あなたの言葉が 遠く聞こえた きっと 間違ってなかったと思う だけど 私には響かなかった
良かれと思って差し出された手 その想いが どれほど 優しさに満ちていたか 痛いほどわかっていたけれど
その善意が ときに 胸の奥を 重く沈め 脆く崩れそうな心を 押しつぶしてしまう
何かを求めていたわけじゃない 沈黙のままに 心の声に耳を澄ませて ただ 私の影の傍らにいてほしかった
それだけでよかった それなら その手をはねのけはしなかった こんなにも深く あなたを 傷つけることもなかったのに
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No.2552 - 2025/09/06(Sat) 02:27:39
| ☆ Re: 傍らに / 荻座利守 | | | 善意が人を傷つけるということは、しばしばあるようですね。 3連目の表現に、その苦しさが巧みに表されています。 この詩を拝読して、何か困ったことを話すとき、男性は解決策を求め、女性は共感を求める、という話を思い出しました。でもそんなふうに分析的に考えること自体が、「脆く崩れそうな心を押しつぶしてしまう」のですね。 人が本当に苦しいとき、ただ黙って寄り添うことの大切さを教えてくれる作品だ感じました。
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No.2554 - 2025/09/06(Sat) 09:54:26 |
| ☆ Re: 傍らに / ゆづは | | | 荻座利守さま
こんにちは。いつも丁寧なご感想をくださり、ありがとうございます。 相手に直接気持ちを伝えられれば良かったのですが、声にさえもならない言葉を、詩にすることしか出来ませんでした。私のために言ってくれたのに、それをはねのけて、相手を傷つけてしまったことが、とても悲しかった。この想いは、ここに仕舞っておきます。ごめんなさい……。
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No.2555 - 2025/09/06(Sat) 11:32:57 |
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