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少し照れてる / ともみ

春はおとずれを想う
流れる季節のその中で
ふと時の長さを感じます

せわしく忙しい生活は
あなたと同じ夢を描きたい
4月の風に想いを寄せたい

すこし照れてるあなたの横で
あなたに寄り添いながら
窓から もれだす光のつぶは
少し朝を暖かくします

もれだす光の中で
暖かいあなたは
春の風はやさしく吹いて

No.191 - 2023/09/28(Thu) 09:18:32

Re: 少し照れてる / 荻座 利守
春のような麗らかさを感じさせる詩ですね。
大切な人と新たな生活が始まるのでしょうか。
「窓から もれだす光のつぶ」
という表現が、やさしさや暖かさをうまく表しています。
少し照れている姿には、春の風が似合うのでしょう。

No.194 - 2023/09/28(Thu) 16:28:03

Re: 少し照れてる / 齋藤純二
もう少しで春が来るって感じですね。
前回は夏の花火、季節のある作品はいいなあ〜。
少し照れているあなたの横にいる幸せ
春、同じ夢を追う日々になるとなお頑張れそうですね。

No.197 - 2023/09/28(Thu) 22:30:32
夜が更ける / M・K

暗い夜に浮かぶ
線の重なり
交わることはない
濃淡が見える

たぶん
真っ直ぐな線も
不確実に
ぼやけている

暗がりのせいで
全ての色が
濃淡で重なり
揺れる木々や葉も同じ

街灯の明かりで
少しだけ
色がわかるのは
記憶を引き出せるから

我が家のアパートは
確かベージュ
だったかな

たどり着くと
縞模様の猫と黒猫が
鳴いて
こっちを見ている

もし暗がりの
毎日だったなら
世界はどんな
色に見えたのだろうか

何もかもが
はっきりとしない
一日を
過ごしていただろうか

どこか
曖昧だけれど
時は
確実に過ぎていく
そうして季節も
流れていく

No.187 - 2023/09/28(Thu) 00:36:49

Re: 夜が更ける / 荻座 利守
色の濃淡や記憶そして時の流れへと、夜が更ける中での感覚がうまく描かれていると思います。
中ほどに登場する猫がいいアクセントになっていますね。
「夜が更ける」という言葉の内には、心が深く内向する有り様が含まれているのかもしれない。この詩を読んで、そんな感じがしました。

No.188 - 2023/09/28(Thu) 06:24:37

Re: 夜が更ける / 齋藤純二
夜が更け始めるコントラストと
その境界を眺めつつの話し出だしがいいですね。
日中の明るさの記憶があるから、
夜にアパートの色を思い出すことができるというくだりも、
その後に語る毎日が暗がりの日々だったら……
に、つながっていて全体の流れ構成も素晴らしい作品です。
そして最終連の「曖昧」と出だしの「境界」の結びもあり、
この不確実に見える景色と時(すべて)が過ぎていく関係性の描きが特に凄いっ!
言葉の過不足もなくきれいな作品だと思いました。
明けない夜明けの世界を想像したりして楽しませていただきました。

No.190 - 2023/09/28(Thu) 07:35:12

Re: 夜が更ける / M・K
荻座 利守 様

お忙しいところ感想下さりありがとうございます。
最後のニ行にはっとしました。そうですね、性格が超内向的なので、そうかもと思いました。何より心が大事ですね。見えない夜になると心を探しているのかもしれませんね。夜って深いですね。

No.192 - 2023/09/28(Thu) 13:30:30

Re: 夜が更ける / M・K
齋藤 純二 様

お忙しいところ感想下さりありがとうございます。

感想頂けただけで有難いです。勿体ないぐらいです。
最後の連は本当に周りは全てぼやけていて、それをぼーっと見ている間にも時間だけは容赦なく過ぎていって、ふと自身の無力さを感じていました。夜は自身と向き合える時間かもしれません。詩を書くのもつい夜になっていたりします。

