目が覚めてから眠るまで、一人ぼっち 「助けて」 その声に応える者はなく ここにいるのは自分だけ 空気の匂い、広がる青空 それらが辛うじて僕を現実と繋いでいる 「信じられるのは、自分だけなんだ」 目の前に広がる世界は秩序もなく、救いもなく 僕には行くあてもない 一人きりのディストピアを今日も生きていく
いつしか僕は一人になっていた 人を信じることをやめたあの日から 目に映るのは文明の跡 家もある、車もある そこに人はいない ここにいるのは自分だけ 目の前に広がる世界は秩序もなく、救いもなく 僕には行くあてもない 孤独の中で僕は願った 「この景色がずっと続きますように」 一人きりのユートピアを今日も生きていく
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No.1884 - 2025/02/14(Fri) 13:37:02
| ☆ Re: 一人きりのディストピア / 荻座利守 | | | 「人を信じることをやめたあの日から/目に映るのは文明の跡」というところが印象的です。 自分以外の誰をも信じられない辛さが、目に映る街の風景の全てを廃墟のように見せている、という表現が独特ですね。 また、最後の「一人きりのユートピア」という、表題と逆の表現がされているところも、ユートピアとディストピアが背中合わせであることを思わせて、いいと思います。
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No.1886 - 2025/02/15(Sat) 14:38:08 |
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