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★窓ガラスが揺れるほどの空振 噴火が続き山体の膨張は解消されず 灰の掃除に追われる人も(KYT)
★桜島 連続噴火 活発な活動続く 鹿児島市北部などで降灰・空の便に欠航も (25/05/16)(KTS)
地元の高齢者が「こんなに灰が多いのは何十年ぶり」と言っています。 むかし「富士山」が噴火したときに、こんな火山灰が「何十センチ」も積もったのかと思うとゾッとします。
■火山の状況に関する解説情報:火山名 桜島 ------------------------------------------------------------------------ 2025年05月16日16時15分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続> 5月12日から16日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。桜島では、山体が膨張した状態で経過しています。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。また、風下側では降灰に注意が必要です。
桜島では、活発な噴火活動が続いています。 12日20時頃から続いていた山体膨張は、昨日11時30分頃から15時30分頃にかけて噴火により一時的に山体収縮がみられたものの、再び膨張に転じ、その後も続いています。今後も桜島島内を中心に多量の降灰を伴う可能性があります。降灰や小さな噴石の落下が予想される範囲は、気象庁から発表される降灰予報を活用してください。 南岳山頂火口では、噴火が10回、爆発が7回発生しました。昨日(15日)10時45分に発生した噴火は本日(16日)04時頃まで継続し、噴煙は最高で火口縁上3000mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で6合目(南岳山頂火口より約1200m)まで達しました。その後も噴火が断続的に発生しています。 火山性地震は少ない状態で経過しています。主に噴火に伴う火山性微動が発生しました。 昨日及び本日実施した現地調査では、昨日は島内の東側を中心に、本日は島内の北側を中心に多量の降灰を確認しました。 12日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり300トン(前回2日、900トン)とやや少ない状態でした。 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)を挟む基線で長期にわたり姶良カルデラの地下深部の膨張を示す緩やかな伸びがみられています。 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。 火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、火山性地震の回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
5月12日 火山性地震 0回 爆発 0回 13日 火山性地震 0回 爆発 0回 14日 火山性地震 10回 爆発 0回 15日 火山性地震 31回 爆発 2回 16日15時まで 火山性地震 35回 爆発 5回
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。 ------------------------------------------------------------------------ ※出典:気象庁「噴火警報・噴火速報」
★【連続噴火】桜島 噴煙火口から最大3000mの高さに 降灰で空の便にも影響(KYT)
★桜島が連続噴火 噴煙の高さは最大3000mに ドカ灰も 山体膨張の影響か (25/05/15)(KTS)
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No.252346 2025/05/17(Sat) 11:53:38
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