[ 掲示板に戻る ]

過去ログ閲覧モード

「生きるのだ」 / 万年 草
生きるのだ
生きるのだ

今何としても
生きるのだ

苦しい今を
乗り越えて

明るい明日を
つかむため

生きるのだ

生きていれば
そのうちに
光が射す日も
あるだろう

生きよう
生きよう
とにかく今を
生きてみよう

No.672 - 2024/01/05(Fri) 13:26:18

Re: 「生きるのだ」 / 荻座 利守
テンポの良い詩ですね。
人はときに生きる気力をなくしかけることもありますが、
「生きるのだ
 生きるのだ」
「生きよう
 生きよう」
という言葉の繰り返しが、元気や勇気を与えてくれます。

No.673 - 2024/01/05(Fri) 19:16:32

Re: 「生きるのだ」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
実は先日、地震に被災しまして。
自らを、鼓舞すべく書かせていただきました。

No.675 - 2024/01/06(Sat) 10:55:08
あくせく泳ぐ / すずしろ
僕は浅瀬で
あくせく泳ぐ
波は天然の網
浜に打ち上げられないように
じたばたしながら
あくせく泳ぐ

いつも浅瀬で
あくせく泳ぐ
水面は物憂げな窓
見惚れて隙ができないように
俯き加減で
あくせく泳ぐ

沖合からは得意気な声
砂の下からは笑い声
浅瀬で泳ぐ他の奴らは
僕と同じく
あくせくあくせく

どこからか少年がやってきて
小舟を浮かべて寝転んで
ゆらゆら本を読みだした
ゆらゆら ゆらゆら
ゆらゆら浮かぶ

小舟の下には
月形の影
泣きたい気がして
あくせく泳ぐ
気づけば波はほぐれている
水面ものんきにゆれている
僕はかえって意固地になって
あくせくあくせく
あくせく泳ぐ

No.670 - 2024/01/03(Wed) 00:21:27

Re: あくせく泳ぐ / 荻座 利守
何か哀しくなってくるような詩ですね。
沖に出る勇気もなく、さりとて小舟に乗ってのんびりもできず、浅瀬をあくせく泳ぐしかできない、そんな小さな自分自身への哀しみが伝わってきます。

No.671 - 2024/01/03(Wed) 09:57:50
明けましておめでとうございます / 齋藤純二
🎍新年明けまして
🧧おめでとうございます

令和六年🐉🐉🐉、今年も
詩のある日々を楽しんで行きましょう😄

気楽にどんどん作品をご投稿くださいね
お待ちしております☘️

No.668 - 2024/01/01(Mon) 10:48:20
夢を描ける / ともみ


新年あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いします





春になって東風が吹いたなら
その風に話をして
花の香りを大切な君に届けてほしい
辛いことは忘れられて

迷ったこと 悲しいことを忘れてほしい
未来に向かって
夢を描けるから
そして君は選んで行く

迷いながら 何か探しながら歩む道
花の香りが守ってくれて
ゆっくと前進する
後ろ姿が素敵だから

花の香りが好きだから

No.666 - 2024/01/01(Mon) 09:01:27

Re: 夢を描ける / 荻座 利守
明けましておめでとうございます。
こちらこそ宜しくお願い致します。

東風に花の香を託し、その花の香に守られながら、ゆっくりと前へと進んでゆく人の後ろ姿。
いいですね。新春にふさわしい詩だと思います。
過去にとらわれず前へ進んでゆく勇気を与えてくれます。

No.667 - 2024/01/01(Mon) 10:03:32

Re: 夢を描ける / ともみ


荻座 利守 様

明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願いいたします

いつも感想ありがとうございます
新春で 春の詩を書いてみました
前に前進していきましょう

また書きますのでよろしくお願いします

No.669 - 2024/01/01(Mon) 19:14:12
ひとり酒 / 上田一眞(じょうでんかずま)
暗いホテルのバーで
バーテンダーにロックを頼み
ちびりちびりと
好きなスコッチを呑む

ぶきっちょな俺
話す話材にこと欠くし
上手くもない話しぶり
だから
いつも決まってひとり酒
(これで営業がやれるのか?)

