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花火大会 / ともみ

君との夏は過ぎていく
将来の夢、大きな希望は
忘れたくない最後まで

今年も前橋市の花火大会が
始まる 大空に綺麗な花火は
自宅でも花火の音は聴こえてくる

大空には多彩な色の花火が
そして花火大会は終わる

この花火のように
多くの人に希望を
与えたらどんなにいいのか
君はいま何を考えているのか
夏の夜はもっと夢を描いて

No.173 - 2023/09/25(Mon) 10:25:32

Re: 花火大会 / 荻座 利守
花火大会は夏の思い出の代表的なものですね。
「自宅でも花火の音は聴こえてくる」というところに、感受性の高さを感じました。
遠くて見えなくても、確かにその存在を響かせてくるもの。
最終連の「希望」や「夢」にうまくつながっています。

No.179 - 2023/09/25(Mon) 19:20:41

Re: 花火大会 / 齋藤純二
花火を拵える者、花火師の努力と願いの結晶が
花火を見る私たちに希望や夢を与えてくれることに気づかせ、
自分も頑張ろう、と思わせる作品になってますね。
「どうしたら」と自身へ読者へとテーマを投げかけている
作品というのが素晴らしいです。
多くの人を喜ばせること、それが生き甲斐にもなりますね!

No.183 - 2023/09/26(Tue) 02:43:29
(No Subject) / 酒田
こうしていると
時のような愛らしさが落ちていく
そこに放射状の地蔵があり
その拙い体を保っていた
わたしはバスケをして
ボールを投げた。その音は
異様に鋭い、しかし、わたしには
そのためには耳を利用できない
耳は呼吸をしながら言葉たちを
かき消そうとする

ここへ落ちるものは柔らかく
そういった獅子は
ひどく落ち込む女を抱え
その女が女でも男でもないことを
証明するそのための数式を
わたしから盗んでいった
わたしにはひどく不釣り合いな
微妙な吐き気が
ある快感を度数へと変換し
薔薇がそこで咲くと(咲かない)
強い確信によって部屋を振り回す

その音たちは
大変なまでの呼吸を
一つづつ奪いながら
きっとそこは無音に近い
都市のように構築され
わたしは滅多にない
あなたとの関わり合いを
本当の奴隷たちのように
ひどく言葉の重みを掠れさせながら
語っているとして
そのもう見えない馬車は陽炎に
なっている…

仏頂面の女の子が
その女の子の女の子に
なにかを語り
その女の子の女の子は
それを聞きながら語っている

No.166 - 2023/09/24(Sun) 21:14:06

Re: / 瀬未
酒田さん、こんばんは。
言葉豊かで、たくさんのメタファーが含まれている作品のようです。タイトルはやっぱりあった方が良いと思いました。タイトルがあることでイメージを整理しやすくなる(書き手も読み手も)気がします。
魅力的な言葉が散りばめられていたので…つい。
是非また書いてみてくださいね。

No.167 - 2023/09/24(Sun) 21:41:33

Re: / 酒田
瀬島さん、拙い作品に感想を下さりありがとうございます。こんばんは。

たしかに、イメージの整理というのは、必要なのかなと思いました!そっちのほうが、読者のかたはまとまった印象が得やすいのかな?と。

でも一つまだわからないこともあり、詩はやはりなにかテーマというかまとまりのようなものがあったほうがいいのでしょうか?とも。

というのも、自分も詩を読むのですが、普段あんまりテーマとかは意識せず断片的にいいワードがあってかっこいい!とか美しいみたいに断片的に読む習慣がついており…。

もちろん整理はしたほうがいいなと思うのですが、あんまりまだ理屈ではわかっておらず…。もしお時間ありましたら少しご意見を参考にさせていただきたいです。

No.168 - 2023/09/24(Sun) 22:57:51

Re: / 酒田
すいません、タイプミスで瀬島になってました。瀬未さん、すいません。
No.169 - 2023/09/24(Sun) 22:59:03

Re: / 瀬未
酒田さん、コメントくださりありがとうございます。名前はどうかお気になさらず。私は感覚的に詩を書くので…うまく伝わるかどうか…。まずは、テーマがあった方が書きやすい気がします。テーマに沿って、自分の使いたいカッコいい・美しい言葉をピタッと嵌め込むことができたら楽しいし、読む人にイメージが伝わりやすくなったらもっと嬉しいなって個人的には思うのです。これからも詩を楽しんでもらえたら幸いです。
No.170 - 2023/09/24(Sun) 23:33:18

