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詩の投稿 / 田中 麻衣子
噴水の財宝

おお、どこにあるのか歌詩に聞く。暗中模索しているよう。技巧錯誤の
それは金銀財宝の、延べ棒の兼やら、金や宝石の
鎖でぐるりと延期を成し、噴水の落ち溝を
囲っている。溢れ墜ちる指輪やルビー、エメラルド中には彫巧なまでにそれらが輻輳を成した腕輪まである。流れ落ちるその上の流線達、絵塗布の様。金銀のコインらの阿武隈、時折夢に合う枯葉、偲ぶ様子。それは曾て無い神殿か、神々の落とし物なのか、のたうつ様に私の頭に這い登って来る。神々に吟え、噴水の財宝よ
永遠に儚いまでもの宝の鬱勃よ。そして命を得よ❗永遠に。

No.1355 - 2024/08/28(Wed) 15:49:34

Re: 詩の投稿 / 齋藤純二
模索、錯誤とあり何か偽りの言葉なのだろうか。
自分自身に問うて鬱勃される口から吐き出さる言葉の財宝、
永遠に自身の真を語り続けたい詩人の意のように。

No.1357 - 2024/08/29(Thu) 22:07:34
「移ろう季節」 / 万年 草
春の桜の咲くように
心を明るく咲かせよう

夏に花火が開くよに
心を熱く燃やしていよう

秋に紅葉が燃えるよに
心を錦に染めていよう

冬に小雪が降るように
心を真白にしていよう

移ろう季節に心を合わせ
清く正しく生きていよう

No.1349 - 2024/08/26(Mon) 15:24:52

Re: 「移ろう季節」 / 齋藤純二
その折々の季節から受ける体感や感情を
エネルギーにして自然体で過ごしたいなあ、
と思いながら拝読させていただきました。

No.1351 - 2024/08/27(Tue) 13:11:52

Re: 「移ろう季節」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、季節を感じながら
生きてゆきたいものです。

No.1352 - 2024/08/27(Tue) 14:22:43
(No Subject) / めいめい
夜露に濡れる草花の濃い色は、蠱惑的な夜の深淵へと鳥の精神、われわれを誘い込み、やおら広げられた羽根の色を伺うように、蟲たちは夜を鳴く。

歴史から外れた静けさの中の、それは君の瞳の中の夜であり、孤独に震える夏の端っこではなかった。

そうやって、ようやく朝は昇り、畳の香りが胎児の肌を包むと、もうすぐ季節の流れがやってくる風の音がした。

No.1347 - 2024/08/26(Mon) 01:08:24

Re: / 齋藤純二
草花が鳥が飛び立つように見える、
歴史(日常)を逃れた場所は君の瞳の夜、
これらの表現が作品を幻想的な空間へ誘い
静かな情景が浮かぶ素敵な作品ですね。

No.1348 - 2024/08/26(Mon) 12:28:11
願いごと / 異邦人
 声を出して下さい    あなたを知りたいのです
 表情をくれませんか   あなたを読み取りたいのです
 怒りの中に       あなたは自分を隠しています
 作り笑いして      あなたは自分を偽っています
 無言          私はあなたに無理を求めています
 涙           私はあなたを傷つけてしまいました
 無表情         私も能面になりました
 以心伝心        そんなものはありません
        お互い様
    あなたは私、私はあなたとなりました

       パッと 私が消えました
       パッと わたしが出来ました
 

No.1344 - 2024/08/24(Sat) 23:28:38

Re: 願いごと / 齋藤純二
お願いと反省から
新たなる自分が見出されたのでしょうか、
続きが知りたくなりますね。

No.1354 - 2024/08/27(Tue) 19:59:29
言葉の音楽 / 異邦人

      青葉の匂い
      老いた ざわめき
      肌に 花のゆらぎ
      くじゃくの音階

      のどのしめり
      恋の落下
      ラッパの鼓動
      乾いた風

      水面にひろがる無秩序な定石
         明るい痛み
      能面のほほ
      幼児の終止      

No.1343 - 2024/08/24(Sat) 00:32:18

Re: 言葉の音楽 / 齋藤純二
読者にとって見ようとする感情の起伏が
言葉で音符のように表現されているようですね。
静かな音と賑やかな音が重ねられ、裏打ちがよく聞こえてきます。

