窓硝子についた雨だれを 見つめ
ひとつ ふたつ と
数えてるあなた 右手のか細い指先でいじらしく 硝子の表面をいじってる
あなたの眼は雨だれの向こう 窓の外 深い愁いの色を湛えて 訪(おと)なう人を探してる
激情のときを二人で過ごし 別れの傘に隠れ こっそりと交わした口づけを もう一度
雨だれに託して待っているあなた 熱い恋が冷めた愛に 変わらぬ前 訪なう人を探し出そう
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No.920 - 2024/03/23(Sat) 00:26:06
| ☆ Re: 雨だれ / 齋藤純二  | | | すぐにでもあなたを雨の中、 探しに行きそうな心情を上手く語り部が描写していますね。 静かな景色に激情なときを回想させているのがいい感じです。
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No.922 - 2024/03/23(Sat) 07:53:03 |
| ☆ Re: 雨だれ / 上田一眞(じょうでんかずま) | | | 齋藤純二様
こんにちは。上田です。 書き慣れない恋愛詩を書いてみました。 出来映えは如何でしたでしょうか? いつも感想をお寄せ頂き感謝しております。次回は幼い日、好きだった女の子について書いてみたいと思っています。 また、感想をお書き下さるようお願い致します。
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No.924 - 2024/03/23(Sat) 11:42:39 |
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