Re: / 齋藤純二
初めまして酒田さん。
天から落ちくる言葉が
どうやらその真意のままに語られない、伝わらない、
そんな世界観が描かれているのかな、と拝読しました。
しかし、語り部がその言葉の真意をすべて理解しつつ、
憂いている感じも匂わせ、全体のまとまりを見せていますね。

タイトルですが私なら「こうしていると」にして、
作品の出だし「こうしていると」を外しますかね。
そうすると「こうしている」→「そうしている」という
流れが見えていいかな、と。
めちゃ個人的な意見です。

ここは初心者向けの詩の投稿板なので、
タイトル込みで作品という基本スタイルでお願いします。
もし、どうしてもタイトルに執着したくないという時は
無題1、無題2、とか読者が作品を特定できる程度の
タイトルをつけてください。
よろしくお願いいたします。

No.171 - 2023/09/25(Mon) 00:12:12

Re: / 酒田
瀬未さん、斎藤さん
 ありがとうございます。

 そうですね、テーマもうちょっと考えてみます。
 あと、タイトルもつけてみようと思います。
 忙しい中ありがとうございます。

No.180 - 2023/09/25(Mon) 21:11:44
今年の彼岸花 / 紫陽花
あなたみたいな
人生送りたくない

ああ そうですか
そうですね
私 仲良くなる時に
つい私のこと
そっと教えてしまう
私も例に漏れず
一般的な明るい人が好き

すると先程のセリフを
頂く事が3回あった
あなたみたいな人生
送りたくない
こちらは笑いのネタで
振ってあげただけ

私の目の前にいる
いわゆる明るい人は
さぞ素晴らしい人生を
歩んできたのだろう
教えていただきたいものだ

今年は彼岸だというのに
毎年庭の隅っこに
ぽんぽんぽんと
白い火花のように
あの子たちが咲くのに
今年は咲かない
あの子たちも
私のようになりたくないので
消えてしまったのだろうか

No.156 - 2023/09/24(Sun) 07:37:05

Re: 今年の彼岸花 / 凰木さな
私はコミカルな作品だと感じました。
彼岸花は“毒”や“墓”などの暗いイメージがあるのですが、この詩に書かれている彼岸花は可愛い。
とても好きな作品だったので感想を書かせてもらいました。
良い意味で女性らしい詩だと思います。

No.162 - 2023/09/24(Sun) 19:00:36

Re: 今年の彼岸花 / 紫陽花
凰木さな様
感想をありがとうございます。とても嬉しいです。
さな様に、コミカルな軽い感じがお気に入って頂けたようで安心致しました。私の人間性が如実に出ているようです笑とっても、嫌なことがあると、こんなふうにコミカルが爆発しております。今朝はとってもとっても怒ってました。感情に振り回されるThe女性です。いけませんねえ。こちらでクスリと笑っていただけると私も何故か笑顔になれるので。また宜しければ感想お願いします。ひさちゃんって呼んでもらったのでいいですので。どうぞ。感想が大好きです。

No.163 - 2023/09/24(Sun) 19:47:47

Re: 今年の彼岸花 / 滝本政博
白い彼岸花は綺麗ですね。
私は赤より好きかもしれないな。

毎年同じ場所に咲く花が咲かなかった。
詩は小さな気づきから書かれたのかな。
エッセイ風な詩で良いと思いました。

No.172 - 2023/09/25(Mon) 07:51:53

Re: 今年の彼岸花 / 紫陽花
滝本政博様
感想をありがとうございます。本当に嬉しいです。
滝本様も白い彼岸花がお好きなんですね。良かった。赤とは印象がかなり違って私もお気に入りです。ただ、今年はうちだけでなく、近所の白い彼岸花も少なめです。夏が暑すぎたせいでしょうか。いつもながら感傷的な私なのでいつもあるものがそこにないと、自然物にさえ私の事嫌いなんでしょ!泣 となっております。そんな呟きを詩にしたいなと思った次第でした。ついでに、別件でめちゃくちゃ怒ってたということもありました。また、よろしくお願いします。