No.193 - 2023/09/28(Thu) 13:44:56
あとちょっと / めくろり
電源プラグとコードの間にある蜘蛛の巣
あとちょっとで結晶になる

電話ボックスと電車の間にある水溜まり
あとちょっとで虹色の鏡になる

電柱と電線の間にいる鳥
あとちょっとで魂になる

私と僕の間にいる人
あとちょっとで透明人間になる

今日と明日の間にある時間
あとちょっとで氷になる

No.181 - 2023/09/25(Mon) 22:06:33

Re: あとちょっと / 秋冬
「あとちょっと」って意外と僕も使うなぁ、と思いながら読みました。次は何だろう? と期待しつつ、「あとちょっと」を予想しましたが、なかなか当たらないものですね。楽しい詩です。


この詩はリバーシブルで


 あとちょっとで結晶になる
 電源プラグとコードの間にある蜘蛛の巣

 あとちょっとで虹色の鏡になる
 電話ボックスと電車の間にある水溜まり


もありかな、と個人的には思いました。


 あとちょっとで結晶になる
 電源プラグとコードの間にある蜘蛛の巣

 電話ボックスと電車の間にある水溜まり
 あとちょっとで虹色の鏡になる


もありかもしれません。楽しい内容なので、並べ方でリズムを工夫するとより楽しくなる可能性もあります。参考までです。

No.182 - 2023/09/26(Tue) 00:22:54

Re: あとちょっと / 荻座 利守
1連目の蜘蛛の巣が結晶になるというところが一番インパクトがありましたが。
感性の鋭さを感じさせます。
日常の景色と詩との間は、本当にあとちょっとなのかもしれないなと、この詩を読んでそんなふうに思いました。
何だかもどかしい「あとちょっと」。そんな感じがいいですね。

No.184 - 2023/09/26(Tue) 07:24:19

Re: あとちょっと / めくろり
秋冬さま
ご感想ありがとうございます。
リズムを工夫するというアドバイスもいただきありがとうございます。
アドバイス通り、前後を入れ替えた方が考えながら読める楽しい詩になったのかもしれないと思いました。

萩座さま
ご感想ありがとうございます。一連目は信号待ちをしている時に見かけた景色です。
日常の景色と詩との間についてのご感想をいただき、私も確かにそうかもしれないと気づくことができました。ありがとうございます。

No.185 - 2023/09/27(Wed) 17:54:59

Re: あとちょっと / めくろり
> 秋冬さま
> ご感想ありがとうございます。
> リズムを工夫するというアドバイスもいただきありがとうございます。
> アドバイス通り、前後を入れ替えた方が考えながら読める楽しい詩になったのかもしれないと思いました。
>
> 荻座さま
> ご感想ありがとうございます。一連目は信号待ちをしている時に見かけた景色です。
> 日常の景色と詩との間についてのご感想をいただき、私も確かにそうかもしれないと気づくことができました。ありがとうございます。


お名前を間違えてしまってすみませんでした。

No.186 - 2023/09/27(Wed) 18:04:03
花火大会 / ともみ

君との夏は過ぎていく
将来の夢、大きな希望は
忘れたくない最後まで

今年も前橋市の花火大会が
始まる 大空に綺麗な花火は
自宅でも花火の音は聴こえてくる

大空には多彩な色の花火が
そして花火大会は終わる

この花火のように
多くの人に希望を
与えたらどんなにいいのか
君はいま何を考えているのか
夏の夜はもっと夢を描いて

No.173 - 2023/09/25(Mon) 10:25:32

Re: 花火大会 / 荻座 利守
花火大会は夏の思い出の代表的なものですね。
「自宅でも花火の音は聴こえてくる」というところに、感受性の高さを感じました。
遠くて見えなくても、確かにその存在を響かせてくるもの。
最終連の「希望」や「夢」にうまくつながっています。

No.179 - 2023/09/25(Mon) 19:20:41

Re: 花火大会 / 齋藤純二
花火を拵える者、花火師の努力と願いの結晶が
花火を見る私たちに希望や夢を与えてくれることに気づかせ、
自分も頑張ろう、と思わせる作品になってますね。
「どうしたら」と自身へ読者へとテーマを投げかけている
作品というのが素晴らしいです。
多くの人を喜ばせること、それが生き甲斐にもなりますね!

