声にするのが怖いから言えないけど ありきたりな言葉でしか表せないけど
あなたの存在を確かめたくて、なぞって 食んで 聴いてみたり その呼吸で静かに動く身体で、安心させて
構ってほしいだなんて、そんな自分の心に 気付けない気付きたくない 何もかも見透かしたように、そっと触れられる温かさを 少し期待してたのかもね
おおきなおおきな手 慰めるみたいな撫で方 愛おしく思っているような手つきに耐えれなくて、 思わず噛んじゃったのに なんであなたは微笑んでるの
それでもたぶん あなたが大好きなんです。 ずっと一緒がいいんです。
見つけてくれて、ありがとうって いつか上手に伝えられる日が来るかなあ
今日も喉が振動して、目を細める あなたなら気づいてくれるよね
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No.1856 - 2025/02/01(Sat) 16:17:48
| ☆ Re: おおきくて温かくて優しい / 齋藤純二  | | | 猫ちゃんの様子や気持ち、 ほんとうに上手に表現されていますね。 猫ちゃんが言葉を発したのなら 間違いなくこちらの作品のような感じだろうなあ、と思います。 猫ちゃんを飼っている方ならめちゃ頷ける場面があり、 読者はほっこりした気持ちになるでしょう。
ご主人はもう気づいているし、 ありがとうも猫ちゃんがご主人のそばにいるだけで 伝わっているはずです、と思いながら楽しく拝読させていただきました。
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No.1857 - 2025/02/02(Sun) 00:41:59 |
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