また捨てられてしまいました。 涙が出ないのは、何度も捨てられることに 慣れたせいでしょうか。 目にハンカチをあてるのも、自分でもおかしく感じられます。 きれいな雪ですね。 あしたの天気も晴れは期待できないようです。 思い出を落ち葉の道に捨てていきましよう。 風になって明日も生きていきます。 何食わぬ顔で、そんな自分を好きになって見せます。
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No.1242 - 2024/07/13(Sat) 21:47:01
| ☆ Re: 無題 / 齋藤純二  | | | 異邦人さん 初めましてですかね。 本家のMY DEARで同じペンネームの方が いらっしゃいましたが、たぶん違う方かな。
最後の三行 自分をなんとか奮い立てようとしている、 そんな思いはとっても励ましたくなりますね。 頑張っている方に失礼かもそれませんが、 やはり頑張れ、と呟いていました。 松山千春さんの初恋って歌で、 ♪ 男の移り気と女の意地を知りました そんな意気込みにも思えました。 (こちらの作品は何度も恋愛した内容ですね) 思いが言葉に上手に込められた作品でした。
アドバイスとしては 今は雪がきれいということなので、 そして明日の天気も晴れを期待できない、 ということなので雪が残っている感じに思え 枯葉、落ち葉が 読者としては明日に想像しにくいかもしれませんね。 雪一色の景色で作品をくくるか、雪の景色はなくてもいいかな、と。
またのご投稿を楽しみにお持ちしています。
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No.1244 - 2024/07/13(Sat) 22:59:04 |
| ☆ Re: 無題 / 秋冬 | | | 悲しいのに涙が出ないのは慣れ、あるいは諦め。 でも、目にハンカチをあてる自分もいる。 悲しみの深さや心と体の均衡が崩れていることを上手に伝えていると思います。
更に心模様を天気や景色に重ねる工夫をされています。 異邦人さんの中ではしっかりと結びついているのだと思いますが、読み手としては少し唐突に感じられました。
あくまでも参考までですが、主題の良さと伝え方の上手さを活かして、シンプルにしてみるとこんな感じになります。
また捨てられてしまいました。 涙が出ないのは、何度も捨てられることに 慣れたせいでしょうか。 目にハンカチをあてるのも、自分でもおかしく感じられます。 思い出を落ち葉の道に捨てて生きていきます。 何食わぬ顔で、そんな自分を好きになって見せます。
「そんな自分を好きになって見せます。」が僕はとても好きです。
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No.1249 - 2024/07/14(Sun) 16:52:57 |
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