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★去年5月の地震で崩れそうだった“空き家” 危惧した通り倒壊(YouTube)
「令和6年能登半島地震」では「空き家」や「廃墟」も被害を受けています。 「持ち主」がこれらの物件をどうするのか気になるところです。
下の表は、「令和6年能登半島地震」で大きな被害が出た「石川県」「富山県」「新潟県」の1990年と2020年の「年齢別人口」を並べたものです。
■「石川県」「富山県」「新潟県」の年齢別人口(1990年→2020年) ------------------------------------------------------------ 石川県 0〜4歳 1990年 6万0995人→ 2020年 4万0920人(-32.9%)▼ 石川県 5〜9歳 1990年 7万0247人→ 2020年 4万6450人(-33.9%)▼ 石川県 10〜14歳 1990年 8万3929人→ 2020年 4万9726人(-40.8%)▼ 石川県 15〜19歳 1990年◆9万6913人→ 2020年 5万4721人(-43.5%)▼ 石川県 20〜24歳 1990年 7万6551人→ 2020年 5万5044人(-28.1%)▼ 石川県 25〜29歳 1990年 6万8729人→ 2020年 5万0229人(-26.9%)▼ 石川県 30〜34歳 1990年 6万9984人→ 2020年 5万3930人(-22.9%)▼ 石川県 35〜39歳 1990年 8万0928人→ 2020年 6万0609人(-25.1%)▼ 石川県 40〜44歳 1990年★10万5442人→ 2020年 7万2852人(-30.9%)▼ 石川県 45〜49歳 1990年 8万2510人→ 2020年◆8万7548人(+6.1%)△ 石川県 50〜54歳 1990年 6万9139人→ 2020年 7万3067人(+5.7%)△ 石川県 55〜59歳 1990年 7万0447人→ 2020年 6万7255人(-4.5%)▼ 石川県 60〜64歳 1990年 6万5735人→ 2020年 6万6128人(+0.6%)△ 石川県 65〜69歳 1990年 5万2934人→ 2020年 7万3346人(+38.6%)△ 石川県 70〜74歳 1990年 4万1753人→ 2020年★9万0196人(+116.0%)△ 石川県 75〜79歳 1990年 3万4098人→ 2020年 6万4667人(+89.7%)△ 石川県 80〜84歳 1990年 2万0533人→ 2020年 4万6432人(+126.1%)△ 石川県 85〜89歳 1990年 8735人→ 2020年 3万4626人(+296.4%)△ 石川県 90〜94歳 1990年 2280人→ 2020年 1万8202人(+698.3%)△ 石川県 95〜99歳 1990年 336人→ 2020年 5269人(+1468.2%)△ 石川県 100歳以上 1990年 23人→ 2020年 922人(+3908.7%)△ 石川県 年齢不詳 1990年 2387人→ 2020年 2万0387人
石川県 総人口 1990年 116万4628人→ 2020年 113万2526人(-2.8%)▼ ------------------------------------------------------------ 富山県 0〜4歳 1990年 5万4028人→ 2020年 3万3851人(-37.3%)▼ 富山県 5〜9歳 1990年 6万3983人→ 2020年 3万8511人(-39.8%)▼ 富山県 10〜14歳 1990年 7万7587人→ 2020年 4万2815人(-44.8%)▼ 富山県 15〜19歳 1990年◆8万7158人→ 2020年 4万5195人(-48.1%)▼ 富山県 20〜24歳 1990年 6万3149人→ 2020年 4万2235人(-33.1%)▼ 富山県 25〜29歳 1990年 6万1940人→ 2020年 4万3502人(-29.8%)▼ 富山県 30〜34歳 1990年 6万2938人→ 2020年 4万6629人(-25.9%)▼ 富山県 35〜39歳 1990年 7万7136人→ 2020年 5万3756人(-30.3%)▼ 富山県 40〜44歳 1990年★10万1926人→ 2020年 6万5466人(-35.8%)▼ 富山県 45〜49歳 1990年 8万2011人→ 2020年◆8万0645人(-1.7%)▼ 富山県 50〜54歳 1990年 7万2585人→ 2020年 6万7192人(-7.4%)▼ 富山県 55〜59歳 1990年 7万5237人→ 2020年 6万2119人(-17.4%)▼ 富山県 60〜64歳 1990年 7万0001人→ 2020年 6万1313人(-12.4%)▼ 富山県 65〜69歳 1990年 5万5193人→ 2020年 7万0973人(+28.6%)△ 富山県 70〜74歳 1990年 4万3391人→ 2020年★8万7909人(+102.6%)△ 富山県 75〜79歳 1990年 3万6356人→ 2020年 6万4667人(+77.9%)△ 富山県 80〜84歳 1990年 2万1666人→ 2020年 4万8126人(+122.1%)△ 富山県 85〜89歳 1990年 9447人→ 2020年 3万6085人(+282.0%)△ 富山県 90〜94歳 1990年 2515人→ 2020年 1万8863人(+650.0%)△ 富山県 95〜99歳 1990年 348人→ 2020年 5491人(+1477.9%)△ 富山県 100歳以上 1990年 30人→ 2020年 894人(+2880.0%)△ 富山県 年齢不詳 1990年 1536人→ 2020年 1万8577人
