世の中は、常、普通通りに動いているが、 これは単なる断片か、 やがて収束される一片か 今、ここは断片である 例えば電車に乗るとは 目的が明快でなければならない 通勤、出社、MT、事務、外回り、 帰社、MT、事務、退社、通勤が、 本日の為すべきことである 周囲に存在する人、 皆、このような予定で動いている 全ての像が、何らかの目的を持っている
薄皮を剥がすような違和感を覚える 放置していた古い米に大量の虫が涌いた 濡れたマットをめくったときに見かける蛆虫 蜂の巣を叩いた、襲いかかろうとする蜂の大群 人間を切り開く手術室の光景 得体の知れぬ、無条件の拒否感 生きる醜さ、残酷、冷徹、 そして生、そのものを表す日常での動態 もし、昆虫が進化した世界があり、 そこに一人、人が混ざり込んだような困惑
これは狂気なのかも知れない、 怖気だつ肌が無条件の退避を呼びかけてくる 世界が間違っている、 否、ここは私の場所ではない、 生臭い、リアルは好きではない。
「ラダトームのまちに ようこそ」 「ラダトームのまちに ようこそ」 「ラダトームのまちに ようこそ」 「ラダトームのまちに ようこそ」 本来の私は、これだけのセリフしかない いつ、向こうへ戻れるのだろう 永遠に、私は同じことを言っている これは狂気ではない、安心だ
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No.2255 - 2025/06/07(Sat) 13:30:51
| ☆ Re: 至るところの実存的狂気 / 齋藤純二  | | | 一連は通常に過ごすしていると言われる者たちについて、 二連は語り部の一連にある世界の印象描写、 三連は一、二連からの辿り着いた考察、 そして四連でバーチャルリアリティで安心を得ると結んでいるが、 「いつ、向こうに戻れるのだろうか」と模索している心境もうかがえ、 複雑な心情を上手く構成された作品だと思います。 また四連での世界は、通常に過ごしていると言われている者たちも なんだかその気持ちわかるなあ、と思うことがあるような気がします。 ここで読者と語り部の接点が生まれることでしょう。
薄皮を剥がすような違和感、生きる醜さ、などの表現もインパクトがあり いいスパイスになっています。
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No.2258 - 2025/06/07(Sat) 21:13:45 |
| ☆ Re: 至るところの実存的狂気 / aristotles200  | | | 齋藤純二様 御礼 ご感想、ありがとうございます。
この詩の主旨は、現実からの逃避です。 人間、色々あります。 未来を、見続けることがしんどくなる時もあります。
これは弱さでしょうか、 私は、社会のそういう風潮に、真っ向に背きたいと思います。
ドラクエ1の世界を出したのは、高校生の時、交通事故で大怪我を負い、退院後の自宅療養中に親がフアミコンを買ってくれて、ひたすら現実から逃避していた過去を思い出して詩にしました。
詩としては中途半端に終わってしまいましたが、このプロットは、再度、挑戦します。
思いが、自由に詩になりません。 難しいですね、詩作は。 でも、とても面白いです。
詩作は、そのまんまで行きたいと思います。 愚作100、次に一つ傑作が生まれれば、私は満足です。
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No.2259 - 2025/06/07(Sat) 23:58:00 |
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