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冬の / 冬は美しい
とても寒い夜
冬オリオン 
凍てつく空に光を放つ 
ダイヤモンドの輝き
気高くて女王のように美しい
美しいのに
夜空は寂しい
寂しいけれど
永遠の愛はこの輝きの中にもあることを
信じてる

No.3014 - 2025/12/16(Tue) 06:57:42

Re: 冬の / 荻座利守
「美しいのに/夜空は寂しい」というところがいいですね。
美しさの中に潜む孤独(あるいは孤高)を表しているようです。
また、「寂しいけれど/永遠の愛はこの輝きの中にもあることを/信じてる」というところも、なかなかロマンチックですね。
冬のオリオンにピッタリのイメージだと感じました。

No.3019 - 2025/12/16(Tue) 08:38:11
証明 / テレス
悪魔がいたよ

神様がいる証拠

どちらにも立ち入れない隔たり

神の証明ばかりしてきたから

悪魔の証明は必要なかったのか

No.3013 - 2025/12/16(Tue) 05:22:43

Re: 証明 / 荻座利守
無罪や仮説の否定の証明は、誰も引き受けられませんね。
それを人に求めることそのものが、悪魔なのかもしれません。

No.3018 - 2025/12/16(Tue) 08:33:22

Re: 証明 / テレス
返信<m(__)m>Thanksです・・

存在していますよね?

No.3023 - 2025/12/16(Tue) 23:51:11
忘年会のあとしまつ / どすこい
皆に配布された夜には
偽物が混じっていて、
俺はまた
外れくじを引いた。
しかたがないので
小窓を開けて
タールだのニコチンだのに火をともす。
かわいいおっぱいの
微かな視線も
当たったビンゴの一等賞も
煙に巻かれて
おぼろげだ。
明日には
色も忘れている。

街では生活が続く。
俺のも
街に混ぜてほしい。

No.3012 - 2025/12/15(Mon) 23:26:46

Re: 忘年会のあとしまつ / 荻座利守
「皆に配布された夜には/偽物が混じっていて」という表現がいいですね。
宴の後の虚しさが、紙屑のように風に飛ばされてゆく路地裏、みたいなイメージが心に湧きました。

No.3017 - 2025/12/16(Tue) 08:29:29
灰かぶり / どすこい
13時の公園みたいなまどろみに
童話になりたくて、蟻をつぶした。
告別式の案内が来ないなら
靴の隙間に
何か見出したのだろう。

死んでてほしかったし、
心から生きててほしかった。

No.3011 - 2025/12/15(Mon) 22:57:12

Re: 灰かぶり / 荻座利守
「13時の公園みたいなまどろみ」という表現が巧みですね。
でもつぶされた蟻がかわいそうな気もしました。
「蟻の世界の小さな小さな告別式」
そんな言葉がふと、心に浮かびました。

No.3016 - 2025/12/16(Tue) 08:19:52
失望 / サルビア
正直で誠実で真っ直ぐでも

人に信用されなければ
まるで無意味だ

人は、
損得や
評判や
人受けのいいヤツばかりを
信用する

真実なんて、どこにもないんだ

僕は、
世の中に、心底

失望している

No.3010 - 2025/12/15(Mon) 22:27:36
孤独 / サルビア
空を見て

ため息をつく

僕の息は

雪よりも冷たい

No.3008 - 2025/12/15(Mon) 14:22:55

Re: 孤独 / 荻座利守
自らの内にある孤独を、空や雪に託して表したのですね。
見上げた空はどんな色だっでしょうか。
手に触れた雪の感覚はどのようなものだったでしょうか。
そして、その孤独がもたらす感覚は、どのようなものでしょう。
詩作を通して、感覚を研ぎ澄ますのも、ときにはいいのではないかと思います。

