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総務省統計局が公表している「1985年国勢調査」と「2019年人口推計」のデータを用いて、1985年→2019年における各都道府県の年代別人口の変化割合を算出した結果が以下の表です。(※転載自由)
■1985年10月1日国勢調査→2019年10月1日人口推計<年代別人口変化割合> 北海道 9歳以下 -52.3% 10代 -50.9% 20代 -38.2% 30代 -42.9% 40代 -8.3% 50代 -4.2% 60代 +67.8% 70代 +172.1% 80歳以上 +502.2% 青森県 9歳以下 -60.2% 10代 -55.9% 20代 -50.3% 30代 -50.2% 40代 -19.9% 50代 -15.5% 60代 +55.9% 70代 +123.4% 80歳以上 +426.9% 岩手県 9歳以下 -55.9% 10代 -49.3% 20代 -42.8% 30代 -44.1% 40代 -16.5% 50代 -21.6% 60代 +40.7% 70代 +97.6% 80歳以上 +393.1% 宮城県 9歳以下 -43.5% 10代 -37.8% 20代 -19.9% 30代 -25.4% 40代 +13.6% 50代 +5.8% 60代 +83.1% 70代 +159.6% 80歳以上 +483.3% 秋田県 9歳以下 -63.1% 10代 -54.8% 20代 -56.0% 30代 -54.8% 40代 -28.4% 50代 -33.7% 60代 +27.9% 70代 +85.5% 80歳以上 +420.0% 山形県 9歳以下 -53.3% 10代 -42.9% 20代 -43.4% 30代 -42.2% 40代 -14.8% 50代 -26.9% 60代 +27.1% 70代 +68.7% 80歳以上 +348.3% 福島県 9歳以下 -54.9% 10代 -45.3% 20代 -40.7% 30代 -40.4% 40代 -7.3% 50代 -14.8% 60代 +47.5% 70代 +94.2% 80歳以上 +353.5% 茨城県 9歳以下 -44.1% 10代 -40.0% 20代 -23.3% 30代 -31.6% 40代 +8.6% 50代 +13.8% 60代 +85.4% 70代 +177.2% 80歳以上 +421.3% 栃木県 9歳以下 -44.0% 10代 -38.4% 20代 -26.1% 30代 -30.3% 40代 +14.9% 50代 +8.3% 60代 +76.6% 70代 +154.7% 80歳以上 +390.9% 群馬県 9歳以下 -44.1% 10代 -39.7% 20代 -21.8% 30代 -35.5% 40代 +5.2% 50代 +3.3% 60代 +60.0% 70代 +145.7% 80歳以上 +381.1% 埼玉県 9歳以下 -30.1% 10代 -38.6% 20代 +5.5% 30代 -17.8% 40代 +18.0% 50代 +57.2% 60代 +160.5% 70代 +358.5% 80歳以上 +723.1% 千葉県 9歳以下 -33.6% 10代 -37.5% 20代 -4.1% 30代 -21.5% 40代 +16.9% 50代 +45.5% 60代 +141.8% 70代 +319.3% 80歳以上 +613.0% 東京都 9歳以下 -18.2% 10代 -40.8% 20代 -13.5% 30代 -0.6% 40代 +28.6% 50代 +33.4% 60代 +70.7% 70代 +184.5% 80歳以上 +453.3% 神奈川県 9歳以下 -25.6% 10代 -35.0% 20代 -7.8% 30代 -14.8% 40代 +24.7% 50代 +52.3% 60代 +123.7% 70代 +305.6% 80歳以上 +671.1% 新潟県 9歳以下 -51.4% 10代 -45.7% 20代 -35.0% 30代 -41.2% 40代 -8.2% 50代 -16.8% 60代 +36.4% 70代 +86.7% 80歳以上 +364.2% 富山県 9歳以下 -46.4% 10代 -45.3% 20代 -26.7% 30代 -41.3% 40代 -3.2% 50代 -13.4% 60代 +33.0% 70代 +109.7% 80歳以上 +354.2% 石川県 9歳以下 -41.6% 10代 -41.2% 20代 -22.0% 30代 -35.8% 40代 +7.1% 50代 +0.0% 60代 +45.1% 70代 +125.0% 80歳以上 +356.5% 福井県 9歳以下 -44.5% 10代 -39.2% 20代 -32.7% 30代 -37.0% 40代 -1.9% 50代 -11.9% 60代 +40.8% 70代 +90.4% 80歳以上 +315.8% 山梨県 9歳以下 -43.9% 10代 -41.4% 20代 -30.1% 30代 -35.2% 40代 +0.0% 50代 +1.9% 60代 +43.8% 70代 +103.8% 80歳以上 +315.0% 長野県 9歳以下 -43.3% 10代 -38.8% 20代 -31.9% 30代 -35.6% 40代 +0.3% 50代 -9.9% 60代 +27.1% 70代 +95.1% 80歳以上 +324.1% 岐阜県 9歳以下 -41.7% 10代 -42.1% 20代 -26.6% 30代 -35.7% 40代 -2.1% 50代 -2.3% 60代 +56.2% 70代 +150.5% 80歳以上 +382.1% 静岡県 9歳以下 -41.8% 10代 -40.2% 20代 -28.8% 30代 -32.8% 40代 +0.2% 50代 +6.3% 60代 +74.2% 70代 +174.0% 80歳以上 +407.5% 愛知県 9歳以下 -26.0% 10代 -34.9% 20代 -7.2% 30代 -14.3% 40代 +18.8% 50代 +32.9% 60代 +98.4% 70代 +229.6% 80歳以上 +513.3% 三重県 9歳以下 -38.9% 10代 -39.1% 20代 -21.3% 30代 -29.7% 40代 +2.4% 50代 +0.4% 60代 +56.0% 70代 +126.0% 80歳以上 +325.0% 滋賀県 9歳以下 -25.4% 10代 -22.3% 20代 +2.1% 30代 -12.2% 40代 +34.4% 50代 +26.8% 60代 +90.1% 70代 +164.5% 80歳以上 +404.5% 京都府 9歳以下 -41.3% 10代 -45.0% 20代 -18.7% 30代 -32.4% 40代 +1.9% 50代 +6.3% 60代 +55.5% 70代 +140.7% 80歳以上 +335.2% 大阪府 9歳以下 -38.8% 10代 -46.9% 20代 -21.9% 30代 -30.7% 40代 -2.7% 50代 +14.6% 60代 +80.3% 70代 +224.4% 80歳以上 +521.6% 兵庫県 9歳以下 -37.9% 10代 -40.6% 20代 -23.6% 30代 -31.9% 40代 +3.9% 50代 +8.8% 60代 +70.7% 70代 +170.3% 80歳以上 +399.0% 奈良県 9歳以下 -42.9% 10代 -42.9% 20代 -26.2% 30代 -38.7% 40代 -5.6% 50代 +11.7% 60代 +82.7% 70代 +196.9% 80歳以上 +425.0% 和歌山県 9歳以下 -50.0% 10代 -49.4% 20代 -40.2% 30代 -44.8% 40代 -17.8% 50代 -19.3% 60代 +26.9% 70代 +91.4% 80歳以上 +274.1% 鳥取県 9歳以下 -46.4% 10代 -40.0% 20代 -37.1% 30代 -37.9% 40代 -5.1% 50代 -22.1% 60代 +32.3% 70代 +75.6% 80歳以上 +264.7% 島根県 9歳以下 -47.6% 10代 -44.4% 20代 -35.4% 30代 -42.7% 40代 -14.0% 50代 -32.5% 60代 +12.5% 70代 +61.4% 80歳以上 +240.0% 岡山県 9歳以下 -38.8% 10代 -39.9% 20代 -16.1% 30代 -31.5% 40代 +0.4% 50代 -12.0% 60代 +42.7% 70代 +106.6% 80歳以上 +272.5% 広島県 9歳以下 -38.1% 10代 -41.1% 20代 -21.8% 30代 -32.9% 40代 +2.0% 50代 -1.2% 60代 +49.0% 70代 +138.1% 80歳以上 +317.7% 山口県 9歳以下 -50.5% 10代 -50.0% 20代 -34.7% 30代 -46.2% 40代 -18.1% 50代 -27.9% 60代 +25.5% 70代 +98.0% 80歳以上 +278.0% 徳島県 9歳以下 -50.9% 10代 -47.9% 20代 -40.6% 30代 -44.4% 40代 -11.0% 50代 -24.4% 60代 +37.0% 70代 +88.9% 80歳以上 +295.2% 香川県 9歳以下 -43.6% 10代 -42.7% 20代 -29.2% 30代 -39.6% 40代 -0.7% 50代 -16.7% 60代 +36.1% 70代 +101.5% 80歳以上 +274.1% 愛媛県 9歳以下 -49.3% 10代 -47.6% 20代 -39.9% 30代 -43.5% 40代 -9.9% 50代 -19.4% 60代 +34.2% 70代 +96.8% 80歳以上 +270.0% 高知県 9歳以下 -52.4% 10代 -48.2% 20代 -42.2% 30代 -48.8% 40代 -14.5% 50代 -29.2% 60代 +18.4% 70代 +82.5% 80歳以上 +218.5% 福岡県 9歳以下 -31.8% 10代 -35.2% 20代 -15.8% 30代 -24.6% 40代 +13.1% 50代 +6.2% 60代 +77.0% 