さらさらと 脆く崩れ去る沙を 掬うことも出来ず 私はただ見ているだけでした
さらさらと 空から降ってきた別れ あの人の乾いた言葉は 果てしなき沙丘になり 熱風が吹きつけては 目眩のするような うねる波紋を描いてゆきました
さらさら さようなら 私の涸れた瞳から溢れ出す沙 硝子の沙音が この胸に 美しい痛みを刻みました
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No.2443 - 2025/08/08(Fri) 22:53:40
| ☆ Re: 白沙の記憶 / 荻座利守 | | | 末尾にあるように「美しい痛み」を描いた詩ですね。 「さらさら」という言葉がこの詩の核となっていると感じました。 この軽やかに流れる感じや、湿り気のない乾いた感じを表す言葉が、心の痛みの表現に用いられているところが秀逸だと思います。 特に、「さらさら さようなら/私の涸れた瞳から溢れ出す沙」という表現が美しいと感じました。 また、「白沙の記憶」というタイトルもいいですね。
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No.2446 - 2025/08/09(Sat) 14:54:48 |
| ☆ Re: 白沙の記憶 / ゆづは | | | 荻座利守様
こんにちは。はじめまして。よろしくお願いいたします。 拙作へのご感想をいただきまして、うれしいお言葉をどうもありがとうございました。 このようなご評価をいただけるのは、この上ない喜びです。
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No.2447 - 2025/08/09(Sat) 17:21:39 |
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