No.1353 - 2024/08/27(Tue) 19:57:10
もうひとりの私 / 異邦人
 一本道がありました。それはどこまでも伸びた道でした。
 飛び方を知らないトンボでした。にごりのない水でした。
 魚の住まない池でした。
 一本道でありました。歌を知らない小鳥の鳴き声。
 目の見えない赤子。まだ歩けないヒナのように巣から
 出ないツバメでした。
 一本道しかない道でした。崖を知らない仙人。
 空を飛べると思うニワトリ。人に食われる豚でした。
 みんなみんな死んでしまいました。
 死を知らない人でした。
 不幸を見ない人でした。

No.1341 - 2024/08/17(Sat) 00:35:13

Re: もうひとりの私 / 齋藤純二
もうひとりの私はカゴの中に鳥で世間を知らず
私はその様子を見て語っている。
知っていることが良いのか
知らないことが良いのか
知っていることが悪いのか
知らないことが悪いのか……
なんて考えているのかな、
そう思いながら拝読させてもらいました。

No.1342 - 2024/08/17(Sat) 09:13:07
「愛する人は左利き」 / 万年 草
私の愛するあの人は
生まれついての左利き


並んで食事をするときは
肘が触れてはいけないと
左にの端に座ってた

そんなあなたの気遣いが
ちょっと可愛い人でした


文字を書くのが苦手だと
記した文字は右下がり
いつも小指が黒鉛で

汚れていたの気づかずに
照れて笑った人でした


あなたの利き手の左手と
私の利き手の右の手を
しっかりつないで歩くのよ

人と違ってかまわない
それがあなたの個性なの


時々左右を間違えて
遠回りしたドライブは
あなたらしくて笑えたわ

それでいいのよすねないで
あなたに限ったことじゃない


改札口でクロスする
あなたはたぶん器用だと
映っていたわ私には

愛する人は左利き
ちょっと無邪気な
男の子

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日は世界的に、
左利きの日だそうで
こんな詩を書いてみました。

ちなみに私も
左利きです。

No.1336 - 2024/08/13(Tue) 14:35:59

Re: 「愛する人は左利き」 / 秋冬
「左利きの日」は知りませんでした。

左利きは日常生活において不便なことが
まだまだ多いのかもしれませんが
サッカーではレフティは価値が高いですし
「個性」として認識されるようになったと思います。

僕は右利きなので、何となく左利きに憧れがあります。

「左利きの日」にちなんだ詩をありがとうございました。

No.1338 - 2024/08/13(Tue) 15:28:38

Re: 「愛する人は左利き」 / 万年 草
秋冬様、
ご感想ありがとうございます。

左利きのことを、
少しでもわかっていただきたくて、
こんな詩を書いてみました。

私の時代は、
左利きは、親から厳しく矯正を
されたものでした。
今は、だいぶ市民権を得たようですね。

憧れですか・・・。
結構苦労しますよ。

理解していただけて、
ありがとうございます。

No.1340 - 2024/08/14(Wed) 13:20:50
「闘う人よ」 / 万年 草
力の限りに闘った
汗と涙と光の雫
色鮮やかに輝いて
夢と希望の虹になる

最後まで
あきらめることなく
挑み続けたその姿

僕らに勇気を
与えてくれた

本当に
本当に
ありがとう

がんばれ
がんばれ
闘う人よ

再び勝利を手にする
その日まで

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オリンピックで、
闘った選手の皆さん、
本当にお疲れさまでした!

そして、
たくさんの勇気を
私たちに与えてくださって、
本当にありがとうございました!

