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記事No.552に関するスレッドです

三丁目の夕日風 / インファント
だいぶ前のことだけど、サイトの写真を使わせてください、と
某テレビ曲からメールが来た。
私はてっきりザ・ピーナッツの写真かと早合点したので、それは
お断りしようと思った。
雑誌などをスキャンしたものだから著作権や肖像権に抵触する。
今まで何処からもクレームがこないのはお目こぼしだと思うのだ。

ところがザ・ピーナッツじゃなくて私のファミリー写真の方だった。
昭和の時代を懐かしむ番組に使うのだという。それならオーケー。
私のプロフィールのページにあるやつです。
たしかに一家団欒の良い雰囲気が出てるよね。
今の時代、こうやって家族で食卓を囲むというのが難しいかも。
物質的に豊かな感じはないのだが、心は豊かだったかもしれない。

親父が弟に自分の座布団を使わせているのが微笑ましい。

No.552 - 2015/07/09(Thu) 09:28:49

すてきな写真!! / のりえ
インファントさーーーん!!
すごいですねっ。
そんなことがあるんですね!!

すごくよく撮れていると思います。

昔は ご飯も父が帰ってから、とか
まずお風呂は父が入ってから、とか
父親中心でしたね。

だから 家族揃って食事ができていたんだと思います。

インファントさんのお父さんは
優しいお父さんだったのですね。

本当に微笑ましいです。

すてきな話題をありがとうございました。

No.554 - 2015/07/13(Mon) 21:05:59

親父と飼い猫 / インファント
親父の思い出はこちらに…
http://peanutsfan.net/z015.html

殆ど一緒に遊んでくれるような親父じゃなかったけど日曜日には
映画に連れて行ってくれた。多分、自分が見たいからだけど。
川崎映画街には戦争映画だけ(洋画・邦画問わず)しか上映しない
セントラル映劇というのがあって、50円均一。
隣にはニュース映画しかやらないニュース劇場というのもあった。
そこで戦争映画ばかり見た。戦争負けたんだけどよくやるよね。

映画の帰りには必ず丸八ラーメンという大通りの反対側にある店で
40円のラーメンをご馳走になった。やたら旨かった記憶がある。
そのあと親父はパチンコやるので、私は徒歩で帰宅。
たまにはちょっとだけパチンコ眺めてて床に落ちてる玉を拾って
弾いてみたりしたら、たまたま入ってジャラジャラ出て来た。
マルホンという会社のオール20という台だったので20個出た。
そんなことが何故だかしっかり思えているんだ。不思議だなあ。

下段のネコのクロちゃんには不可思議な思い出がある。
絶対に家族以外の人には懐かず、私の側にも近寄らない猫だった。
なのに死んじゃう一週間前に遊びに行ったとき、どういうわけか
私に近づいてきてミャアミャア鳴く。
お袋はネコ語がわかるんで(笑)、抱いてくれって言ってるよと
言うので、そうかなあ? と不審に思いながら膝の上に乗せると
まだミャアミャア鳴く。どうもしっくりこないようなのだ。

やがておとなしく丸まってくれたんだが、どうして今日はこんな
風なのか、とお袋に聞くと、そこは親父の定位置だったらしい。
声も顔も似てるんで死んだ親父が帰ってきたと思ったのかも?
そうかなあ、似てないぞ。とか思っても客観的には似てるらしい。
すぐあとでクロちゃんは亡くなったのでお別れのスキンシップと
なったわけだ。初めて抱いたんだからなあ。

後日、家内が白とクロの斑のネコのぬいぐるみを買ってきた。
なにそれ、と聞いたら、たまたま目があったので買ったらしい。
お袋にプレゼントしようかと思ったが、逆にそんなの要らないと
思われるかも知れないしとか色々迷ったが、持参してみた。
素直にとっても喜んでくれて、おかえりなさいとか言ってた。
弟夫婦もそっくりだねえ、よく見つけたねえと言ってくれた。
クロちゃんが良く寝てた座布団に乗って仏壇の前に置かれた。

お袋が亡くなったあとで一匹の野良猫が迷いこんできて弟の
嫁さんが即日に家族にしてしまった。
弟が帰宅し、どうしたのそれ、と聞くと、無意識に抱いていた、
お母さんが落としたのよ、と言う。どこから? 天から…?
今度は片足じゃなく片目が見えないネコだった。
今は老衰して完全に目が見えないらしいが、餌は元気に食べる。
後日、また一匹迷い込んできて今は二匹だ。
人懐こくて、私にスリスリする。
私の家系の苗字には「寺」がつくのだが弟の家は駆け込み寺だ。

No.555 - 2015/07/15(Wed) 13:11:14