No.3009 - 2025/12/15(Mon) 19:31:08
孤独 / サルビア
空を見て

ため息をつく

僕の息は

雪よりも、冷たい

No.3007 - 2025/12/15(Mon) 14:20:54
愛はばしゃばしゃ / 白フ
君かぼくのどちらかが 

罪を犯していた故に

天国と地獄に行くことを

わかれとよびます


もう二度と会えないとしても

愛は善悪と違う場所で 燃えている


これから全て

ぼくの祈りは

良い人と出会うようなことではなく

君と地獄で出会い直すこと


愛はばしゃばしゃ

水に破れて

光を見つめている


君のアドレスは池と川に捨て

僕はまた歩いていくんです

幸せを願う瞳は不幸も食べている

さよならはうわべだけでキス

ふと触れた

何でもない紙に

体温を思い出して

季節と時間と

アクシデントが 

浴槽に浮く

ここで大事なのは幸せになるためなどではなく

切れぬ不幸を何時までも

あじわいつくしたいため

怯えていたのは決して君ではなくぼくのほう

記憶が薄れる度に
瞳は蘇生する 

愛はばしゃばしゃ

水に破れて

闇を見つめている

No.3003 - 2025/12/14(Sun) 20:52:19

Re: 愛はばしゃばしゃ / 荻座利守
罪により、天国と地獄との別々の道をゆくことを、別れの定義としたところが独特で面白いと感じました。
不幸への志向を「水」に例えているところも、陰鬱な美しさがあっていいと思います。
ですから、水の持つ「暗さ」をより強調すれば、もっと良くなるのではないかとも思いました。
でも、「水に破れて/闇を見つめている」という表現は秀逸ですね。

No.3006 - 2025/12/15(Mon) 07:31:10

Re: 愛はばしゃばしゃ / 白フ
荻座利守様。

コメントお寄せ下さりありがとうございます。

精進して参りたいと思います。

No.3021 - 2025/12/16(Tue) 09:35:38
物欲 / 虹乃 衣里絵
宝飾店にて
「結局ダイヤが欲しくなります」
「季節を問いませんからね」
そんな会話を交わす

さて 品揃えはというと
石も綺麗で デザインも豊富
買ってしまおうかと
心が揺さぶられる

発動する物欲
然し 懸命に抑える私
年の瀬に この出費は痛い
素敵でした と踵を返す

何なら 最初から
宝飾店へ行かずに
写真でも眺めていれば
でも実物が やはり綺麗で

良い目の保養になり
心豊かにもなり
本物を見ておく事は大切 と
少しばかり 強がってみる

No.3001 - 2025/12/14(Sun) 15:47:21

Re: 物欲 / 齋藤純二
物欲という心の揺れがとても伝わってくる作品です。
懐に余裕のある時にゲットできるといいですね!
私もネットで手の届かないバイクのパーツを見て楽しんでます!

No.3004 - 2025/12/14(Sun) 20:56:22
冬の雀 改稿 / 冬は美しい
      
夕暮れ寒く陽は沈む
山々の稜線は冷え冷えと
濃紺色に陰っていく

風は
ごうごうと逆巻いて
虚ろな唸り声をあげている

空は
沈みゆく太陽の
金色の輝きに装飾されて
昇る朝日と共に啓示された
天空の荘厳さの残像を映している

一瞬の輝きではあっても
雄大で明るく美しい

けれどその雄大な明るい空も
しばらくすると儚く消える
ただの幻の空だということを
わかっている

なぜか視線の先の枯草に
ふと現れた一羽の冬雀
小さい体を真ん丸に膨らませて
防寒しながら
一生懸命生きている

そういえば
雀の群生を
最近めっきり見かけなくなった
今まではどこにでもいるありふれた野鳥だったのに

そんなことを考えると

雀との遭遇を
嬉しく尊いことのように思える

そして
美しくも
凍てつく空の寂しさから解放されて
ほんの少し
心は温められていく

No.3000 - 2025/12/14(Sun) 04:11:20

Re: 冬の雀 / 荻座利守
ありふれた、ちっぽけな、取るに足らないようなものの中に、存在することのかけがえのなさを感じされるような詩ですね。
そんな存在が、夕暮れ空や、昇る朝日の荘厳さを支えているのでしょう。

No.3002 - 2025/12/14(Sun) 17:53:20

Re: 冬の雀 / 冬は美しい
荻座様
暖かいコメントをありがとうございました。

No.3005 - 2025/12/14(Sun) 22:14:23
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