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彼氏 / 黒髪セーラー服
片思い中楽しそうだったね。初々しくて可愛かった。
まだ付き合ってないときのデートも何話したらいいの?
って言ってたよね。
言葉とは裏腹に楽しそうだったね。

すぐ付き合ったよね。
良かったね、って言った。
夜、電話とかしちゃってさ。
惚気聞かされたよね。
楽しそうだったね。
それで言われたの。
彼氏つくんなよ、って。

でも
あなた、一ヶ月弱で別れたでしょう。

No.2673 - 2025/10/13(Mon) 05:17:18

Re: 彼氏 / 荻座利守
恋愛には自分の理想や夢を相手に投影する側面もあるようですね。
でもその投影は、恋愛関係が進むにつれて解消されるのが一般的だそうです。そうして、相手への幻滅が生じて、別れてしまうのでしょう。
その投影が大きければ大きいほど、幻滅するのも早いようです。
それは、相手を「人」として見ていない、ということでもあるのかもしれません。

No.2676 - 2025/10/13(Mon) 16:08:37
銀のスプーン / ゆづは
排水溝の汚れたネットに絡まって
辛うじて生きていた

時間に忘れ去られたような
この場所で 静寂に埋もれ  
このまま 錆つき 
少しずつ溶けてゆく日々を
ただ待つしかなかった
手を差し伸べられるまでは

その指先が届いたとき
私はあなたの手のひらで
息を吹き返した
海底から掬われた沙のように

あなたの温もりが 
身体中に染み込んでゆく──
握りしめた手を
もう離さないでと願った

そうして 輝きを取り戻せたなら
今度は、私が
あなたに幸せを運ぶから

No.2670 - 2025/10/11(Sat) 14:54:22

Re: 銀のスプーン / 荻座利守
大切な人に救われた体験を描いた詩ですね。
冒頭の「排水溝の汚れたネットに絡まって/辛うじて生きていた」というところが、独特でありながらも、実感のこもった感じの表現でいいと思いました。
苦しいとき、誰かに手を差し伸べられるということは、自分は見捨てられてはいなかった、と感じることでもあるのでしょう。
それは自分という存在や、自分の人生への認識が転換するということでもあるのだと思います。
その転換があるからこそ、「今度は、私が/あなたに幸せを運ぶから」という、能動的な姿勢へと移れるのでしょうね。

No.2671 - 2025/10/12(Sun) 12:45:12

Re: 銀のスプーン / ゆづは
萩座利守さま
 
こんにちは。いつも丁寧なご感想を、ありがとうございます。
詩に描いたことは、理想的な形ですが、実際にはなかなかその通りにはいかないことも多いですよね。でも、そうした理想を描くことで、少しでも希望を感じてもらえたら嬉しいです。共感していただけて、詩の意図が伝わった気がいたします。

No.2672 - 2025/10/12(Sun) 14:14:57
合奏 / 異邦人
   
  荻座利守様

     荻座さんのいつものやさしさが身に染みます。

No.2669 - 2025/10/11(Sat) 11:41:58
合奏 / 異邦人
  山の学校の音楽教室からピアノの音が聞こえてきた
  用務員が校庭のポプラの木を見上げている
  青い空に白い飛行船が見えた
  オレンジに緑の列車が海岸線を走っていた
  教室のすみにシンバルをかまえ
  タクトの合図を待っている生徒がいる
  中庭に植えかえた秋色アジサイが手をひろげていた
  

No.2666 - 2025/10/11(Sat) 00:58:28

Re: 合奏 / 荻座利守
発表会の練習を背景とした作品でしょうか。
ポプラの木の向こう側、青い空に浮かぶ白い飛行船。
手をひろげた秋色アジサイのアンティークカラー。
それらの表現が、この詩の情景の美しさを際立たせています。
「オレンジに緑の列車が海岸線を走っていた」は、「海岸線を走る列車のオレンジと緑が/ピアノの声を映していた」でもいいかもしれません(ちょっと凝り過ぎかな?)。
でも、そのままでも充分情緒豊かです。
とても美しい詩だと感じました。

No.2668 - 2025/10/11(Sat) 10:41:50
時雨 / 異邦人
 秋雨がトタン屋根を叩いている
 屋根のひさしをかぶった猫が足を揃えて鳴いていた
 庭木が枝をたたんで背を伸ばしている
 水たまりの波紋が消えた
 虹が空に大きく弧をかいて現れた
 岬の先に 花一輪
 湿った風が吹いていた
 車の腹を見せた川がある
 灯籠ひとつ すぎてゆく
 蛍のように流れていた
 

