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日曜日の夕方、森 / aristotles200

・私は孤独である、ガヤガヤとした騒がしさ、見せかけの笑顔を浮かべる関係、群れていないと不安な心、日和見して辺りと同調する、全てを嫌う。

・私は孤独を好む、宗教的でもなく哲学でもなく、ただ気性だ、自分の領域に他人は要らない、それでなくても溢れかえっている。

・好きな本を読み、ベートーヴェンを聴き、古き友たちと酒を呑む、妻の料理を食べる、子と人生について話す、おまけに詩も捻るようになった、もういっぱいだ、これが私の培った孤独である。

#自由詩 20250420

No.2097 - 2025/04/28(Mon) 19:09:21

Re: 日曜日の夕方、森 / 荻座利守
孤独を愛する心情が、静かながら確かに伝わってくる作品だと感じました。
孤独とは気性によるものであると同時に、培うものなのですね。私には新鮮な発見でした。
その培った孤独を最も深く味わえるのが、タイトルにある日曜日の夕方ということなのでしょう。
そしてその孤独とは、長い年月をかけて繁った森のようなものなのでしょうか。もしそうであるならば、詩の本篇の中にも、何か森の比喩を入れれば、さらに孤独への思いが、読み手に染み入るように伝わってくるのではないかと思います。
「もういっぱいだ」という一言が、豊かな森の実りのようですね。

No.2100 - 2025/04/28(Mon) 23:18:04

Re: 日曜日の夕方、森 / aristotles200
荻座利守様。
評と感想、ありがとうございます。
述べたいことを深く読み込んでいただき、とても嬉しいです。
自作の詩に、プロ詩人の方から評をいただけることが、こんなに楽しいとはと、気づきを得ました。

題に関しては、詩を思いついた曜日、場所、時間を最初に書く癖がありまして、題に深い意味を考えたことが無かったのですが、
お言葉の通り、自分には見えていないことを発見することが出来ました。
来週も挑戦したいと思います。

No.2101 - 2025/04/29(Tue) 05:32:32
『解放された私、或いは鏡に住む私の顛末』 / aristotles200

・私がここに存在している、同様に私を左右対称させた鏡像も、ここに無数に存在する。

・無数に並ぶ私の中で一人、私は微笑む、他の鏡像は真顔のままで私を見ている。

・私自身も鏡像の一つである、と自覚したのは、恐怖を顔を浮かべる私を一人見付けてからだ。

・微笑む私と無数にいる真顔の私、私は友人にそうする様に無数の鏡像とともに彼に手を振る。

・恐怖を浮かべる私は、悲鳴をあげて鏡を拳で割る、手からは出血と床には血痕と散らばる無数の鏡片。

・散らばる鏡片に映る、全てが私である、私たち全員が彼に微笑み続ける、悲鳴はやがて、乾いた笑い声となり、そして私たち全員は微笑む。

・私は私である、その私も私だ、私は無数に存在する鏡面の私を喰らう、一枚を除いて全ての鏡面は砕け散り、私は私を取り戻す。

・塗り込めた壁の内側のような静けさ、唯一人となった私は、ようやく鏡から身を乗り出す、本当の私に会いにいく為である。

#自由詩 20250428

No.2096 - 2025/04/28(Mon) 19:00:26

Re: 『解放された私、或いは鏡に住む私の顛末』 / 荻座利守
どこか哲学的で意味深長な感じのする詩ですね。
無数の鏡片に映った私というところから、解離性人格障害を思い浮かべました。
恐怖から自分の映った鏡を叩き割るというのは、何か自己防衛機能の一つのようにも思えますが、しかし、無数の私を喰らうことで、私を取り戻すというところに、自己の強さをも感じます。
自己の統合の喪失は、決して特別なことではなく、私たちは実は、その危険性と常に隣り合わせでいる、というメッセージが込められているようにも受け取れました。

No.2098 - 2025/04/28(Mon) 20:21:45

Re: 『解放された私、或いは鏡に住む私の顛末』 / aristotles200
荻座利守様。
評と感想、ありがとうございます。
ご指摘の通り、不安、喪失、破壊をテーマに詩を書きました。
根底には、何か、自分でもよく理解していない怒りがあります。
内容的には自己の乖離性と統合を、鏡という道具で表現してました。
詩は、つどXでポストし、ブログで公開していますが、自己流以外の何ものでもありません。
初めて、詩人の方に評と感想をいただき、やや興奮しています。
本当にありがとうございます。

No.2099 - 2025/04/28(Mon) 21:12:24
お伺い / タンチョウ
お元気ですか?

