野山で咲いてた小さな花を花束にして あなたの住んでる 山小屋の峠の坂道を ゆっくり歩きながらするとあなたは 窓をあけて日差しの中でそして 嬉しそうな顔で窓からわたしを 迎えてくれた 愛を語る言葉より 吹きすぎる風のなかであなたと一緒 にいることが好き 花は枯れて冬がきてもすぐまた春が きて野山に花が咲くからとあなたは言ってくれる いつも自然とともに生きようが あなたのくちぐせ
ゆっくり歩いていると道のかたすみ に小さな命が生きている
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No.82 - 2023/09/14(Thu) 07:54:27
| ☆ Re: 小さな花束 / 雨音 | | | ともみさん 最初から最後までとっても素敵です。 季節がめぐりますね。その折々に優しい気持ちが生きているようです。 こうして拝見すると、詩って本当に小さな世界にある大きな広がりです。 ともみさんの世界をぜひ書き続けてくださいね。
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No.83 - 2023/09/14(Thu) 09:06:49 |
| ☆ Re: 小さな花束 / 齋藤純二  | | | お互いを思いやるやさしさ。 自然の中でゆっくりと歩んで行こうとする幸せ。 読んでいてとってもほっこりとした気持ちになりました! いろいろな時や場所に連れて行ってくれる作品っていいですね!
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No.86 - 2023/09/14(Thu) 12:06:02 |
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