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記事No.242693に関するスレッドです

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続報、19日10時00分現在の宇宙天気ニュースでは、http://swnews.jp/
日本時間18日4時32分頃発生のX2.2大規模フレアに伴うハロー型CMEは、NOAAの予想でもやはり、https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
かろうじて20日20時頃に地球にやってくる程度で、速度もやや速い500km/未満の450km/sが最大で通常風領域(350〜480km/s)
350km/s以下200km/s台低速風、500km/s以上はコロナホールか弱いCMEによるものでやや速い速度、600km/s以上は中心低緯度付近のコロナホールややや強いCMEの高速風初期、700km/s〜900km/s台高速風、1,000km/s以上超高速)。

フレアに伴って発生するCME(太陽コロナ質量放出現象)は、太陽表面近くで起きた核融合の爆風で、コロナから陽子などの重粒子や電子などが放出されるが、
プロトン(陽子)は重い粒子なの鉛の弾丸のように宇宙空間を速く進むので、最短30分(10万km・s)で太陽ー地球間距離1憶4,960万kmを進む。
一方電子などの太陽風は軽い粒子なので、紙や綿やピンポン玉のようにゆっくりとしか進めないので、最速でも3,500km/sの11時間52分ほどしか地球には到達しない。
https://www.astroarts.co.jp/news/2012/08/16cme/index-j.shtml

即ち、CMEの到来をいち早く予想できるのはプロトンの上昇がどのくらいかあるかである。
プロトン現象が起きれば650km以上の高速風が到来する可能性が高く、プロトンがほとんど上昇しない場合、CMEの高速風はほとんど来ないという事が分かるのである。。。
但し中央の大きなコロナホールによる高速風は900km/sでも、プロトンを放出していないので事前のプロトンの上昇は無い。。。

No.242693 2023/02/19(Sun) 11:04:13