70代 +156.8% 80歳以上 +368.1% 佐賀県 9歳以下 -43.7% 10代 -38.9% 20代 -34.6% 30代 -34.6% 40代 -2.8% 50代 -13.8% 60代 +44.6% 70代 +76.8% 80歳以上 +260.9% 長崎県 9歳以下 -52.4% 10代 -51.6% 20代 -45.2% 30代 -47.0% 40代 -15.7% 50代 -19.6% 60代 +39.2% 70代 +90.2% 80歳以上 +294.6% 熊本県 9歳以下 -39.2% 10代 -38.2% 20代 -33.6% 30代 -33.5% 40代 -4.3% 50代 -14.2% 60代 +44.1% 70代 +87.8% 80歳以上 +282.0% 大分県 9歳以下 -46.4% 10代 -44.3% 20代 -33.6% 30代 -39.4% 40代 -9.1% 50代 -22.1% 60代 +38.0% 70代 +97.5% 80歳以上 +296.9% 宮崎県 9歳以下 -46.2% 10代 -42.2% 20代 -40.1% 30代 -42.0% 40代 -8.7% 50代 -17.8% 60代 +53.3% 70代 +112.1% 80歳以上 +340.7% 鹿児島県 9歳以下 -45.5% 10代 -43.5% 20代 -40.5% 30代 -37.6% 40代 -8.8% 50代 -21.5% 60代 +32.6% 70代 +61.8% 80歳以上 +264.0% 沖縄県 9歳以下 -21.2% 10代 -23.2% 20代 -13.4% 30代 -6.8% 40代 +49.6% 50代 +53.0% 60代 +167.6% 70代 +163.0% 80歳以上 +329.2% ※出典:「人口推計」(総務省統計局)
ご覧の通り、1985年→2019年の間に19歳以下の人口が増えた都道府県は「ゼロ」です。 1985年→2019年の間に20歳代の人口が増えたのは埼玉県と滋賀県の「2県」のみです。 1985年→2019年の間に30歳代の人口が増えた都道府県は「ゼロ」です。 1985年→2019年の間に40歳代の人口が増えたのは宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、沖縄県の「20都府県」です。 1985年→2019年の間に50歳代の人口が増えたのは宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、福岡県、沖縄県の「20都府県」です。 また、1985年→2019年の間に全都道府県で60歳以上の人口が増えています。
さらに、1985年→2019年の間に北海道、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県、新潟県、富山県、福井県、岐阜県、和歌山県、鳥取県、島根県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の「24道県」では50歳代までの若年層や中年層の全ての世代が減っていることが分かります。 子供を産める若い女性が減っていることや、地元にろくな現金収入源が無い、もしくは生活が不便、高齢者だらけで地域に活気が無いといった理由で、地方の人々が都会へ出て行くためです。
地方に住み車で移動していると、かつては田畑として耕されていたのに広大な雑草地帯になってしまっている平地、一見すると普通の家屋なのに親族がたまに訪れて掃除しているだけの空き家、親族からも見放されて雑草や雑木が生い茂っている家屋、かつては灯りがともり普通に営業していたドライブイン、カラオケボックス、喫茶店、商店の廃墟、解体されて更地になってしまった工場やガソリンスタンド、廃止されて10年以上経つのにそのまま残っているローカル線の鉄橋など本当に色々なものを目にします。 経済的に余裕がある人達が使わなくなった家や建物を解体しているので、地方では空がだんだん広く感じられるようになっています。
これから都会の人々の高齢化がどんどん進んでいって地方の観光地を訪れる客が減っていくことを考えると、観光需要で辛うじて生き延びている地方の未来を想像することさえ恐ろしくなります。 「あそこ(地元の有名レジャー施設)が閉鎖されたら、この地域は終わり。」と言っている地元住民も居ます。 数年前までインバウンド消費の恩恵をもたらしていた韓国や中国、台湾なども日本を追うように少子高齢化が進んでおり、これらの国々では実際に子供や若者の人口がどんどん減っています。 50年後には無人地帯になってしまっている地方集落も多いことでしょう。
ワクチン騒動でも問題になっていますが、やはりキーワードは「人口削減」なのでしょう。 つまり、少子高齢化は世界支配層のシナリオ通りということです。
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No.237336 2021/11/10(Wed) 15:09:38
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