No.183 - 2023/09/26(Tue) 02:43:29
(No Subject) / 酒田
こうしていると
時のような愛らしさが落ちていく
そこに放射状の地蔵があり
その拙い体を保っていた
わたしはバスケをして
ボールを投げた。その音は
異様に鋭い、しかし、わたしには
そのためには耳を利用できない
耳は呼吸をしながら言葉たちを
かき消そうとする

ここへ落ちるものは柔らかく
そういった獅子は
ひどく落ち込む女を抱え
その女が女でも男でもないことを
証明するそのための数式を
わたしから盗んでいった
わたしにはひどく不釣り合いな
微妙な吐き気が
ある快感を度数へと変換し
薔薇がそこで咲くと(咲かない)
強い確信によって部屋を振り回す

その音たちは
大変なまでの呼吸を
一つづつ奪いながら
きっとそこは無音に近い
都市のように構築され
わたしは滅多にない
あなたとの関わり合いを
本当の奴隷たちのように
ひどく言葉の重みを掠れさせながら
語っているとして
そのもう見えない馬車は陽炎に
なっている…

仏頂面の女の子が
その女の子の女の子に
なにかを語り
その女の子の女の子は
それを聞きながら語っている

No.166 - 2023/09/24(Sun) 21:14:06

Re: / 瀬未
酒田さん、こんばんは。
言葉豊かで、たくさんのメタファーが含まれている作品のようです。タイトルはやっぱりあった方が良いと思いました。タイトルがあることでイメージを整理しやすくなる(書き手も読み手も)気がします。
魅力的な言葉が散りばめられていたので…つい。
是非また書いてみてくださいね。

No.167 - 2023/09/24(Sun) 21:41:33

Re: / 酒田
瀬島さん、拙い作品に感想を下さりありがとうございます。こんばんは。

たしかに、イメージの整理というのは、必要なのかなと思いました!そっちのほうが、読者のかたはまとまった印象が得やすいのかな?と。

でも一つまだわからないこともあり、詩はやはりなにかテーマというかまとまりのようなものがあったほうがいいのでしょうか?とも。

というのも、自分も詩を読むのですが、普段あんまりテーマとかは意識せず断片的にいいワードがあってかっこいい!とか美しいみたいに断片的に読む習慣がついており…。

もちろん整理はしたほうがいいなと思うのですが、あんまりまだ理屈ではわかっておらず…。もしお時間ありましたら少しご意見を参考にさせていただきたいです。

No.168 - 2023/09/24(Sun) 22:57:51

Re: / 酒田
すいません、タイプミスで瀬島になってました。瀬未さん、すいません。
No.169 - 2023/09/24(Sun) 22:59:03

Re: / 瀬未
酒田さん、コメントくださりありがとうございます。名前はどうかお気になさらず。私は感覚的に詩を書くので…うまく伝わるかどうか…。まずは、テーマがあった方が書きやすい気がします。テーマに沿って、自分の使いたいカッコいい・美しい言葉をピタッと嵌め込むことができたら楽しいし、読む人にイメージが伝わりやすくなったらもっと嬉しいなって個人的には思うのです。これからも詩を楽しんでもらえたら幸いです。
No.170 - 2023/09/24(Sun) 23:33:18

Re: / 齋藤純二
初めまして酒田さん。
天から落ちくる言葉が
どうやらその真意のままに語られない、伝わらない、
そんな世界観が描かれているのかな、と拝読しました。
しかし、語り部がその言葉の真意をすべて理解しつつ、
憂いている感じも匂わせ、全体のまとまりを見せていますね。

タイトルですが私なら「こうしていると」にして、
作品の出だし「こうしていると」を外しますかね。
そうすると「こうしている」→「そうしている」という
流れが見えていいかな、と。
めちゃ個人的な意見です。

ここは初心者向けの詩の投稿板なので、
タイトル込みで作品という基本スタイルでお願いします。
もし、どうしてもタイトルに執着したくないという時は
無題1、無題2、とか読者が作品を特定できる程度の
タイトルをつけてください。
よろしくお願いいたします。

