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★ 小さな運命(命) / KOZU
今日も朝(明日)がきて
何処かで小さな運命(命)がきえてゆく
そしてマスコミは人間(人々)に「今日は何匹駆除しました」と報道する
銃(武器)を向け正義(正しさ)を降りかざし英雄(ヒーロー)気取り
誰かの、動物達の、小さな運命(いのち)を無きものにして
涙を流す者は居ないのか?
今日も朝(明日)がきて
何処かで小さな運命(いのち)が消えてゆく
誰かが咽び泣いたとしても
誰かが叫んだとしても
紙屑同然で失われる小さな運命(いのち)
そしてマスコミは人間(人々)に今日も「何匹駆除しました」と報道する

No.2701 - 2025/10/20(Mon) 01:03:45

☆ Re: 小さな運命(命) / 齋藤純二
命を命と
思わなくなった

宮尾節子さんの「明日戦争が始まる」のような
鋭い視線の作品になってますね。
流されないようにしないと、そんなことを考えながら
拝読させていただきました。

No.2704 - 2025/10/21(Tue) 00:54:05
★ つながる / ネコのくしゃみ
つながる、つながる
人がつながる
モノがつながる

つながる、つながる
人がつながる
コトがつながる

あちこちで生まれた
ありがとうの接着剤を使って
今日もまた沢山つながった

つながる、つながる

ありがとう、ありがとう

No.2698 - 2025/10/18(Sat) 23:52:12

☆ Re: つながる / 荻座利守
感謝の心の大切さを謳った詩のようですね。
その感謝の心を、この世界のあちこちで、人やモノやコトをつなげる接着剤に喩えたところが、独特で面白いと感じました。社会が分断される危機が観られる今の状況の中で、この感謝の心の大切さ、その機能の重要性をもう一度再認識しなければならないのではないかと、この作品を拝読して、そんなことを考えました。

No.2700 - 2025/10/19(Sun) 09:27:05

☆ Re: つながる / ネコのくしゃみ
詩を通して縁に感謝することを思い出し、またその縁が新しい縁につながるような流れをつくりたいと願っていたので嬉しかったです。ありがとうございます✨
No.2708 - 2025/10/23(Thu) 03:25:30
★ ハッピーエンド / レノルー
いつも

いつも

おはようといってくれてありがとう

カーテンは開くことはあまりなかったけど

太陽が笑ってるさ

コーヒーを二人テレビを見ていた

君と今日は空模様は雨

しがみついてはなれなかった

これからもよろしくね

ぽつりぽつり雨

No.2697 - 2025/10/18(Sat) 15:00:21

☆ Re: ハッピーエンド / 荻座利守
大切な人との微妙な関係を描いているような印象を受けました。
カーテンを開くことがあまりなく、空模様は雨。そこに必ずしもいいことばかりではない、二人の関係性が表されているように感じました。
でも、カーテンや雨雲の向こうには、いつも太陽が笑っている。そんな信頼が根底にあるようにも思えます。
そのことが、「これからもよろしくね」という言葉と、タイトルの「ハッピーエンド」に込められているような気がしました。

No.2699 - 2025/10/19(Sun) 09:19:26
★ 秋空 / 異邦人

   荻座利守様

      拙い詩に貴重な時間を割いていただき
     
     ありがとうございました。もっともっと努力しなければ

     と思っています。

     

No.2695 - 2025/10/18(Sat) 11:46:02
★ 秋空 / 異邦人
 野原にバイオリンの音が響いていた
 夕焼けの陽を受けてカラスが飛んでいる
 頭をうなだれた馬が地平に向かって歩いていた
 リフレーンの歌が聞こえてきた
 水鳥が翼をたたんで湖に降り立った
 スロンボーンが低音部の扉を開いた
 墨汁が胸の白い紙ににじんでゆく
 山水画の余白が崖の波しぶきを受けとめていた
 街にネオンがともりはじめた
 鹿の目が夜の闇に光っている
 光を絞った満月が
 山の一本杉の空にのぼって高く小さく止まっていた



 
 
 

No.2693 - 2025/10/18(Sat) 01:22:38

☆ Re: 秋空 / 荻座利守
夕暮れの野原と湖に響く音楽と、胸の内の水墨画との対比がいいですね。
夕焼けの彩りと、モノクロームの景色とは、現実世界と心の中との表象でしょうか。
ところどころに見られる、カラス、水鳥、馬、鹿の姿に、どこか孤独さを感じます。
そして最後の、「光を絞った満月が/山の一本杉の空にのぼって高く小さく止まっていた」という表現に、孤独の中に潜む美しさを感じました。

