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オマケ(笑)
「宇宙人とコンタクトした」と主張する人や、それを本気で信じる人には、いくつか共通する心理的・社会的特徴が見られます。代表的なものを整理すると次のようになります 心理的特徴 コントロール感の欠如と回復願望 自分の生活や社会を「自分で変えられない」と感じると、 “宇宙人が導いてくれる”というストーリーに救いを求めやすくなります。 自己特別感への欲求 「選ばれた」「メッセージを受け取った」という設定は、 自分が特別な存在だという感覚を強く満たしてくれます。 意味づけ志向(パターン認知の過剰) 偶然の出来事やノイズの中に「サイン」や「通信」を見出しやすい傾向。 心理学では「アポフェニア」や「パレイドリア」と呼ばれます。 不安と希望の共存 社会不安・戦争・環境危機などの時代には、 「宇宙人=高次の存在が救ってくれる」という物語が心の安定剤になります。 社会的・文化的背景 スピリチュアルや陰謀論コミュニティとの重なり “波動”“次元上昇”“スターシード”などの語彙を共有する人が多く、 互いの体験を補強し合うSNS環境が信念を強化します。 科学への不信感や乖離 専門家・政府・メディアへの不信から、 「真実は隠されている」「自分たちだけが気づいている」という構図に惹かれやすいです。 孤独・疎外感の癒やし機能 「宇宙の仲間がいる」「テレパシーでつながっている」という信念が、 人間関係の寂しさを補う役割を果たすこともあります。 典型的な思考パターン例 「政府が真実を隠している」 「目覚めた人だけが宇宙人と交信できる」 「科学では説明できない波動でつながっている」 「メッセージは夢や数字、雲の形で示される」 注意点 彼らの多くは「嘘をついている」わけではなく、体験を本気で信じていることが多いです。 否定よりも、「なぜそう思うのか」「どんな体験だったのか」を丁寧に聞くと、 その背景にある不安や願望が見えてきます。
お大事に、と言う事ですね。
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No.255465 2025/11/08(Sat) 16:54:57
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