No.171 - 2023/09/25(Mon) 00:12:12

Re: / 酒田
瀬未さん、斎藤さん
 ありがとうございます。

 そうですね、テーマもうちょっと考えてみます。
 あと、タイトルもつけてみようと思います。
 忙しい中ありがとうございます。

No.180 - 2023/09/25(Mon) 21:11:44
今年の彼岸花 / 紫陽花
あなたみたいな
人生送りたくない

ああ そうですか
そうですね
私 仲良くなる時に
つい私のこと
そっと教えてしまう
私も例に漏れず
一般的な明るい人が好き

すると先程のセリフを
頂く事が3回あった
あなたみたいな人生
送りたくない
こちらは笑いのネタで
振ってあげただけ

私の目の前にいる
いわゆる明るい人は
さぞ素晴らしい人生を
歩んできたのだろう
教えていただきたいものだ

今年は彼岸だというのに
毎年庭の隅っこに
ぽんぽんぽんと
白い火花のように
あの子たちが咲くのに
今年は咲かない
あの子たちも
私のようになりたくないので
消えてしまったのだろうか

No.156 - 2023/09/24(Sun) 07:37:05

Re: 今年の彼岸花 / 凰木さな
私はコミカルな作品だと感じました。
彼岸花は“毒”や“墓”などの暗いイメージがあるのですが、この詩に書かれている彼岸花は可愛い。
とても好きな作品だったので感想を書かせてもらいました。
良い意味で女性らしい詩だと思います。

No.162 - 2023/09/24(Sun) 19:00:36

Re: 今年の彼岸花 / 紫陽花
凰木さな様
感想をありがとうございます。とても嬉しいです。
さな様に、コミカルな軽い感じがお気に入って頂けたようで安心致しました。私の人間性が如実に出ているようです笑とっても、嫌なことがあると、こんなふうにコミカルが爆発しております。今朝はとってもとっても怒ってました。感情に振り回されるThe女性です。いけませんねえ。こちらでクスリと笑っていただけると私も何故か笑顔になれるので。また宜しければ感想お願いします。ひさちゃんって呼んでもらったのでいいですので。どうぞ。感想が大好きです。

No.163 - 2023/09/24(Sun) 19:47:47

Re: 今年の彼岸花 / 滝本政博
白い彼岸花は綺麗ですね。
私は赤より好きかもしれないな。

毎年同じ場所に咲く花が咲かなかった。
詩は小さな気づきから書かれたのかな。
エッセイ風な詩で良いと思いました。

No.172 - 2023/09/25(Mon) 07:51:53

Re: 今年の彼岸花 / 紫陽花
滝本政博様
感想をありがとうございます。本当に嬉しいです。
滝本様も白い彼岸花がお好きなんですね。良かった。赤とは印象がかなり違って私もお気に入りです。ただ、今年はうちだけでなく、近所の白い彼岸花も少なめです。夏が暑すぎたせいでしょうか。いつもながら感傷的な私なのでいつもあるものがそこにないと、自然物にさえ私の事嫌いなんでしょ!泣 となっております。そんな呟きを詩にしたいなと思った次第でした。ついでに、別件でめちゃくちゃ怒ってたということもありました。また、よろしくお願いします。

No.178 - 2023/09/25(Mon) 12:47:40
らあめん たべたい / 鯖詰缶太郎
「工事中
ご迷惑をおかけしております」
と書かれた看板の
イラストの方が 俺よりも
落ち着いているじゃないか

俺はラーメンを欲する
主食がラーメンの国があるかのように
ラーメンを欲する

とぼとぼと 国道を歩くのだ
とにかく モテない人間というのは。

国道沿いを
カップルは通りたがらないからだ

たとえ、いきつけの書道教室があったとしてもだ

どうせ、表参道しか
歩かないに決まっている
カップルは。

渋谷辺りでウーバーイーツやってたからわかるのだ。
間違いない。

ラーメン。ラーメン。

いっそ
ラーメンが主食の国に
行ってみようか

猿とカッパと豚を
引き連れて。

ガンダーラも 天竺も
遠いが
赤ちょうちんは
目と鼻の先

券売機の灯りで
小銭探す

らあめん たべたい

No.149 - 2023/09/23(Sat) 20:41:01

Re: らあめん たべたい / 齋藤純二
どんだけラーメン🍜を……
なんだか食べたくなってしまいましたよ。
ちなみに私は味噌ラーメン派で
最近はエビ味噌ラーメンにハマっていますかね。
ラーメンが主食、なんだか身体を壊しそうですが
毎日、残さずに食べますね。
塩分、糖質がめちゃ怖いですが。
すみません、感想になっていません🙇‍♂️