No.2694 - 2025/10/18(Sat) 09:10:05
★ 思念の行方 / 積 緋露雪
溝川(どぶがは)の底のヘドロから鬱勃と湧き上がるメタンガスの気泡が水面でぽっぽっと破裂する音のやうに
思念は私といふ名のヘドロから鬱勃と湧くメタンガスの気泡であって、
思念は五蘊場で幽かな音を発しながら、
然もなくば幽かな光を発しながら私を呑み込むものなのです。

もしも思念が私を呑み込んでゐないと言へる現存在がゐるとするならば、
それはその現存在が己を知らぬばかりか、己が白痴といふ事を認めてゐる証左でしかないのです。
それといふのも、思念は無辺際に膨脹するもので、
それを成し遂げてゐない現存在は、まだまだ未熟で私を知らぬ赤子にも劣る馬鹿なほどの存在なのです。
それを他人(ひと)は「無垢」と呼ぶのかも知れませんが、
此の世界は無垢であることを存在に許さないのが道理で、
無垢なことはそれたけで悪なのです。

それならば赤子はそもそも無垢ではないかと言ふ半畳が聞こえてきますが、
そんなことはないのであります。
赤子とて此の世界に存在する以上、無垢である筈はなく、
生き延びる戦略として赤子は大人よりも相対的に無垢なだけであって、
赤子の無垢な事は、それはそれは余りにも知略戦略を凝らしたもので
羊水の中に漂ふ悦楽を知ってゐる赤子が無垢な筈がないのであります。
その証左に赤子は泣いて生れてくるではありませんか。
それは羊水での居心地の良さを知り尽くしてゐる赤子だからの事なのであります。
此の世界に生まれ出た赤子は羊水の中よりも此の世界が良いところならば何も泣く必要はないではありませんか。
また、泣くのは肺呼吸を始めたからと言ふのは理屈に合ひません。
肺魚が肺呼吸をするときに泣かないのと同じやうに赤子が此の世に生まれ落ちたその時に肺呼吸をするからといって泣く必要は全くないのであります。
或ひは此の世に生まれ落ちてしまったことに吃驚してしまったとも言へるのですが、
さうなのです。
此の世は吃驚するような魑魅魍魎が跋扈する邪に満ちた世界なのであります。
その魑魅魍魎が跋扈する此の世だからこそ現存在は思念を宇宙の涯まで、
否、宇宙の涯を超えてまで膨脹せずば一時も生き延びられないのであります。
世界に対峙するといふ事はさういふ事なのであって、
邪に満ちた世界に佇立する現存在は、
昼夜を問はず太虚を見上げては、若しくは虚空を見上げては
思念を宇宙の涯へと飛翔させ、
この脳と言ふ構造をした頭蓋内の闇の五蘊場に宇宙を丸ごと呑み込めなければ
世界に押し潰されるのみなのであります。
哀しい哉、現存在は此の世に比べれば塵芥に等しき存在でありますので、
思念で以てこの世界、否、宇宙を丸ごと呑み込まなければならないのであります。

幾世代の現存在がありまして、
此の世は何時も現存在を丸呑みしようと手ぐすね引いて待ってゐるのでありました。
然し乍ら、現存在は、それに対抗するべく、思念で以て此の世を丸呑みするのでありました。
その第一歩が私を思念が丸呑みする事なのでありました。

No.2690 - 2025/10/17(Fri) 22:55:14

☆ Re: 思念の行方 / 齋藤純二
人間としての存在を考えた時、
私vs此の世となり、
武器となるのが思念ですね。
なるほど。。。
しかし敵はかなり強そうだな。

No.2692 - 2025/10/18(Sat) 01:04:00
★ 変異種 / Ema
わたしは木
実らない木

みんなと同じように

陽の光を浴びて
雨を受けとめて

枝葉をつけて
年輪を重ねて

だけど
みんなと同じように

実を結べなかった

くる年もくる年も
指をさされつづけて

周りの望む
普通にはなれなかった

涙する
このまま朽ちてしまいたいと
背を丸めつづけた

わたしが存在することは
意味を持たないのだろうか

首を横にふって
自分に言い聞かせる

生きる理由が
みんなより一つ
少ないだけ

空をあおぐ
枝葉をしゃんとのばす
顔を上げたっていい


わたしは木

みんなと同じように

風に吹かれて
花を咲かせる

虫たちが 
鳥たちが
変わらず
立ち寄ってくれる

明日を生きる理由なんて
そんなささやかなことでいい

実が成らなくとも
何も残せなくても
この身一つで
生きていく

No.2689 - 2025/10/17(Fri) 17:09:59

☆ Re: 変異種 / 齋藤純二
生きる理由が
みんなより一つ
少ないだけ

と、たどり着く表現がいいですね。
実らない木で
他の木とは違うけれど、
木(人間)として咲くささやかな幸せに気づき、
生きる糧となるという表現が素敵です。

周りの望む姿が「実」という詩的な表現は
家族や社会から見られる強い視線みたいなものを感じます。
上手く読者に心情が伝わってくると思います。

もしかしたら詩を書いていると実るかもしれませんね!