富山県 総人口 1990年 112万0161人→ 2020年 103万4814人(-7.6%)▼ ------------------------------------------------------------ 新潟県 0〜4歳 1990年 13万1611人→ 2020年 7万1014人(-46.0%)▼ 新潟県 5〜9歳 1990年 15万3655人→ 2020年 8万4737人(-44.9%)▼ 新潟県 10〜14歳 1990年 17万7293人→ 2020年 9万1729人(-48.3%)▼ 新潟県 15〜19歳 1990年◆17万5550人→ 2020年 9万5565人(-45.6%)▼ 新潟県 20〜24歳 1990年 12万8808人→ 2020年 8万5246人(-33.8%)▼ 新潟県 25〜29歳 1990年 13万7374人→ 2020年 8万8454人(-35.6%)▼ 新潟県 30〜34歳 1990年 15万1558人→ 2020年 10万2530人(-32.3%)▼ 新潟県 35〜39歳 1990年 18万4548人→ 2020年 11万9188人(-35.4%)▼ 新潟県 40〜44歳 1990年★20万3689人→ 2020年 14万0684人(-30.9%)▼ 新潟県 45〜49歳 1990年 16万1716人→ 2020年◆15万5676人(-3.7%)▼ 新潟県 50〜54歳 1990年 16万0805人→ 2020年 14万0685人(-12.5%)▼ 新潟県 55〜59歳 1990年 16万7096人→ 2020年 13万7900人(-17.5%)▼ 新潟県 60〜64歳 1990年 16万1185人→ 2020年 14万4989人(-10.0%)▼ 新潟県 65〜69歳 1990年 12万8142人→ 2020年 16万8337人(+31.4%)△ 新潟県 70〜74歳 1990年 9万7432人→ 2020年★17万5311人(+79.9%)△ 新潟県 75〜79歳 1990年 7万7593人→ 2020年 12万6620人(+63.2%)△ 新潟県 80〜84歳 1990年 4万8323人→ 2020年 10万7739人(+123.0%)△ 新潟県 85〜89歳 1990年 2万0352人→ 2020年 8万0491人(+295.5%)△ 新潟県 90〜94歳 1990年 5182人→ 2020年 4万2832人(+726.6%)△ 新潟県 95〜99歳 1990年 778人→ 2020年 1万2549人(+1513.0%)△ 新潟県 100歳以上 1990年 55人→ 2020年 2056人(+3638.2%)△ 新潟県 年齢不詳 1990年 1838人→ 2020年 2万6940人
新潟県 総人口 1990年 247万4583人→ 2020年 220万1272人(-11.0%)▼ ------------------------------------------------------------ ※△…増加、▼…減少 ※★…日本の「第1次ベビーブーム世代」(1947年〜1949年生まれ)が含まれる ※◆…日本の「第2次ベビーブーム世代」(1971年〜1974年生まれ)が含まれる ※10月1日時点 ※外国人を含む ※出典:総務省統計局「国勢調査」(政府統計サイト「e-Stat」で公開中) ※次回の「国勢調査」は2025年に実施(5年ごと) ※転載自由
1990年から2020年までの30年間に「石川県」では「40歳代前半以下」のすべての世代が減っています。 増えているのは「40歳代後半〜50歳代前半」と「60歳代以上」の世代だけです。
1990年から2020年までの30年間に「富山県」「新潟県」では「60歳代前半以下」のすべての世代が減っています。 増えているのは「60歳代後半以上」の世代だけです。
最近、日本のマスコミで「賃金と物価の好循環」という言葉を聞くことがあります。 「若い世代」が多かった「高度経済成長期」の日本では、実際に「賃金と物価の好循環」が起きていました。
上の表を見るとわかるように、現在の日本(特に地方)では「賃金」をもらう「若い世代」がどんどん減っています。 「賃金」をもらう「若い世代」がどんどん減っているということは、「賃金」を上げても景気は良くなりません。
現在の日本でどんどん増えているのは「年金」をもらって生活している「高齢世代」です。 「少子高齢化」がどんどん進んでいる現在の日本では「賃金と物価の好循環」を実現することはとても難しいのです。
ネットオークションやネットフリマの「落札相場」を見ると、高齢者の「遺品」らしきものがたくさん見られます。 もともと高齢者が「高い値段」で買ったものが「格安」で次々と落札されています。
最近、地方では「80歳代〜90歳代」(1930年代生まれ)の高齢者が次々と亡くなっているので、田舎を中心にして不動産の「売り物件」がどんどん増えています。 日本では「若い世代」がどんどん減っているので、「田舎の不動産」を欲しがる人が少なく、価格は「下落傾向」になっています。(下の写真は田舎の中古物件)
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No.248015 2024/02/07(Wed) 16:20:31
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