No.154 - 2023/09/23(Sat) 23:00:32

Re: らあめん たべたい / 滝本政博
<たとえ、いきつけの書道教室があったとしてもだ>
には声をあげて笑った。
かなり高難度のユーモアだとおもう。

その他にも
<とぼとぼと 国道を歩くのだ
 とにかく モテない人間というのは。>
という発見。情報開示と言ってもいいね。

<渋谷辺りでウーバーイーツやってたからわかるのだ。
 間違いない。>
この、間違いない。という駄目押しのタイミングもいい。

No.157 - 2023/09/24(Sun) 09:05:24

Re: らあめん たべたい / 鯖詰缶太郎
齋藤様

詩を読んでいただきありがとうございます。

ただただラーメンが食べたいという気持ちが伝わったのであれば、この詩の役割はそれで十分です。

ただそれだけの事が書かれているだけの詩です。

しかし、涼しい季節になりかけていますね。

ありがとうございます。

No.176 - 2023/09/25(Mon) 12:26:39

Re: らあめん たべたい / 鯖詰缶太郎
滝本様

国道。
別にカップルだって必要とあれば、通るじゃないと言われてしまえばそりゃそうなのですが、スポットライトがあたっているように見えるのはとぼとぼ一人歩く人間なんじゃないかななどとふと思い、書きました。

昼はラーメンにしようかなと思っていたのですが、CoCo壱が眼前にあらわれたので、カレー食べる事にしました。

ありがとうございます。

No.177 - 2023/09/25(Mon) 12:32:50
少年 / 鯖詰缶太郎
漠然とした夢は
漠然と転がっていくものだ

チ ヨ コ レ イ トで
すれちがったあの娘は
どうしているんだろう?

学ランに
甘い妄想 ふくませて
ドキドキしながら
シャドウボクシングしてた

部屋のポスター
モヒカンのロバートデニーロが
二丁拳銃 かまえて
笑ってた

パ イ ナ ツ プ ル
という夢みたいな曲
書いて歌った

君は
チ ヨ コ レ イ トと
遠ざかった

高橋はグミを
噛みながら空腹感を
まぎらわした

ところで
ジョディフォスターってのは
なんで 昔から
あんなに 凛としてるんでしょうね?

と、ロバートデニーロに
ききたくなったが
彼の電話番号を知らない俺は
家にある一番強めの酒を呑んで
寝た

No.148 - 2023/09/23(Sat) 19:52:40

Re: 少年 / 滝本政博
私は今年、64歳なのですが、

<部屋のポスター
モヒカンのロバートデニーロが
 二丁拳銃 かまえて
 笑ってた>

のところで、もしかしたら同年代なのではと嬉しくなりました。
違っていたすみません。

チ ヨ コ レ イ トと
パ イ ナ ツ プ ルで
リズムをとっていて、いい感じです。


<高橋はグミを
 噛みながら空腹感を
 まぎらわした>

のところは少し唐突に感じました。
ここはなくてもいいかな。

No.152 - 2023/09/23(Sat) 22:23:33

Re: 少年 / 齋藤純二
ジャンケン✌️で遠ざかっていく感じ
なんだか懐かしいですね。
少年時代の思い出をオジサンが語っている!?
楽しく拝読させていただきました。