No.2665 - 2025/10/11(Sat) 00:28:35

Re: 時雨 / 荻座利守
時雨のどこか寂しい情景を描いた作品ですね。
「屋根のひさしをかぶった猫が足を揃えて鳴いていた」というところが、その寂しさをよく表しているように感じました。
また、雨がやんだことを「水たまりの波紋が消えた」と表現しているところもいいですね。
そして、「岬の先に 花一輪」とは、大きく弧を描いた虹のことでしょうか。
さらに最後の、「灯籠ひとつ すぎてゆく/蛍のように流れていた」という表現が、忘れられた蛍の魂のように思えて、とても美しいです。末尾の締めにふさわしい表現ですね。

No.2667 - 2025/10/11(Sat) 10:25:16
「ときめき」 / 万年 草
いつも心を
ときめかせ
大きな夢を
追いかけよう
きらめく星が
応援してる

いつか叶うと
信じていれば
いつでも心は
豊かになるよ

どんな時でも
ときめくほうへ
心動かし
生きてゆこう


胸に抱いた
ときめきを
いつも絶やさず
歩いてゆこう
輝く太陽
背中を押すよ

心に決めた
大きな夢を
いつか叶える
その日のために

いつも気持ちを
ときめかせ
明るく笑って
生きてゆこう

No.2659 - 2025/10/09(Thu) 15:32:59

Re: 「ときめき」 / 齋藤純二
拝読していまして
やなせたかしさんの歌であるように
手のひらを太陽にかざしてみたくなりました。
太陽からエネルギーをもらえるような仕上がりですね!

No.2662 - 2025/10/10(Fri) 00:31:41

Re: 「ときめき」 / 万年 草
齋藤様、
ご感想ありがとうございます。
明るく前向きな気持ちを表現してみました。
明るくなっていてだけて、とても光栄です。

No.2664 - 2025/10/10(Fri) 14:24:41
月魄 / ゆづは
漆黒の闇が裂け
赤い血の滲む満月の下
今宵、宴が始まりを告
げる

呪われた旋律が背中を這い 
不協和音が魄を震わせる
腐葉土の香り
湿った大地の息遣い
影絵のように絡み合う者たち
足音も立てず 舞い踊る

ジャック・オー・ランタン
揺れる妖しき炎の瞳
幻惑の森へと引き寄せる

辿り着くは 深淵の泉
水面に映るは 
朽ち果てた己の顔か
それとも 仮面を被った亡霊か

ざわめく木々の囁きが
記憶の糸をひとつずつ解き放ち
過去の迷路へと誘い込む

やがて 遠く響き渡る鐘の音
音楽は消え 月は砕け
虚空に広がるのは
冷たい静寂 終焉の気配

No.2658 - 2025/10/09(Thu) 10:14:02

Re: 月魄 / 齋藤純二
終焉前の月が催す過去の迷路に入り込む森の宴、
己の呪われるほどの悪行に対する征伐が始まるようで、
怪しげな月明かりの下、もう逃れられない怖さが伝わってきます。
森が様々な静けさの中で表情を出す流れが、
語り部の声として聞こえてくるという作品となり成功していると思います。

作品にある「己」の背景(どんなひと?)がわかる一言があると
読者はなお物語に入り込むことができると思います。

しかし、ゆずはさんは初心者ではないですね。
本家のMY DEARで佳作以上を取るまでは、
こちらの初心者向けのご投稿ももちろんオッケーですよ。
ちなみに詩を書き始めたばかりだから初心者というわけでなく、
MY DEARで評を担当されている水無川さんの場合、
初めて詩を書き投稿された作品が
すでに評者レベルということもありますので、
力量のある方は初心者ではないですね。
ゆずはさんもそっち寄りだと思います。
どちらにせよ、楽しんで詩をお書き下さいね!

