身体にゃ悪いと知りながら 今日もおいらは酒を飲む
数値のことなど気にしない 美味いと思って飲めるなら きっとまだまだ大丈夫
楽しいことも 悲しいことも 酒はいつでも包んでくれる
人にはできぬやさしさが 酒にはあるのさほんとうに
だけど 酒には呑まれちゃならぬ 呑んで程よく酔ううちに 眠ってしまうが身のためだ
分かっちゃいるが 今夜も酒を前にすりゃ 呑まずにおれぬ悲しい性よ
いつの間にやら酔いつぶれ 夢も見ぬ間に朝になる
酒よお前は憎い奴 今日も酔わせて想いのままに 今夜もおいらを絡めとる
いくら憎いとぼやいてみても 憎み切れない可愛い奴よ
今夜もお前の毒牙に溺れ 飲んでは酔って更けてゆく
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No.1056 - 2024/04/23(Tue) 14:32:22
| ☆ Re: 「酒」 / 荻座利守 | | | 七五調でうまくまとめられた詩ですね。 「人にはできぬやさしさが 酒にはあるのさほんとうに」 というところに侘しさや孤独感が感じられます。 でも、やはり身体のためには、数値も少しは気にされたほうがいいような気もしますが・・・。
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No.1058 - 2024/04/23(Tue) 16:23:49 |
| ☆ Re: 「酒」 / 齋藤純二  | | | わかっちゃいるけどやめられない、お酒に依存ですね。 お酒のやめられないひとの気持ちがとても伝わってきます。 現実を遠ざけるようなお酒の力、 上手く使えば百人力なのかもしれませんが、 過ぎる、というのはやはり良くないとわかっていても、 やはり今日も飲んでしまうんですね。 そんな様子が作品に上手く表現されています。
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No.1062 - 2024/04/24(Wed) 10:49:23 |
| ☆ Re: 「酒」 / 万年 草 | | | 荻座様、 ご感想ありがとうございます。 そうですね。数値は気にしたほうがよさそうですね。
齋藤様、 ご感想ありがとうございます。 そうですね、わかってはいるけれども、 どうしても依存してしまうんですよね。
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No.1063 - 2024/04/24(Wed) 11:07:04 |
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