この哀しみは どこからくるの きっと今夜の 雨のせい
忘れられない あの人の 思わせぶりな 面影を
掻き消すように 雨が降る
囁くような 雨音が 涙誘って 寝かせない
それでもあたし 愛していたの あんな男に 馬鹿みたい
みんな捧げて 尽くしたの 全部嘘だと 知らないで
夢も希望も 託したわ
呟くような 雨音が 慰めてるの 夜明けまで
悔しいけれど 忘れて見せる あたしも強く ならなきゃね
二度とは同じ 過ちを 犯しはしないと 決めたのよ
励ますような 雨音が 小窓たたいて 唄ってる
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No.1131 - 2024/05/30(Thu) 10:45:28
| ☆ Re: 「雨音」 / 荻座利守 | | | 雨音は気分を鎮めることもあれば、寂しさを引き寄せることもありますね。 ですから、最終連の「励ますような雨音」というのが、斬新な感じがします。
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No.1136 - 2024/05/30(Thu) 15:02:19 |
| ☆ Re: 「雨音」 / 齋藤純二  | | | 雨音で折り合いをつけるかのように 心の声がしんみりと聞こえる作品はいいですね! 雨の季節ですね☔️
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No.1140 - 2024/05/30(Thu) 23:00:50 |
| ☆ Re: 「雨音」 / 万年 草 | | | 齋藤様、 ご感想ありがとうございます。 雨は詩になりますね。
荻座様、 ご感想ありがとうございます。 そうですね、雨の季節ですね。
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No.1142 - 2024/05/31(Fri) 12:59:45 |
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