No.2661 - 2025/10/10(Fri) 00:10:20

Re: 月魄 / ゆづは
齋藤純二さま

お忙しい中、丁寧にご感想をいただき、ありがとうございます。
作品の雰囲気や流れに触れていただけたこと、とても嬉しく思います。「己」の背景についてのアドバイスも、ありがとうございます。今後の詩作では、その点を意識してみようと思います。また、嬉しいお言葉も頂き、大変光栄です。 
これからも、楽しんで詩を書いてゆきたいと思います。

No.2663 - 2025/10/10(Fri) 02:01:05
未収録 / 黒髪セーラー服

海風が張り付いた電柱が指さす
海と陸の堺の灰色の砂浜
そこに薄く佇む歳を召した流木
静かに呼吸する海
すぐ先の海の中
水面が反射して見えない

海の先の地平線
それより少し横の
うっすら見える
緑色の島
陸の延長線にある
夜に光放つ背が高い灯台
ここから見える小さい海の呼吸
映画なら使えない
私の髪をなびかせた風は
全て覚えてるだろうけど
私はきっと、思い出しもしなくなるから

No.2654 - 2025/10/09(Thu) 04:56:18

Re: 未収録 / 荻座利守
砂浜や海の表現が美しいですね。特に「薄く佇む歳を召した流木」「静かに呼吸する海」という表現が秀逸だと感じました。
「映画なら使えない」のは、あまりにも何でもない風景だからでしょうか。
その「何でもない」景色の中に美しさを見いだして(あるいは発掘して)それを表現するのが、詩の力なのかもしれません。
そして、「私」が思い出しもしなくなっても、詩は残るということも。

No.2657 - 2025/10/09(Thu) 07:26:19
焚き火 / 黒髪セーラー服

煙が上がる。煙が流れる。
火を囲んで、非を囲む。
探す、犯人探し。
貴方、知ってる。
大丈夫、言わなくても。
大丈夫、泣く暇ないから。
大丈夫、探すから。
ひと夏が連れてきた、大人でしょ。
あの弱い大人、いつものとこにいるから。
大丈夫、夏が去れば。

No.2653 - 2025/10/09(Thu) 04:52:48

Re: 焚き火 / 荻座利守
冒頭の「煙」とは、負の感情を伴った言説のようなものを表しているのでしょうか。
どんな集団や社会にも、犯人探しということはあるようですね。人は他者を裁くことに快感を覚えるものなのかもしれません。
ひと夏が連れてきた大人、弱い大人というのが、具体的に何を指しているのか分かりませんが、ここは読む人によって様々な解釈ができるのでしょう。
末尾の「大丈夫」という言葉が、世の中は非難する人ばかりではない、という希望をうかがわせます。

No.2656 - 2025/10/09(Thu) 07:18:16
今日は草臥れた / 積 緋露雪
何だかな、
今日はとっても草臥れた。
何にも考へたくもないのだが、
つらつらと草臥れた頭蓋内の闇には
例へば落として割れた鏡の欠片に
それぞれ違った顔付きのおれが映ってゐるやうな
意味不明な表象がぶつ切りに浮かんでくる。
それをいちいち追ふ力もなく、
草臥れちまったおれは
唯、眠る時のそれを待ち望んでゐる。

しかし、草臥れちまったおれは、
さう簡単には眠れずに、
往生する筈なのだ。
草臥れちまった時程に、
おれの自意識は爛爛と覚醒しはじめ、
その好奇心溢れる自意識はその頭をむくりと擡げては、
おれの頭蓋内の闇を攪拌す。

だからといって何ものかが見つかる筈もないのだが、
眠れぬ自意識はおれの臀部に噛み付き、
へっへっへっ、と憎たらしい嗤ひを浮かべる筈なのだ。

再び割れた鏡の表象が表れ
それらの欠片全てににたりと嗤ふおれの顔が映ってゐて、
何だかな、
今日はとっても草臥れた。

No.2650 - 2025/10/07(Tue) 22:29:47

Re: 今日は草臥れた / 齋藤純二
ひとに気を使う自分、感情を抑える自分、
和を重んじようとする自分、曲げてしまう自分、
背伸びしようとする自分、なんとか頑張ろうとする自分、
社会的な一日の自分、草臥れてしまいますよね。
それぞれの自分が破れた鏡に表情を変えて映っている、
という表現が感情を具現化しているようで場面がとても伝わってきます。
疲れているのにいろいろ考えてしまい眠れない、
ああ、これじゃ疲れが取れない明日が辛くなる〜
そんなことありますね。ひつじを数えるしかないのかな……

No.2652 - 2025/10/08(Wed) 07:41:41
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