No.2691 - 2025/10/18(Sat) 00:32:02

☆ 齋藤純二 様 / Ema
こんにちは。お読みくださりありがとうございます。
どろっとした心情を書いてしまいましたが、素敵なご感想をくださり感謝いたします。詩を書き続けて実るかは分かりませんが、昇華させることはできるのかなぁと思ったり思わなかったり…いや、実らせられるといいですね。とてもお優しいご感想をありがとうございました。

No.2696 - 2025/10/18(Sat) 13:12:09
★ 実体 / テレス
ファシズムは現象

価値観をすり替える

永久平和国に追放されたものだけが

真理を伝えられる

No.2684 - 2025/10/16(Thu) 05:18:38

☆ Re: 実体 / 荻座利守
この場合の「現象」とは、「価値観をすり替える」というところから、実体とは何ら関連を持たないもの、意識にのみ現前したもの、といった意味のようですね。
「永久平和国」が現実には存在しないユートピアのようなものだとしたら、真理と「語り得ないもの」なのかもしれないと、そんなふうにも感じました。

No.2686 - 2025/10/16(Thu) 07:43:56

☆ Re: 実体 / テレス
返信ありがとうございます・・<m(__)m>

真理の書かれてある聖書・・

神に愛される義人になる狭き門が苦しく困難な道・・_| ̄|○・・

No.2688 - 2025/10/16(Thu) 23:03:58
★ 庭の記 / ネコのくしゃみ
はじまりは
風と土と
ひとすじの願い

雨がふり
陽がさす

この庭に
春がめぐる

今日も生まれ
明日へとつながる

庭の記が
またひとつ

No.2683 - 2025/10/16(Thu) 02:40:06

☆ Re: 庭の記 / 荻座利守
「庭の記」というタイトルが独特で面白いですね。
1連目の「はじまり」に「ひとすじの願い」が入っているところがいいと思います。
「この庭に/春がめぐる」「今日も生まれ/明日へとつながる」というところに、生命の循環を感じます。しかしタイトルは「庭の記」。
「記」とは、事柄を書き留めることや、頭にとどめて忘れないことです。そのことから、生命の循環だけでなく、生命の重層性のようなものも感じられます。
タイトルが活きている詩だと思います。

No.2685 - 2025/10/16(Thu) 07:33:20

☆ Re: 庭の記 / ネコのくしゃみ
荻座利守さま
感想をありがとうございます。子供の頃はよく詩を書いていましたが(小学6年まで)それから35年余りまったく書くことなくあるきっかけからこの夏に詩を書いたのが「庭の記」です。感想を書いてもらうことでまた自分の心の中に詩が入ってきた気がします。ありがとうございました!

No.2687 - 2025/10/16(Thu) 17:34:21
★ 「秋の唄」 / 万年 草
想い出は
秋の夜長の
青い影

ふっと
ため息
ついたよな
赤い夕陽の
雲の上
真白な鳥が
駆けてゆく

何か良いこと
ありそうな
星に祈った
夢の夜

月はおぼろに
霞の後ろ
虚ろに香って
占う夜明け

たゆとう時に
身を預け
長い眠りに
溶けようか

きっと明日は
晴れになる
雲なき空に
陽は光り

風はささやく
秋の唄

No.2680 - 2025/10/14(Tue) 14:57:19

☆ Re: 「秋の唄」 / 荻座利守
秋の夜長は、過去の思い出が立ち昇るところのようですね。
星や月へ捧げた祈りが届いて、その思い出から、白い鳥が飛び立つように、明日への希望が羽ばたくことを願っています。

No.2681 - 2025/10/14(Tue) 21:41:30

☆ Re: 「秋の唄」 / 万年 草
荻座様、
ご感想ありがとうございます。
ありがたいお言葉をいただけて、
とても光栄です。

No.2682 - 2025/10/15(Wed) 15:52:38
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