夜明けの光を二人で見ようと 椿峠までやってきた 思ったよりも夜の帳(とばり)が重たくて フロントガラス濡らしてた
未明の夜空は残り星が煌めき 手を伸ばせば届きそう 車の後部に二人して 夜明けの光をじっと待つ
フロントガラスに手をやると 夜つゆが流れて滝のよう 梢から朝の囀りが聞こえてきて 小鳥たちの寝覚めのときがやってくる
夜つゆは君の涙だが曙光の輝きを写してる 二人の今日を懸命に 二人の明日に希望を持って さあ歩もう たとえそれが茨の道であるとしても
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No.482 - 2023/11/18(Sat) 00:34:24
| ☆ Re: 夜つゆは君の涙 / 齋藤純二 | | | 車から見える景色、車中での様子と心情が 丁寧に描かれていまして 目の前に映し出されるように想像でき拝読しました。 飽和状態のフロントガラスについたつゆが 感情がこぼれるように涙のように流れる表現は じんわりと伝わってきて、素晴らしい作品だな、と。 先日、この作品と同じように 夜明けを見に江ノ島に行ったのですが、 ちょっと観光し、車中で仮眠していたら もう日が沈む頃になっていまして、 出と入りの太陽から「さあ歩こうエネルギー」を もらいリフレッシュしましたよ!
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No.483 - 2023/11/18(Sat) 13:21:08 |
| ☆ Re: 夜つゆは君の涙 / 上田一眞(じょうでんかずま) | | | 齋藤様
こんにちは。上田です。 僕の作品をいつも丁寧にお読み下さり、ありがとうございます。 感想を拝読してて、大学に入って間もない頃、小田急で江ノ島に行き、鎌倉を回ってとても楽しい時間を過ごしたことを思い出しました。湘南は素敵ですね。今は故郷に帰って遠い所となりましたが、また訪れてみたいものです。 また、投稿しますのでお読み下さるようお願いいたします。
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No.484 - 2023/11/18(Sat) 16:03:08 |
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