No.178 - 2023/09/25(Mon) 12:47:40
らあめん たべたい / 鯖詰缶太郎
「工事中
ご迷惑をおかけしております」
と書かれた看板の
イラストの方が 俺よりも
落ち着いているじゃないか

俺はラーメンを欲する
主食がラーメンの国があるかのように
ラーメンを欲する

とぼとぼと 国道を歩くのだ
とにかく モテない人間というのは。

国道沿いを
カップルは通りたがらないからだ

たとえ、いきつけの書道教室があったとしてもだ

どうせ、表参道しか
歩かないに決まっている
カップルは。

渋谷辺りでウーバーイーツやってたからわかるのだ。
間違いない。

ラーメン。ラーメン。

いっそ
ラーメンが主食の国に
行ってみようか

猿とカッパと豚を
引き連れて。

ガンダーラも 天竺も
遠いが
赤ちょうちんは
目と鼻の先

券売機の灯りで
小銭探す

らあめん たべたい

No.149 - 2023/09/23(Sat) 20:41:01

Re: らあめん たべたい / 齋藤純二
どんだけラーメン🍜を……
なんだか食べたくなってしまいましたよ。
ちなみに私は味噌ラーメン派で
最近はエビ味噌ラーメンにハマっていますかね。
ラーメンが主食、なんだか身体を壊しそうですが
毎日、残さずに食べますね。
塩分、糖質がめちゃ怖いですが。
すみません、感想になっていません🙇‍♂️

No.154 - 2023/09/23(Sat) 23:00:32

Re: らあめん たべたい / 滝本政博
<たとえ、いきつけの書道教室があったとしてもだ>
には声をあげて笑った。
かなり高難度のユーモアだとおもう。

その他にも
<とぼとぼと 国道を歩くのだ
 とにかく モテない人間というのは。>
という発見。情報開示と言ってもいいね。

<渋谷辺りでウーバーイーツやってたからわかるのだ。
 間違いない。>
この、間違いない。という駄目押しのタイミングもいい。

No.157 - 2023/09/24(Sun) 09:05:24

Re: らあめん たべたい / 鯖詰缶太郎
齋藤様

詩を読んでいただきありがとうございます。

ただただラーメンが食べたいという気持ちが伝わったのであれば、この詩の役割はそれで十分です。

ただそれだけの事が書かれているだけの詩です。

しかし、涼しい季節になりかけていますね。

ありがとうございます。

No.176 - 2023/09/25(Mon) 12:26:39

Re: らあめん たべたい / 鯖詰缶太郎
滝本様

国道。
別にカップルだって必要とあれば、通るじゃないと言われてしまえばそりゃそうなのですが、スポットライトがあたっているように見えるのはとぼとぼ一人歩く人間なんじゃないかななどとふと思い、書きました。

昼はラーメンにしようかなと思っていたのですが、CoCo壱が眼前にあらわれたので、カレー食べる事にしました。

ありがとうございます。

No.177 - 2023/09/25(Mon) 12:32:50
少年 / 鯖詰缶太郎
漠然とした夢は
漠然と転がっていくものだ

チ ヨ コ レ イ トで
すれちがったあの娘は
どうしているんだろう?

学ランに
甘い妄想 ふくませて
ドキドキしながら
シャドウボクシングしてた

部屋のポスター
モヒカンのロバートデニーロが
二丁拳銃 かまえて
笑ってた

パ イ ナ ツ プ ル
という夢みたいな曲
書いて歌った

君は
チ ヨ コ レ イ トと
遠ざかった

高橋はグミを
噛みながら空腹感を
まぎらわした

ところで
ジョディフォスターってのは
なんで 昔から
あんなに 凛としてるんでしょうね?