きんさん ぎんさん

おばあちゃんの 気持ちって

なってみないと

解らないものですね

最低最悪ですね・・人生で一番

解っている人は苦しまなくてもいいですね

知らない人には神様が教えてくれますね

又電話します

あの世のおばあちゃん

No.2092 - 2025/04/27(Sun) 10:50:36

Re: お伺い / 荻座利守
あの世のおばあちゃんへの電話、というのがいいですね。
年をとったらおそらく、それ故の苦しみも増えてくるのでしょう。
もしかしたら、その苦しみを知ることもまた、人生における学びの一つなのかもしれません。

No.2094 - 2025/04/27(Sun) 17:14:01

Re: お伺い / タンチョウ
荻座利守さん返信ありがとうございます・・

おばあちゃんは大事ですね・・しみじみ・・

No.2095 - 2025/04/27(Sun) 17:30:36
名前を呼ばれて / 異邦人
書いて消し消して書いてみたけれど素直でない私は詩をやめた 気が抜けてぼんやりしている私に小鳥がそばに寄ってくる 蝶が膝に止まってる 花が私の肩を抱いていた どうしてみんな こんな私にやさしいの やさしくされたら恥ずかしい ひねくれ者の私が変わっていく 私でない私が出来てゆく 鏡を見たら澄んだ明るい私になっていた 名前を呼ばれた 「ハーイ」 思わずはずんだ声が出た 確かに私の声だった 
No.2091 - 2025/04/27(Sun) 00:51:53

Re: 名前を呼ばれて / 荻座利守
仄かな希望を窺わせる作品ですね。
小鳥や蝶や花が皆優しくしてくれたら、やはりまた、詩を描きたくなるのもわかります。
そんなふうに優してくれるものたちから名前を呼ばれることは、人生の中でもとても貴重な瞬間のように思えます。そのことが「私でない私が出来てゆく」というところによく表されていると感じました。

No.2093 - 2025/04/27(Sun) 17:09:25
「痛みを超えて」 / 万年 草
果てしない
この苦しみの
向こう側に
本当の幸せは
待っている

この耐え難い
痛みを超えてこそ
真の幸せの
有難さがわかる

きっとそのうち
夜は明ける
きっとそのうち
雨は止む

未来のことなど
案ずるな

今を大事に
生きることさ

心が折れそうな
そのときは

震える胸に
そっと手を当てて
深く息を吸い込んで
心を鎮めてみることさ

いつか必ず
その手の中に
幸せつかむ
日が来る
はずだから

No.2088 - 2025/04/23(Wed) 13:20:45

Re: 「痛みを超えて」 / 荻座利守
苦しみのない人生などあり得ないですね。
人は誰でも何らかの苦しみを抱えていて、むしろその苦しみがあるからこそ、真の幸せがあるのかもしれません。
「いつか必ずその手の中に幸せつかむ日が来る」という希望を、失わないでいたいです。

No.2089 - 2025/04/23(Wed) 19:36:46

Re: 「痛みを超えて」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、どんなときでも、
希望を忘れず、生きてゆきたいものですね。

No.2090 - 2025/04/24(Thu) 15:22:41
カルマカメレオン / WATARU
遠ざかってもあの日には戻れないと思っていた

自分の中の漆黒の黒を消そうとしていた

涙が溢れて何も見えなくなった
常に自分の中にある

メロディーや血を感じていた
天使や悪魔のエピソード

それだけじゃない因果
全ての事が自分にまとわりついて

一体何から考えたら良いか分からなくなったよ

なあ、お前もいつかはいなくなる俺もそうだろ?

