くのです。 男女問わず、赤ちゃんは同じキーの高さで泣きます。本能でしょう。 耳障りと感じてしまうのは当然ですが、いい大人は我慢しなきゃね。
赤ちゃんの泣き声に対して怒っても良い資格を有する人は、ご本人が 赤ちゃんの時に、一度も人前で泣いた事がないと証明出来る人だけ。 もちろん、そんな人間は一人もいないのです。 キリストさんのお話で、こういうのがあったと思います。 姦通罪を犯した女性に対して当時は石打ちの刑が普遍的であったようですが、 キリストさんは、それもいいけど、生まれてから一度も罪を犯したことの ない人だけが石を投げなさい、と言ったとか。いいことを言いますね。 ここでいう罪というのは発覚しなかった犯罪もそうだけど、ウソをついたり、 非道徳なことをやったことのないという意味だと思いますよ。 そんな人間は一人もいないはず。
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No.474 - 2012/11/27(Tue) 22:14:05 |