と、ロバートデニーロに
ききたくなったが
彼の電話番号を知らない俺は
家にある一番強めの酒を呑んで
寝た

No.148 - 2023/09/23(Sat) 19:52:40

Re: 少年 / 滝本政博
私は今年、64歳なのですが、

<部屋のポスター
モヒカンのロバートデニーロが
 二丁拳銃 かまえて
 笑ってた>

のところで、もしかしたら同年代なのではと嬉しくなりました。
違っていたすみません。

チ ヨ コ レ イ トと
パ イ ナ ツ プ ルで
リズムをとっていて、いい感じです。


<高橋はグミを
 噛みながら空腹感を
 まぎらわした>

のところは少し唐突に感じました。
ここはなくてもいいかな。

No.152 - 2023/09/23(Sat) 22:23:33

Re: 少年 / 齋藤純二
ジャンケン✌️で遠ざかっていく感じ
なんだか懐かしいですね。
少年時代の思い出をオジサンが語っている!?
楽しく拝読させていただきました。

No.165 - 2023/09/24(Sun) 20:16:07

Re: 少年 / 鯖詰缶太郎
滝本様

詩を読んでいただきありがとうございます。

昭和59年生まれで今年、39歳になりました。

モヒカンのロバートデニーロとは言わずもがな、映画「タクシードライバー」の事で、18歳、上京する2ヶ月前にビデオを借り、観ました。

大好きな映画です。

池袋の新文芸座、「レイジングブル」と二本立てで観れると聞き、観に行きました。

満席で、みんな、地蔵のように静かに、こめかみに指をつきつける返り血浴びたロバートデニーロを観ていました。

お手本のような観劇スタイルに、やはりこの映画はいい映画だなと思いました。

またでかいスクリーンで観てみたいものです。

No.174 - 2023/09/25(Mon) 10:55:33

Re: 少年 / 鯖詰缶太郎
齋藤様

詩を読んでいただきありがとうございます。

あとで読み返してみると、少しだけ若々しさも欲しかったかなあなどと思ってしまいました。

ありがとうございます。

No.175 - 2023/09/25(Mon) 12:23:25
亡霊 / 凰木さな
夜が薄まり朝が広がる
水の中に絵の具を落としたように

体を起こして顔を洗っても
瞼は重く視界は狭い

腐りかけの脳にはコバエがたかり
不明瞭な映像を垂れ流す

罪悪は理想と現実の裂け目から
絶え間なく呻き声をあげている

谷底から伸びる数多の手と
尽きることのない保身の正義

おぼつかない足取りでカーテンを開けると
窓から大量の光が差し込み

一瞬で全てが灰になり吹き飛ばされる
ただ存在だけを残して

No.146 - 2023/09/23(Sat) 14:16:13

Re: 亡霊 / 滝本政博
一連目、いい感じですが、

水の中に絵の具を落としたように
夜が薄まり朝が広がる

とひっくり返しは方が意外性があり比喩に新鮮さが出るかな。
ま、これは好みの問題ですね。

あと、二行一連で続いて行くわけですが
厳しめに言うと
不快なイメージに独自性が出せるとよりいいと感じます。

最終連は面白い表現になっていると思います。

No.150 - 2023/09/23(Sat) 22:04:25

Re: 亡霊 / 齋藤純二
出だしの絵の具を水に垂らした朝の喩え、
理想と現実の裂け目から呻き声、
これらの表現はインパクトがあり素晴らしい感性ですね!
最終連は滝本さんも触れていますが、
ザ朝、って感じで朝エネルギーが凄いですね。

凰木さんはすでに初心者って感じではないですね。
書く力量は上級者だと思います。
のちのちは本家のMY DEAR掲示板、他の詩の掲示板、詩の応募等に
これぞという作品を推敲に推敲を重ねどんどん勝負した方がいいですかね。
当面はこちらの掲示板(初心者)で楽しまれてもオッケーですが、のちのちは……

No.153 - 2023/09/23(Sat) 22:46:21

Re: 亡霊 / 凰木さな
滝本政博様へ
一応、連作という事で初めの文章を夜と朝に合わせたつもりでした。
個人的に一番書きたかったのは、罪悪は現実と理想の間から生まれる、という事で、これが亡霊なんですね。
うまく表現できなかったみたいで、すみません。