死ぬときは一緒だ。そう言ってくれよ

でも何もかもは移ろうものなら
なあそう言ってくれよ
誰も答えを知らないんだな

もう終わりにしよう僕たちは一つになるんだ

日に日に深くなるシワや年輪たち

もう時は戻せないんだな。参ったな
涙が溢れておかしくなる前に

常に自分の中にあるメロディーや血に委ねようとしていた

天使や悪魔のエピソードそれだけじゃない因果

全ての事が自分にまとわりついて
一体何から考えたら良いか分からなくなったよ

なあ聞こえるか?一体お前は何処にいるんだ?

死ぬときは一緒だろ?そう言ってくれよ

でも何もかもは移ろうものなら
なあ、そう言ってくれよ
誰も答えを知らないんだな

もう終わりにしよう
僕たちは一つになるんだ

No.2085 - 2025/04/23(Wed) 08:05:27

Re: カルマカメレオン / 齋藤純二
ひとは与えられた知性からくる弱さと共存し
それぞれの答えに向かって進もうとする動力で倒れず
歩いていれるのかな、なんて考えさせられ
こちらの作品を拝読いたしました。

No.2087 - 2025/04/23(Wed) 09:40:13
「今日はダメでも」 / 万年 草
今日はダメでも
明日があるから
大丈夫

今日はダメでも
心配しないで
いいからね

たまにはダメな
日もあるさ

だけど
あきらめないで
いいからね

ダメな分だけ
明日には
いいことあるかも
しれないよ

たとえ今日が
ダメだとしても
人生全部が
ダメじゃないからね

今日はダメでも
いいじゃない
明日がよけりゃ
いいじゃない

No.2083 - 2025/04/22(Tue) 14:24:23

Re: 「今日はダメでも」 / 荻座利守
人生山あり谷ありですね。
人は、良い時はこの先ずっと良いことが続くと思い、悪いときはもうお先真っ暗と思ってしまうもののようです。
そんなとき「人生全部がダメじゃないからね」ということを思い出したいものです。

No.2084 - 2025/04/22(Tue) 19:07:18

Re: 「今日はダメでも」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、そのことを自分にも言い聞かせています。

No.2086 - 2025/04/23(Wed) 08:41:10
ぼけ老人 / 異邦人
帰り道がわからなくなった 私はうだる汗を流していた よその家の庭に座って花の頬を撫ぜている 靴に仕掛けられたGPSが点滅していた 花の名を思い出した ほうせん花 花は風に揺れていた 見知らぬ人と巡査がかけよってくる 私は背を向けうつむいていた 地面に人の読めない文字を書いていた
No.2081 - 2025/04/20(Sun) 00:12:51

Re: ぼけ老人 / 荻座利守
認知症の老人の哀愁がにじみ出ているような詩ですね。
帰り道がわからなくなっても、花の名前は憶えているところにリアリティを感じます。
末尾の、
「私は背を向けうつむいていた 地面に人の読めない文字を書いていた」、
というところに、老人の孤独がうまく表現されていて、いいと思いました。

No.2082 - 2025/04/20(Sun) 12:41:49
孤独 / カマキリ

 野原いっぱいに孤独の花が咲いている。
 人はみんな背中合わせ。
 お風呂に猿たちが入っている。
 ボランティアの貯金箱がみんなの胸に掛けられていた。
 空箱に投げ込まれる音がする。
 孤独を癒す音がする。
 花にも孤独があるんだね。
 やさしくしてあげたいね。

No.2079 - 2025/04/19(Sat) 12:32:57

Re: 孤独 / 齋藤純二
こちらの作品からそっと囁く思いやりが伝わってきますね。
孤独の花、孤独を癒す音、と表現が素晴らしいっ。

No.2080 - 2025/04/19(Sat) 14:29:59
生き方 / カマキリ
 
      根を育てる幹がある。
      幹を喜ばせる枝もある。
      木を化粧する花もある。

      互いがあって一つがある。
      一つがあってみながある。

      見えるものも見えないものも
      お互い様で
      生きている。
      倚りかかれるものがある。

No.2077 - 2025/04/18(Fri) 07:26:26

Re: 生き方 / 荻座利守
冒頭の3行で、木を上手く擬人化して表現していると感じました。
また、その擬人化した木を用いて、見えないものをも含めた「お互い様」の思想に触れているのもいいと思います。
どこか仏教の「空」の思想を想わせる詩ですね。

No.2078 - 2025/04/18(Fri) 08:09:54
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