歌を唄えば調子ぱずれ
持ち歌ただの一つだけ
これじゃあ
おねえさんに好かれるはずもない
ひとり 
バーで疲れを癒す

無口できまじめ
仕事一筋の男
まあ 
たいがいは好かれない
寡黙でもてるのは映画の〈健さん〉だけ

ホテルのホールに
ショパンのノクターンが響く
心に滲み入る音の深み
ピアノを弾く手弱女がひとり
黒い瞳
長い髪
若い頃好きだったサチコを思い出す

堺の場末のこのホテル
単身赴任で着任したばかり
暫くの間はホテル住まい
酒の後
部屋でひとり寝するばかりだ

指の綺麗なピアノ弾きの彼女
演奏終えたら 一杯
勧めてみるか
男の純情がわかればよいが…

No.663 - 2023/12/30(Sat) 00:12:51

Re: ひとり酒 / 齋藤純二
自分は不器用ですから、高倉健さんのような雰囲気に浸りひとり酒
昭和の匂いがぷんぷんと伝わってくる作品ですね。
それでも何気に出会いを夢みているところにちょっとロマンを感じて……

No.664 - 2023/12/31(Sun) 22:15:38

Re: ひとり酒 / 上田一眞(じょうでんかずま)
あけましておめでとうございます。
上田です。今年もまた拙作にお付き合い下さるよう宜しくお願い致します。

僕は日常に転がっている、どうでもいいような小噺が作品にできればいいと常々思っています。詩としての純度という点でとても難しいのですが、ユーモアを交えたものができれば嬉しいですね。でもそこが一番苦手、詩人としての目は持ち合わせていないのでしょう。

でも表現したいと突き動かされるものがある限り書くつもりでいます。今年は一段とブラッシュアップしたものを投稿したいと思っています。

No.665 - 2024/01/01(Mon) 07:28:00
「生きる」 / 万年 草
喜びも
哀しみも
痛みや
苦しみも

みんなみんな
ひっくるめて
生きているという
ことなんだね

人はみな
与えられた命が
尽きるまで
そうやって
生きてゆくんだね

最後に悔いなど
残さぬように
耐えて
忍んで
よろこんで

今日という一日を
一生懸命
生きてゆくんだね

生きるって
きっとそういう
ことなんだね

神様どうか
僕に生きる力を
与えてください

今日を生き抜く
あたたかな
強い力を
与えてください

僕は生きます
茨の道を
長く険しい
茨の道を

それが生きると
いうことだから

No.658 - 2023/12/28(Thu) 15:04:53

Re: 「生きる」 / 齋藤純二
本日、仕事納めでただいま昼休みなんですけど
こちらの作品を拝読しまして、
残りの業務もしっかり頑張ろうと気合が入りました。
ありがとうございます😊
今日一日を全うします💪

No.659 - 2023/12/28(Thu) 15:52:22

Re: 「生きる」 / 荻座 利守
茨の道を往くことが生きるということ。
人はなぜ、それでもなお生きてゆくのでしょう。
詩の中にその答えがあるのかもしれません。
私はそんな気がしています。

No.660 - 2023/12/28(Thu) 17:12:38

Re: 「生きる」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
最近体調がすぐれず、
自分を鼓舞するために書いてみました。

荻座様、
ご感想ありがとうございます。
茨の道を行くのは、
その先に光があると、
信じているからでしょうね。

No.662 - 2023/12/29(Fri) 10:56:53
シクラメンの花 / ともみ

冬の季節がやって来て
薄赤いシクラメンの花は
こんなに寒い季節に咲いて

出逢いの時の君のようです
赤いその輝きは
君の笑顔のように
ためらいながら見つめて
振り向いてくれて 
やさしい人だから

そして二人は初めて話をはじめて
子供のころの思い出の話を
あの時ふたりは笑顔だった

シクラメンの花は出逢いの花
もう思い出になってしまって

No.656 - 2023/12/27(Wed) 18:34:33

Re: シクラメンの花 / 荻座 利守
シクラメンの花にともなう思い出を綴った詩ですね。
末尾の二行が、一抹の寂しさをまとった美しさを表しています。
寒く厳しい季節に、ホッとさせてくれる温かな人や出来事と出逢うことの尊さを感じさせてくれます。