No.160 - 2023/09/24(Sun) 18:19:06

Re: 亡霊 / 凰木さな
齊藤純ニ様へ
高評価、ありがとうございます。
ただ、私は本当に素人で“詩人になる”という事が、どういう事かも分かっていません。
こちらで作品を書かせてもらう方が好きな文章が書けて楽しいです。
どうか、これからもよろしくお願いします。

No.161 - 2023/09/24(Sun) 18:32:54

Re: 亡霊 / 齋藤純二
凰木さん
初心者でしたか、失礼しました。
書くセンスをお持ちなのでしょう!
では、こちらでも楽しまれてください!

No.164 - 2023/09/24(Sun) 19:55:02
りらの花 / 上田一眞(じょうでんかずま)
僕のこころにある君は
長いブロンド風に舞い
黙って振り向く
りらの花

僕のこころにある君は
碧い瞳を輝かせ
ひたと見つめる
りらの花

色香漂うりらの木を
手折る君のその指は
りらの花より美しい

さあ 君に会いに行こう
りらの花咲く北国へ
古いお城のある街へ

No.145 - 2023/09/23(Sat) 00:15:20

Re: りらの花 / 齋藤純二
君は北国にいるのですね。
近々、君に会いに行く予定があるのでしょうか。
ウキウキした気持ちが伝わってきます。

一連、二連のリズムと流れが素晴らしいです。

たらららららは
たららららら
たららららら
たらららら

音にするとこんな感じでしょうか。
このリズムで三連、四連と
言葉をはめ込んでみると良いでしょう。
ひとつの歌みたいになると思います。

No.155 - 2023/09/23(Sat) 23:20:14
埋れ木の春 / 上田一眞(じょうでんかずま)
ぼくの瞳が痛みに染まって
あなたの白い二の腕に滴り落ちるとき
深いこころの森並みに啼く風のあることを
あなたは知っていますか

軽やかに そして
強靭に踏み出すあなたの歩みと
歩むぼくほどの こころとこころの距離を
辰星の瞬きよりも軽やかにかき消してしまう
頸(つよ)いあなた

ぼくの二つの瞳孔は
寂しさいっぱいにあなたを見つめて
そして なにごともなかったように
静かに朱の痛みに染まってゆくのです

あなたは知っていますか
〈四月は残酷極まりない月だ〉
と 詠った
遠い霧の国の詩人がいたことを
そして あなたも密かに
四月の訪れを止めてしまったことを

冬から冬に駈け抜けてしまった
あなたの氷室に
まるで
埋れ木のように
春を閉じ込めてしまったことを

ぼくの二つの瞳孔は
寂しいこころで
じっとそれを見つめてしまったのです

でも あなた
永遠に帰らぬあなたとぼくの間に
凍った春は呵責ではなく
むしろ愛の響きを送りつづけていることを
ぼくはあなたに知って欲しいのです

優しい瞳が痛みに染まって
あなたのこころに降り積もるとき
人知れぬ森並みに啼く風のあることを
ぼくは語るのです





*四月は残酷極まりない月だ
T.S.エリオット 「荒地」より

No.144 - 2023/09/23(Sat) 00:10:58

Re: 埋れ木の春 / 齋藤純二
棺の中に入るあなたを見て涙が止まらない状況でしょうか。
その様子を「春を凍らしてしまった」という表現は鮮烈な印象を与えます。
そして、あなたの何事もなかったような表情から
四月の訪れを止めてしまったことすら知らないという残酷さが
希望のわく春とは真逆のシュチュレーションも強い印象を与えています。
ぼくが語り続けることであなたと繋がりを感じつつ、
この愛を知ってほしいという
なんともせつない気持ちが伝わってきました。