No.165 - 2023/09/24(Sun) 20:16:07

Re: 少年 / 鯖詰缶太郎
滝本様

詩を読んでいただきありがとうございます。

昭和59年生まれで今年、39歳になりました。

モヒカンのロバートデニーロとは言わずもがな、映画「タクシードライバー」の事で、18歳、上京する2ヶ月前にビデオを借り、観ました。

大好きな映画です。

池袋の新文芸座、「レイジングブル」と二本立てで観れると聞き、観に行きました。

満席で、みんな、地蔵のように静かに、こめかみに指をつきつける返り血浴びたロバートデニーロを観ていました。

お手本のような観劇スタイルに、やはりこの映画はいい映画だなと思いました。

またでかいスクリーンで観てみたいものです。

No.174 - 2023/09/25(Mon) 10:55:33

Re: 少年 / 鯖詰缶太郎
齋藤様

詩を読んでいただきありがとうございます。

あとで読み返してみると、少しだけ若々しさも欲しかったかなあなどと思ってしまいました。

ありがとうございます。

No.175 - 2023/09/25(Mon) 12:23:25
亡霊 / 凰木さな
夜が薄まり朝が広がる
水の中に絵の具を落としたように

体を起こして顔を洗っても
瞼は重く視界は狭い

腐りかけの脳にはコバエがたかり
不明瞭な映像を垂れ流す

罪悪は理想と現実の裂け目から
絶え間なく呻き声をあげている

谷底から伸びる数多の手と
尽きることのない保身の正義

おぼつかない足取りでカーテンを開けると
窓から大量の光が差し込み

一瞬で全てが灰になり吹き飛ばされる
ただ存在だけを残して

No.146 - 2023/09/23(Sat) 14:16:13

Re: 亡霊 / 滝本政博
一連目、いい感じですが、

水の中に絵の具を落としたように
夜が薄まり朝が広がる

とひっくり返しは方が意外性があり比喩に新鮮さが出るかな。
ま、これは好みの問題ですね。

あと、二行一連で続いて行くわけですが
厳しめに言うと
不快なイメージに独自性が出せるとよりいいと感じます。

最終連は面白い表現になっていると思います。

No.150 - 2023/09/23(Sat) 22:04:25

Re: 亡霊 / 齋藤純二
出だしの絵の具を水に垂らした朝の喩え、
理想と現実の裂け目から呻き声、
これらの表現はインパクトがあり素晴らしい感性ですね!
最終連は滝本さんも触れていますが、
ザ朝、って感じで朝エネルギーが凄いですね。

凰木さんはすでに初心者って感じではないですね。
書く力量は上級者だと思います。
のちのちは本家のMY DEAR掲示板、他の詩の掲示板、詩の応募等に
これぞという作品を推敲に推敲を重ねどんどん勝負した方がいいですかね。
当面はこちらの掲示板(初心者)で楽しまれてもオッケーですが、のちのちは……

No.153 - 2023/09/23(Sat) 22:46:21

Re: 亡霊 / 凰木さな
滝本政博様へ
一応、連作という事で初めの文章を夜と朝に合わせたつもりでした。
個人的に一番書きたかったのは、罪悪は現実と理想の間から生まれる、という事で、これが亡霊なんですね。
うまく表現できなかったみたいで、すみません。

No.160 - 2023/09/24(Sun) 18:19:06

Re: 亡霊 / 凰木さな
齊藤純ニ様へ
高評価、ありがとうございます。
ただ、私は本当に素人で“詩人になる”という事が、どういう事かも分かっていません。
こちらで作品を書かせてもらう方が好きな文章が書けて楽しいです。
どうか、これからもよろしくお願いします。

No.161 - 2023/09/24(Sun) 18:32:54

Re: 亡霊 / 齋藤純二
凰木さん
初心者でしたか、失礼しました。
書くセンスをお持ちなのでしょう!
では、こちらでも楽しまれてください!

No.164 - 2023/09/24(Sun) 19:55:02
りらの花 / 上田一眞(じょうでんかずま)
僕のこころにある君は
長いブロンド風に舞い
黙って振り向く
りらの花

僕のこころにある君は
碧い瞳を輝かせ
ひたと見つめる
りらの花

色香漂うりらの木を
手折る君のその指は
りらの花より美しい

さあ 君に会いに行こう
りらの花咲く北国へ
古いお城のある街へ

No.145 - 2023/09/23(Sat) 00:15:20

Re: りらの花 / 齋藤純二
君は北国にいるのですね。
近々、君に会いに行く予定があるのでしょうか。
ウキウキした気持ちが伝わってきます。

一連、二連のリズムと流れが素晴らしいです。

たらららららは
たららららら
たららららら
たらららら

音にするとこんな感じでしょうか。
このリズムで三連、四連と
言葉をはめ込んでみると良いでしょう。
ひとつの歌みたいになると思います。

No.155 - 2023/09/23(Sat) 23:20:14
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