No.657 - 2023/12/28(Thu) 05:37:02

Re: シクラメンの花 / ともみ

荻座 利守 様

いつも感想ありがとうございます

冬に咲くシクラメンの花は美しいですね

寒い季節ですが温かな人を思い出します
最近は笑顔がなくなってしまい
それでも書いて見ました

また書きますのでよろしくお願いします

No.661 - 2023/12/28(Thu) 19:36:32
「どうにかなるさ」 / 万年 草
どんなに今を
嘆いて
哀しんでいても

時間は常に
流れてゆくから
済んだことには
こだわらず

これからのことを
考えて
生きて行ければ

それで
幸せなんじゃ
ないだろか


そんなに未来を
恐れて
震えていても

時間は過ぎて
ゆくのだから
先のことなど
心配せずに

今をどうして
生きるのか
それさえわかれば

きっと
幸せなんじゃ
ないかしら


運は天に
任せて
気楽に行こうよ
人生は

どうにかなるさ
心配ないよ

とにかく今が
幸せならば
それで何も
問題ないさ

No.653 - 2023/12/26(Tue) 12:36:28

Re: 「どうにかなるさ」 / 荻座 利守
この詩を読んで、仏典にある「一夜賢者の偈」を思い出しました。
過去を追わず未来を念わず、今を生きることを教えています。
でも不安なときはなかなか難しいですよね。
そんなときに読みたい詩です。

No.654 - 2023/12/26(Tue) 19:32:35

Re: 「どうにかなるさ」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。

仏教ですか・・・。
よい教えですね。

私の詩と通ずるところがあったなんて、
意外でした。

No.655 - 2023/12/27(Wed) 14:32:37
小さな喜び / ともみ

小さな花瓶に花をいれて
悲しんでいる君の部屋に届けたら
部屋の中に花の香りがおとずれて
暗い心も明るくなるから

どうか君が喜んでくれれば
ただその思い出が
小さな喜びを与えて
きっと君は小さな夢を描ける
希望と言う魔法の言葉に
たどり着いて

小さな花が君の部屋に咲いた
嬉しくなって
君に喜びが訪れた

No.648 - 2023/12/25(Mon) 09:05:42

Re: 小さな喜び / 荻座 利守
「小さな喜び」という花言葉を持つ花はスイートピーだそうですが、「希望」という花言葉を持つ花は沢山あるそうです。
花には人に希望をもたらす力があるようです。
そんなことを感じさせる詩だと思いました。

No.650 - 2023/12/26(Tue) 05:31:38

Re: 小さな喜び / ともみ

荻座 利守 様

いつも感想ありがとうございます

暗い心も明るくなるように書きました

また書きますのでよろしくお願いします

No.651 - 2023/12/26(Tue) 06:35:49
クリスマスプレゼント / タンチョウ
今日はクリスマスイブ

お天気が雷雨なら

神様のお怒りの涙

お天気が雪なら

神様の冷たい涙

あたしたち

いろんな神様に何てことしてるんだろう

世界中が泣いている時に

何にもできないあたしに

せめてケーキはおあずけ

神様にクリスマスプレゼント

お祈りだけでも

No.646 - 2023/12/24(Sun) 21:31:00

Re: クリスマスプレゼント / 荻座 利守
今のこの世界には、クリスマスを祝うことのできる状況にない人々が大勢いるのでしょう。
その視点からの
「何にもできないあたしに
 せめてケーキはおあずけ」
そして、神様へ
「お祈りだけでも」
というところに他者への優しさを感じました。

No.647 - 2023/12/25(Mon) 05:34:01

Re: クリスマスプレゼント / 齋藤純二
無関心はとても悲しいですが、
作品にあるようなお祈りがいつの日か、
救いになるようなことを見出し
プレゼントができるでしょう。

No.649 - 2023/12/25(Mon) 10:58:08

Re: クリスマスプレゼント / タンチョウ
荻座 利守様 ・齋藤純二様

返信ありがとうございます・・

『明石家サンタ』というテレビ番組で

日本のいろんな不幸話があるので驚いています・・

大きな幸せと大きな不幸がワンセット・・

私は小さな幸せと小さな不幸でありますよう・・

皆さまは大きな幸せだろうけれど・・

No.652 - 2023/12/26(Tue) 08:42:51
全467件 [ ページ : << 1 ... 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 ... 47 >> ]