No.1334 - 2024/08/12(Mon) 12:54:32

Re: 「闘う人よ」 / 秋冬
普段観る機会のない競技を目にできるオリンピックは
スポーツ全般が好きな私にとってはとても楽しい時間です。

誹謗中傷が問題となった大会でもありましたが
万年草さんの「闘う人よ」を読んでホッとしました。
ありがとうございます。

No.1337 - 2024/08/13(Tue) 15:16:36

Re: 「闘う人よ」 / 万年 草
秋冬様、
ご感想ありがとうございます。
そうですね、本当に楽しい時間でしたね。

No.1339 - 2024/08/14(Wed) 13:15:42
20,000名のご来場ありがとうございます / 齋藤純二
《投稿板のご来場について》

こちら『初心向け詩の投稿板』のトップにある
左上の数字はご来場数となります。
1日ひとり1カウントが加算されていて、
🎊現在20,000名様がご投稿、来場、拝読いただいております。
9月で1年になりますが、予想を遥かに上回るご来場、
誠にありがとうございます。
こちらの掲示板ではこれからも詩の窓口を広げ
初心のみなさまが楽しいでいただけるよう努めて参ります。
作品及び感想を気軽にご投稿されてください(ルールは守ってね)。


《詩誌MY DEARの投稿板について》

こちらの投稿板で詩作品が上達された方へは
詩誌MY DEARへの投稿板へご投稿のお勧めをいたします。
数名、こちらの初投稿板を卒業され
あちらの投稿板で活躍されている方もいます。
評、評価がもらえますので、さらなる上達が期待できます。
評者は詩人会に所属し、賞を獲得された方もいますし
第一線で活躍できる詩人へと導いてくれるでしょう。


それでは今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

(齋藤)

No.1332 - 2024/08/11(Sun) 19:04:54

Re: 20,000名のご来場ありがとうございます / 万年 草
齋藤様、
ご回復、おめでとうございます。
そして、来場数2000名突破、
重ねてお祝い申し上げます。

これからも、
未熟ながら、参加を続けさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

No.1335 - 2024/08/12(Mon) 12:58:16
迷子 / 葵
生まれた時から死へ向かって
容赦なくカウントダウンが
始まっている

どう生きたい?
何を成し遂げたい?
夢を叶えるには?

数え上げたら切りがないほど
人生とは限りない選択肢の連続
と決断を要する

有限の生命と無限の夢の
中で私はどう生きたいのか
未だ迷っている

もう私に残された時間は
ないのにね…

No.1327 - 2024/08/10(Sat) 20:24:14

Re: 迷子 / 齋藤純二
夢を描けない(選択しきれない)、と
夢が追いかけられない。
夢を描き追いかけ達成するひともいれば、
まず夢が描ききれないというひともいるでしょう。
こちらの作品は後者の方ですね。
時間は刻々と過ぎてしまうし、迷子になっている、
という自覚に焦りも感じながら詩を綴っているのかな、
そんなふうに思いながら拝読していました。
きちんとその気持ちが伝わってくる表現が上手な作品ですね。

うーん、こちらの作品ではどうやら人生の選択肢はあるようなので、
年齢にこだわらずに目を瞑り指した方向へ進まれても、
新しい発見や楽しみに出会うかもしれませんよ。
夢は叶えるためだけにあるような気もしませんし、
追いかける過程を楽しむものなんじゃないかな、と。
逆に徹底して迷子を極めたら、
「なんでもいいじゃん、こっちへ行こう」なんて
なるかもしれませんね。

と、いうことで「詩」がお勧めです。
(どういうこと!? そういうこと!!)

No.1328 - 2024/08/10(Sat) 21:08:19

Re: 迷子 / 秋冬
迷うことは苦しいけれど
迷うことは楽しくもある

決めるまでが尊い時間だと思います

僕にもそれほど多くの時間が残っていませんが
いまだに迷うことばかりです

共感できる良い詩をありがとうございました

No.1329 - 2024/08/11(Sun) 09:48:19

Re: 迷子 / 葵
齋藤純二さま

はじめまして
感想及び的確な
アドバイスをいただき
本当にありがとうございました

おかげさまで
自分の人生の中で
「楽しむ」という要素が
欠けているということに
改めて気付かされた次第です

猛暑故、お身体ご自愛下さい
ませ

本当にありがとうございました

No.1330 - 2024/08/11(Sun) 11:48:50

Re: 迷子 / 葵
秋冬さま

はじめまして
私の拙い作品の感想を
頂戴し本当にありがとう
ございました

迷うことは楽しくもある

そういう考え方もあるのですね

私のこれからの人生の
キーワードはどうやら
「楽しむ」ということ
みたいです

暑さ厳しい故お身体大切に
なさって下さいませ

本当にありがとうございました

No.1331 - 2024/08/11(Sun) 12:00:57
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