No.159 - 2023/09/24(Sun) 14:04:03
夢日記 / 秋さやか
目が覚めて窓の外を見ると
大雪のなか
一輪のカサブランカが咲いている

淡く赤みがかっていて
凛とした静寂を凝縮したように美しい

真っ白な雪に根元は埋もれ
降りかかってくる雪に儚く揺れながら
健気に耐えている

雪の上には
誰かが脱いだ靴が寂しげに転がっている

足跡はどこにもない
だれの気配もない

窓にあてた手の
冷たさに気づいて
ほどけだす時間

そうだ
写真を撮らなきゃと
カメラだけを持って外へ出ていこうとする
ところで目が覚めた

窓から射し込む朝日
鳩がいつものリズムで鳴きだす夏の朝

この夢のなかの花を胸に
今日もがんばれる気がした

No.140 - 2023/09/22(Fri) 20:49:11

Re: 夢日記 / 滝本政博
雪の妖精のようなカサブランカ。

<静寂を凝縮したように美しい>
という言葉が素敵です。

雪の日は音が吸収されたように感じますよね。

一転して寝覚めれば夏の朝。
でも夢の中の花はまだ胸の中に咲いている。

No.147 - 2023/09/23(Sat) 14:29:45

Re: 夢日記 / 齋藤純二
目が覚めるとそこも夢の中ということが
あと後でわかりユニークな出だしですね!
幻想的な雪の世界で赤みがかったカサブランカ、
めちゃきれいな感じで目に浮かびます。
雪の中の健気な一輪、
その夢を見て今日もがんばれる気がする朝、
最高にいい目覚めでしたね!

No.151 - 2023/09/23(Sat) 22:21:37

Re: 夢日記 / 秋さやか
滝本様へ
お忙しい中、感想いただき有難うございます!
雪の日は音が吸収されていくようですよね。
心も静まっていくようで、落ち着きます。
たしかに「雪の妖精」のようでした。
素敵な感想ありがとうございました。

齋藤様へ
お忙しい中、感想いただき有難うございます!
はい、実際に見た夢で、とても良い目覚めだったので
残しておきたくて。
カサブランカだったかはわからないのですが、
調べたら1番似ていました。
励みになる感想ありがとうございました。

No.158 - 2023/09/24(Sun) 09:34:20
暗い朝 / 凰木さな
夜と朝の間のような時間に
目が覚める

いつも自分に振り回されて
もう反省するのもやめた

馴染めなかった社会と
助けられなかった人の

亡霊に

亡霊に取り憑かれたまま
昨日から今日へと続く吊り橋を渡る

No.137 - 2023/09/22(Fri) 04:09:30

Re: 暗い朝 / 齋藤純二
夜と朝を繋ぐ吊り橋、
そこを同じように社会と馴染めかった者たちと
共鳴しながらなんとか渡る。
自身に新たな変化を起こす橋が
構築されることを願いつつ、拝読いたしました。

No.138 - 2023/09/22(Fri) 10:14:36

Re: 暗い朝 / 滝本政博
興味深く拝読いたしました。
「亡霊」というのは、文学における大きなモチーフだと思います。
凰木さまにその気があるなら、これを主題に連作されるのもありかなと思いました。

No.139 - 2023/09/22(Fri) 12:01:44

Re: 暗い朝 / 凰木さな
齊藤純ニ様へ
暗い朝、という題が先に思いついた詩です。
橋が“吊り橋”なのも暗さを強調したかったからでネガティブな作品にはネガティブな作品の良さがある、と思っています。

No.141 - 2023/09/22(Fri) 21:03:29

Re: 暗い朝 / 凰木さな
滝本政博様へ
「亡霊」の題で「暗い朝」の連作となるような詩、という事でしょうか?
小説に出てくるような亡霊は書けないと思いますが、私なりに挑戦してみたいと思います。

No.142 - 2023/09/22(Fri) 21:14:12

Re: 暗い朝 / 滝本政博
どのような角度からでもいいですが「亡霊」もしくは「幽霊」をモチーフに書くことは、きっと面白い世界が書けるんじゃないかな。
勿論、<「亡霊」の題で「暗い朝」の連作となるような詩>でもよいと思います。「暗い朝」は、恐怖を扱うというよりは、存在の不安みたいなものを書いていると思いますが、その線でいいと思います。

No.143 - 2023/09/22(Fri) 21:37:40
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