地獄の番犬が集う階段へ 登っていくと そこには狂気があった しばらくすると混乱が 辺りを取り囲む視線の先に そこで見た景色はあまりにも 現実とかけ離れていた 取り囲まれた僕は 意識を失い一晩中彷徨っていた 正気を取り戻すと既に何もかもを捨てていた どれぐらい時間がたっただろうか? 魔女が現れこう言った 「貴方に似合う帽子は何かしら?」 その後契約書にサインをしてこう言った 「僕はどんな事にも従いません」 しばらくすると意識を失い 僕は似合いの帽子を被せられた 「これで大丈夫」 起き上がるとそこで見た景色は昔と変わっていた これからどう転ぶかは風に聞いて 風が知ってるからと もう戻れない夏の日だった そしてそれは十年前の約束だった 奴は付け加えてこう言った「お前に降りかかって来るものは全て幻さ」
|
No.1765 - 2024/12/09(Mon) 19:45:24
| ☆ Re: changes / 荻座利守 | | | はじめに出てくる狂気とは何のメタファーでしょう。捨て去った価値観でしょうか。 中盤の、正気に戻って被せられた帽子は何を表しているのでしょう。また、末尾の「お前に降りかかって来るものは全て幻さ」という言葉はどういう意味でしょう。 どこか仏教の無常観を思わせる終わり方ですね。 そこが印象深い作品だと感じました。
|
No.1766 - 2024/12/09(Mon) 22:20:32 |
|