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ACE衛星の太陽風の配信が止まっているので密度は不明ですが、DISCOVR衛星からの自動配信による太陽風は、14時56分現在450km/s・+8.6nT(CMEまたはコロナホール領域)と成っています。 http://swnews.jp/swnews_infl.html 450km/sの速度から発生時刻を逆算すると、14,810万km÷3,600÷450km/s=91.42時間前の3日と19時間25分前の30日20時31分ころに成ります。 30日20時頃は中央やや南部のコロナホールが太陽の中心線を通過中で、17時頃には南東端付近でフィラメントの噴出が在り、南東方向にCMEが噴出しています。 http://swnews.jp/2023/swnews_2312311116.ht しかし、コロナホールの太陽風としては速度が遅すぎる(コロナホールの位置と大きさからすると600km/sの速度は出るはずな)のでコロナホールの太陽風ではないと思われ、 一方、CMEの噴出は太陽の南東端なので300万kmほど衛星から遠くなるので、14,810万km+300万km=15,110万km÷3,600÷450km/s=93.27時間前の、 30日17時40分頃なので、噴出CMEの極一部が地球方面に自然飛来した太陽風である可能性が高い。
追記、 プロトン(太陽放出陽子)が6.6から5.9まで下がっていたが、6.9→7.4→8.2→8.8まで上昇したので、 http://swnews.jp/swnews_infl.html http://swnews.jp/rt/goes.php?c=p 密度の大きな重粒子のプロトンを、密度の小さな軽粒子の電子が主成分のコロナホールの太陽風が、太陽と観測衛星間に取り残されたプロトンを押し込むことは出来ないので、やはり密度の大きなCMEの太陽風と思われます。。。 1日6時35分発生X5.0大規模フレアに伴うCMEの太陽風としては経過時間が57.5時間なので、距離から割り出した速度は739.6km/sとなるので現在の太陽風速度が遅すぎるし、磁場強度も小さ過ぎる(±20近くにはなる筈な)ので違います。。。
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No.247584 2024/01/03(Wed) 15:49:57
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